当社は、高いグラフィック処理性能と演算処理性能を実現した企業向けモバイル・ワークステーション「dynabook Satellite WS754」を商品化し、2013年9月下旬から発売します。新商品は、建築設計やCG制作など大きな負荷がかかる専門アプリもスムーズに操作できます^注1。また、ノートPCと同じ筺体を採用したことで省スペース化を実現したほか、会議室や客先に持ち運んで使用できるなど、使い勝手も快適です。

新商品は、最新グラフィックプロセッサー「NVIDIA^® Quadro^® K2100M」と、4つのコアで効率的なデータ処理を実行する「第4世代 インテル^® Core™ i7-4800MQプロセッサー」を搭載し、高速で快適な操作を実現しました。当社独自のBIOS技術と省電力技術により、高いグラフィック処理性能と演算処理性能を引き出しているほか、モバイルユースとして重要なバッテリー駆動時でも快適に使用できます^注1。また、高密度実装化技術により基板を小さくすることで、吸気口と排気口の十分なスペースを確保し、高い冷却性能を実現しています。

外部出力では、市販のHDMIケーブル^注2での4K2K出力に対応し、4K対応テレビに高画質のまま3D CG^注3などの鮮明な画像を表示できます。4K対応テレビを大型モニタとして使用することで、大人数での会議や客先へのプレゼンテーションも効果的に行えます。液晶には15.6型フルHD液晶（1,920×1,080ドット）を採用し、同じ15.6型のHD液晶（1,366×768ドット）と比べ約1.4倍高い画素密度^注4を実現したことで、画像や小さな文字を高精細に表示できます。さらに、HD液晶に比べ約2倍の表示領域により、より多くの情報を一覧できます。

新商品はノートPCと同じ筺体の採用により、ワークステーションならではの性能を維持したまま持ち運ぶことができるので、さまざまな業種で幅広い使い方が可能です。例えば、建設業や製造業、アニメーション制作会社などでは、作成した3D CG^注3を現場や客先で説明しながら確認・変更できます。教育分野では、研究室や専門学校でシミュレーションや解析を行う際などに、教室から持ち出してすぐに仲間同士で結果を議論できます。また、多くのデータの中から必要な情報を素早く表示できるほか、複数アプリの同時使用もスムーズに行えるなど、さまざまな場面で効率的に情報を活用できます。

当社は、今後も多様化するユーザーニーズに対応し、用途に合わせたより使いやすい機能を実現する商品を展開していきます。

注１

アプリケーションによっては、処理速度が遅くなる場合があります。

注２

出力には、ハイスピードHDMIケーブルが必要となります。

注３

3次元の描画を2次元の平面上に変換したもの。

注４

1インチあたりの画素数（ppi）。

• ＊NVIDIA、NVIDIA Quadroは米国NVIDIA Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
• ＊Intel、インテル、Intelロゴ、Intel Coreは、インテルコーポレーションの商標または登録商標です。

新商品概要

◆発売時期

2013年9月下旬

◆機種／本体標準価格

最新の専用グラフィックプロセッサー搭載により、大きな負荷がかかる専門的なアプリケーションも快適に操作できる^注5
15.6型モバイル・ワークステーション
「dynabook Satellite WS754」／価格未定

※

本体標準価格や詳細仕様は、2013年9月に当社のPC総合情報サイト「dynabook.com」内の企業向け情報https://dynabook.com/pc/business/index_j.htmに掲載予定です。

注５

アプリケーションによっては、処理速度が遅くなる場合があります。

◆dynabook Satellite WS754 製品カタログページ

URL： https://dynabook.com/pc/catalog/satellit/130724ws754/

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