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情報番号:012998  【更新日:2012.04.10

ホームネットワークを楽しむ<「RZプレーヤー」搭載モデル>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows(R)7
カテゴリ ネットワーク、有線LAN、無線LAN、CD/DVD/ブルーレイディスク、音楽を聴く、DVD/ブルーレイディスクを見る、写真/映像、写真/映像を見る、テレビ、視聴する方法

回答・対処方法

はじめに

「RZ(アールゼット)プレーヤー」を使うと、家庭内のネットワークに接続しているレグザ*1、レグザブルーレイ*1や本製品以外のパソコンなどから、それぞれ録画・保存している映像、音楽、画像などのコンテンツを受信して、本製品で楽しむことができます。
「RZプレーヤー」を使用するには、対応した機器を用意し、ホームネットワークで接続して、設定を行なう必要があります。

ここでは、ホームネットワークを設定する方法について説明します。

  • ホームネットワークとは?
    ルーターなどを使い、家庭内でLAN(Local Area Network)機器のある機器を接続したネットワークのことです。
    ホームネットワークにパソコンやブルーレイディスクレコーダー、テレビを接続すると、接続した機器に保存されている映像、画像、音楽コンテンツを楽しむことができます。

※「RZプレーヤー」については、[012999:「RZプレーヤー」について]を参照してください。

*1 専用アプリケーション対応のレグザ、レグザブルーレイ。詳しくは[レグザ]http://www.toshiba.co.jp/regza、[レグザブルーレイ]http://www.toshiba.co.jp/regza/bd_dvdをご覧ください。

ホームネットワークの準備

「RZプレーヤー」で外部機器のコンテンツを視聴するためには、次の機器でホームネットワークの環境を構築することをおすすめします。

外部機器

  • ブルーレイディスクレコーダー
    録画した番組などの映像を楽しむことができます。

  • パソコン
    ネットワークに接続している、他のパソコンのビデオ、音楽、画像ファイルを視聴できます。

<「RZプレーヤー」に対応する外部機器について>

  • 外部機器がDLNAに対応している場合のみ、「RZプレーヤー」はその外部機器のコンテンツを視聴することができます。
  • 外部機器がDTCP-IPに対応している場合のみ、「RZプレーヤー」はその外部機器で録画したデジタル放送のコンテンツを視聴することができます。
    ネットdeサーバーHD機器搭載の当社製レコーダーが対応しています。
  • パソコンに、DLNAの「Digital Media Server (DMS)」に対応しているアプリケーションがインストールされている場合のみ、「RZプレーヤー」はそのパソコンで保存しているファイルを視聴することができます。
    「Windows Media Player」などが対応しています。

<DLNAについて>

  • DLNA(Digital Living Network Alliance)は、ホームネットワークを使用して、パソコンやオーディオ&ビジュアル機器などをつなぎ、コンテンツを相互利用するための仕様を決める業界団体のことです。
    DLNAは、蓄積したファイルを別々の機器に伝送する「Digital Media Server (DMS)」と、DMSが提供するファイルを選択して再生する「Digital Media Player (DMP)」の仕様を決めています。
    「RZプレーヤー」は、パソコン上で動作するDMPであり、DMSに保存されているコンテンツを、ホームネットワークを経由して視聴できます。
  • コンテンツによっては。「RZプレーヤー」とDLNA CERTIFIED(TM)製品の互換性がない可能性があります。
  • コンテンツの種類やコンテンツが保存されているDMSの性能などによって、「RZプレーヤー」でコンテンツの早送りや巻き戻し、スキップなどの操作ができないことがあります。

<DTCP-IPについて>

  • DTCP-IPとは、デジタル放送など、著作権が保護されているコンテンツを、ホームネットワークを使って伝送するための技術規格です。
    コンテンツを送信する機器と受信する機器、両方DTCP-IPに対応している必要があります。
    「RZプレーヤー」はDTCP-IPに対応しています。

