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ミッション なぜ原材料の再利用が必要なのか?
■資源枯渇の防止のために
  1973年、79年の二度にわたるオイルショックが、私たちに残した大きな教訓。それは地球上のあらゆる資源は有限であり、消費し続ければ、いずれ枯渇するということです。プラスチック製品のほとんどは石油からつくられます。廃棄プラスチックのリサイクル推進は、石油資源の枯渇防止に直結する重要な施策です。

■再度、材料として利用
  廃棄プラスチックなどのリサイクルには、樹脂として再利用する「マテリアルリサイクル」、化学原料による「ケミカルリサイクル」、 燃料にする「サーマルリサイクル」という方法があります。プラスチック製品としてのライフサイクルがもっとも 長くなるのは、言うまでもなく樹脂としての再利用です。これによって資源枯渇を防ぐばかりでなく、焼却や埋め立てに 比べて環境への負荷を低減できます。

コミットメント 東芝PCのコミットメント
■PC筐体の「マテリアルリサイクル」の推進
  東芝は「マテリアルリサイクル」の分野で一歩先を行く「クローズドマテリアルリサイクルシステム」をPC業界で初めて確立しました。 これは、使用済みの筐体プラスチックや製造工程で発生した成型屑を有効利用し、再びPC筐体を製造するというもの、 マグネシウム合金を使った筐体のリサイクルと並んで、時代の最先端を走ります。目標は、PCとして何度も生まれ変わり、お客様に いつまでも愛され続けることです。

 
Ex.プラスチックのマテリアルリサイクル
廃棄プラスチックを再利用するマテリアルリサイクルは、暮らしに溶け込みつつあります。東芝PCでは、たとえばPCカード用ダミーカバーなどの部品に再生プラスチックを利用し、 積極的にマテリアルリサイクルの拡大を図っています。また、最近ではハンガーや植木鉢、傘などの家庭用品や、ボールペンなどの事務用品にも再生プラスチックが利用されるようになりました。2001年4月から施行された「グリーン購入法」では、国等によるこうしたリサイクル製品の購入が義務付けられるなど、大きな時代の潮流となっています。
再生材を採用したPCの内部部品
再生材を採用したPCの内部部品

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コミットメント 1
■業界初、PC筐体の「クローズドマテリアルリサイクルシステム」を確立
 
「クローズドマテリアルリサイクル」が難しいのは、筐体として利用する再生材の強度や品質が、新しいプラスチックと同等レベルになるようにしなければいけないからです。
このために
1.廃棄プラスチック筐体に塗装やメッキ、ラベル、テープなどの異物を全く残さずに再生材にすること。
2.プラスチック自体の経時変化による物性劣化(品質が落ちてしまう)を解消すること。
が求められます。
↓
 
クローズドマテリアルリサイクル
東芝では、材料メーカーとの共同研究により、劣化したプラスチックを新しいプラスチック材料と同等の物性まで復元する「調質・調色」技術 を確立。クローズドマテリアルリサイクルで、PC筐体を繰り返し製造することを可能にしました。また、塗装やメッキの剥離技術、剥離せずにそのまま筐体と一緒に溶かせる塗料やラベル、分解時にきれいに剥がせる両面テープなどの開発も進めています。 調質・調色したプラスチック破片 PC筐体に再利用
(調質・調色した
プラスチック破片)
(PC筐体に再利用)   

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コミットメント 2
■「マグネシウム合金筐体」の採用によるマテリアルリサイクルの推進
 
極限までスリムな筐体を作ろうとすると、プラスチックでは限界があります。剛性を持たせようとすると、 どうしても肉厚になるからです。その点、マグネシウム合金はプラスチック並に軽く、しかも剛性があります。 金属ですから、もちろんマテリアルリサイクルが可能です。
↓
 
マグネシウム合金筐体
東芝は1996年発売の「Libretto」シリーズで採用、また1998年には、 「DynaBook SS」シリーズで、わずか0.7mm厚のマグネシウム合金筐体を実現しました。マグネシウム合金は PC筐体に利用されるプラスチック材料とほぼ同等の比重で非常に軽い上に、金属ならではの剛性を発揮することにより、 極薄の筐体が実現可能な上、金属として再加工が可能です。マテリアルリサイクルは、もちろんクローズドマテリアル リサイクルにも適した材料と言うことができます。しかし、高度なダイキャスト技術やさまざまな二次加工を必要とするため、 製造コスト面ではプラスチック並みというわけにはいきません。当面は、スリムな筐体をコンセプトにしたPC製品に展開していきます。 PCイメージ

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コミットメント 3
■材料分別を容易にする「プラスチック部品への材料表示」の実施
プラスチックは、熱や圧力をかけることによって任意のかたちに加工・成型できる高分子物質の総称です。 強くて軽い性質を持つプラスチックが次々に開発され、PC筐体にも幅広く利用されています。 ところが廃棄物としては、なかなか扱いにくい素材です。
たとえば、
●見ただけではプラスチックの種類が特定できないため、廃棄分解時の分別がむずかしい。
●種類の違うプラスチックは処理方法が異なり、一緒にした場合リサイクルがしにくい。
などの問題が起こります。
↓
 
プラスチック部品への材料表示と材料データベースの構築
こうした問題について早くから予見し、東芝PCは、筐体を構成するプラスチック部品への材料表示を1994年6月から実施してきました。また、1987年5月までさかのぼり、国内販売した機種すべてのプラスチック材料データベースを構築しています。
[対象となる商品]
■ノートPCの筐体は、ベースやカバーなど4つの大物成型品で構成されています。それぞれの裏側に、 プラスチックの種類や企画など必要な情報を、標準化された書式で記載しています。
■現在は、質量が25グラム以上、面積が200平方ミリ以上のプラスチック商品に関しては、すべて材料表示を実施しています。
■これらのプラスチック材料データベースを構築しています。
プラスチック部品への材料表示
   

 
●PC筺体の「クローズドマテリアルリサイクル」の確立 ●「マグネシウム合金筺体」の採用
●「プラスチック部品への材料表示」の実施  
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●PC筺体の「クローズドマテリアルリサイクル」の確立 ●「マグネシウム合金筺体」の採用 ●「プラスチック部品への材料表示」の実施