情報番号:017779 【更新日:2018.03.07】
“お使いのWindows用ドライバの期限が切れました”などのメッセージで不安をあおり、無料ドライバアップデートの入手を仕向ける偽警告画面にご注意ください
対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種 |
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対象OS |
Windows 10,Windows 8.1,Windows(R)8,Windows(R)7 |
カテゴリ |
Windowsのトラブル、使用中のトラブル、インターネット、インターネットのトラブル、ウイルス情報、ウイルス予防/対策、セキュリティ情報、セキュリティ予防/対策 |
回答・対処方法
内容と対応
インターネットを閲覧していたら、突然“お使いのWindows用ドライバの期限が切れました”などのメッセージが表示され、無料ドライバアップデートの入手をすすめる警告画面が表示された場合の対処方法について説明します。
(図1)
この警告画面は、偽警告の可能性があります。画面上の[無料ドライバアップデートを入手](ドライバーのダウンロードをすすめる)ボタンをクリックしないでください。ボタンをクリックすると、個人情報の漏えい、不正プログラムがインストールされてしまう危険性があります。
偽警告画面のメッセージ例
- 注意!
- Webページからのメッセージ
- ハッキングの試みがあなたのWindows PC上で検出されました。
- Microsoftはお使いのWindows PCに過去25分間の間にいくつかのハッキングの試みがあった形跡を検出しました。ファイアウォールは、古いWindowsドライバによる危険にさらされています。直ちにそれを更新する必要があります。
- お使いのWindows用ドライバは、X月X,2016の、期限が切れました。
- Microsoftは、あなたの重要なWindowsドライバの期限が今日切れたのを検出しました。ファイルを完全削除、またはWindowsを破損から防止するため、それらを直ちに更新してください。
- 直ちにあなたのドライバを更新しない場合、お使いのコンピューターをオフにした後にそれを使用することはできません。
- コンピュータを最新に維持するためには、Microsoftによって認定された最新のドライバを以下から入手して下さい。
- 無料ドライバアップデートを入手
など
対処方法
インターネットを閲覧していたブラウザー(偽警告画面)の[×]ボタンをクリックして終了してください。
[×]ボタンをクリックしてもメッセージが繰り返し表示されたり、[×]ボタンをクリックしても終了できない場合は、「タスクマネージャー」を起動し、タスクを終了してください。
※以下操作は、Windows 10で「Microsoft Edge」を使用している例です。その他のOS、ブラウザーを使用している場合も同様の操作を行なうことができます。
- タスクバーの何も表示されていない部分をマウスの右ボタンでクリックします。
(図2)
- 表示されるメニューの[タスクマネージャ(K)]をクリックします。
(図3)
- 「タスクマネージャー」が起動します。終了したいブラウザー名([Microsoft Edge])をクリックし、[タスクの終了(E)]ボタンをクリックします。
(図4)
※“このプログラムは応答していません”メッセージ画面が表示される場合は、[すぐに終了(E)]ボタンをクリックしてください。
- 右上の[×]ボタンをクリックして「タスクマネージャー」を終了します。
- PCを再起動します。
- 再起動後、使用していたブラウザーを起動し、偽警告画面が表示されないことを確認してください。
※「Internet Explorer」は起動時に、セッションの復元をうながす“前回のブラウズセッションは予期せずに終了しました。”メッセージが表示される場合があります。[セッションの復元(R)]ボタンをクリックしないでください。クリックすると再度偽警告画面が表示されてしまいます。
操作は以上です。
お使いのPCにウイルス/セキュリティソフトがインストールされている場合は、念のためチェックを行なうことをおすすめします。
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対策と予防
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以上