ネットワーク

  • ネットワーク用の中継機器
    ネットワーク用の中継機器は、複数の機器でネットワークを構築するとき、通信を中継するための装置です。
    「RZプレーヤー」は次の機器に対応しています。
    ・有線LANルーターなど:Fast Ethernet(100BASE-TX)以上
    ・ルーター機能付き無線LANアクセスポイントなど:IEEE802.11n、IEEE802.11gまたはIEEE802.11aに対応

<ホームネットワークとインターネット接続について>
パソコンなどの機器は、ADSLモデムなどのインターネットに接続するための機器と接続することで、インターネットに接続することができますが、ルーターをインターネットに接続するための機器に接続すると、パソコンだけではなく、ホームネットワーク上のすべての機器でインターネットに接続できます。
ルーターの中には、ブロードバンドルーターなどインターネットに接続するための機器が搭載されているものもあります。
インターネットの接続については、プロバイダーに確認してください。

<メモ>

  • ルーターと外部機器の接続・設定方法については、それぞれに付属の説明書を確認してください。
  • 無線LANを使ってデータの送受信を行なう場合、電波状況によってはデータがうまく再生されない場合があります。特に、デジタル放送のコンテンツを再生するとき、ネットワークの速度によっては、映像が乱れたり、再生できないことがあります。
    有線LANを使用する場合でも、ネットワーク上のトラフィックが混雑している状態で使用すると同様の現象が発生します。
  • 本製品が無線LANでネットワークに接続している場合、録画したデジタル放送の番組など著作権保護されたコンテンツを再生するときは、WEP、WPA、WPA2などのセキュリティ機能を設定している必要があります。
  • 「RZプレーヤー」の一部の機能は、インターネットの接続が必要です。
    本製品のLANコネクタは1つしかないため、インターネットに接続するための機器と外部機器を同時にホームネットワークで接続する場合は、ルーターが必要です。

ホームネットワークの設定

ルーターや外部機器を準備したら、ネットワークに接続し、それぞれの機器を設定します。
ネットワークの接続と機器の設定が終了したら、「RZプレーヤー」を使用するためにファイアウォールの設定や外部機器でコンテンツの公開を行ないます。

ネットワークの接続

<対応する外部機器について>

ルーターを使って、それぞれの機器をネットワークに接続します。
ルーターや機器の種類によって、接続方法が異なります。接続方法は、以下のリンクを参照してください。
ルーターと外部機器の接続方法については、それぞれに付属の説明書を確認してください。

<ネットワークに接続した機器の設定>

ルーターに機器を接続したあと、データの送受信ができるように、各機器はネットワークの設定を行なう必要があります。
外部機器のネットワークの設定方法については、それぞれに付属の説明書を確認してください。

ホームネットワークを使用するためには

本製品の初期設定では、Windows 7のファイアウォール機能があらかじめ設定され、外部からの侵入を防いでいます。外部機器からの送信データも防いでしまう場合がありますので、その際は、外部機器からの送信データを受信できるように、Windowsのファイアウォールの設定を変更してください。設定方法については、以下のリンクを参照してください。
[010233:Windowsファイアウォールの設定をプログラムごとに有効/無効にする方法<Windows(R)7>]
[010234:Windowsファイアウォールの許可リストにプログラムを追加/削除する方法<Windows(R)7>]

「ファイアウォール」の設定を行なったあと、外部機器のコンテンツの公開を設定します。

<コンテンツの公開>

外部機器は、ネットワークに接続している、ほかの機器にコンテンツを送信する場合、設定が必要になります。

ブルーレイディスクレコーダーの場合、録画したコンテンツを公開する設定を設定画面で行なってください。
パソコンの場合、インストールされているアプリケーションごとにファイルを公開する設定を行なってください。
どちらの場合も、設定する前に「RZプレーヤー」を起動して、外部機器が本製品の「RZプレーヤー」にコンテンツの公開を設定できるようにしてください。

外部機器によるコンテンツの公開の設定方法は、外部機器に付属の説明書または外部機器にインストールされているアプリケーションのヘルプを確認してください。

関連情報

「RZプレーヤー」の操作方法は、以下のリンクを参照してください。

以上