情報番号:003028 【更新日:2004.11.05】
パーティションサイズを指定して標準システムを復元する方法<ハードディスクリカバリ機種限定(その1)>
対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種 |
|
対象OS |
Windows(R)XP, Windows(R)XP TabletPC Edition |
カテゴリ |
Windowsの操作/設定、リカバリー、パソコンを購入時の状態に戻す |
回答・対処方法
はじめに
本製品は、ハードディスクに再セットアップ用のデータ領域(HDDリカバリ領域)が確保されています。よって、CD-ROMまたはDVD-ROMを使用することなくシステムの復元を行なうことができます。
ここでは、パーティションサイズを指定して標準システムを復元する方法について説明します。
パーティションサイズを指定してシステムを復元した場合は、[マイコンピュータ]のCドライブ(ハードディスク)のパーティションのサイズを変更して、Cドライブを購入時の状態にします。作成したデータや設定した項目、インストールしたアプリケーションなどは、すべて消失します。再セットアップ終了後は、Cドライブだけ表示されます。管理ツールで設定すると、C以外のパーティションもドライブとして表示できます。
再セットアップについては、取扱説明書にも記載されております。機種によって記載されている取扱説明書が異なります。
- 「困ったときは」の「再セットアップ」
- 「セットアップガイド」の「買ったときの状態に戻すには-リカバリ-」
- 「取扱説明書」の「再セットアップ」
<再セットアップをする前に>
■データのバックアップをとる
標準システムの復元(再セットアップ)を行なうとハードディスク内に保存されていたデータは、すべて消えてしまいます。パーティションサイズを指定して復元を行なっても同様です。
ご購入後に作成したファイルなど、必要なデータは、あらかじめ外部記憶メディアにバックアップをとって保存してください。また、インターネットやハードウェアなどの設定は、すべてご購入時の状態に戻ります。システムの復元後も現在と同じ設定でパソコンを使いたい場合は、現在の設定を控えておいてください。
バックアップは、普段から定期的に行なっておくことを推奨します。
※バックアップについては、取扱説明書をご参照ください。機種によって記載されている取扱説明書が異なります。
- 「困ったときは」の「バックアップ」(dynabook WX/3727CDSについては、「システム復元ガイド」もあわせてご参照ください。)
- 「セットアップガイド」の「大切なデータを失わないために-バックアップ-」
※メール(受信メール/送信メール/アドレス帳など)のバックアップにつきましては、本情報末尾の<関連情報>をご参照ください。
<はじめる前に>
【必要なもの】
・取扱説明書「困ったときは」、「さあ始めよう」、「応用にチャレンジ」、「セットアップガイド」、「活用ガイド」、「システム復元ガイド」
※機種によって同梱されている取扱説明書の種類が異なります。
【準備】
・必要なデータを保存(バックアップ)する。
システムを復元すると、ハードディスクの内容はすべて削除されます。必要なデータは、あらかじめバックアップをとって保存してください。
バックアップについては、取扱説明書をご参照ください。
※ハードディスクをフォーマットしたりシステムファイルを削除してしまい電源を入れてもシステムが起動しない場合は、データのバックアップ作業を行なうことができません。システムの復元を行なっても、ハードディスクに保存されていたデータは復元できません。
・周辺機器をすべてはずす。
外付けのフロッピーディスクドライブやマウス、増設したハードディスクドライブやメモリなど、周辺機器を取りはずしてください。周辺機器の取りはずしについては、取扱説明書をご参照ください。機種によって記載されている取扱説明書が異なります。
- 「応用にチャレンジ」の「周辺機器の接続」
- 「活用ガイド」の「周辺機器を使って機能を広げよう」
- 「取扱説明書」の「周辺機器の接続」
操作手順
- パソコンの電源を切ります。
- パソコン本体にACアダプタと電源コードを接続します。
- キーボードの[0](ゼロ)キーを押しながら、パソコンの電源を入れます。
※”Starting Windows 98...”と表示されましたら[0](ゼロ)キーから指を離します。 - 「初期インストールソフトウェアの復元」画面が表示されます。
キーボードの[3]キーを押して[[3]パーティションサイズを指定して復元]を選択します。
(図1)
- 「警告」画面が表示され、”ハードディスクの内容は、すべて削除されます!”メッセージが表示されましたらキーボードの[Y]キーを押します。
※処理を中止するには、[N]キーを押してください。
(図2)
- 「パーティションサイズの指定」画面が表示されます。
[←]または[→]キーを押してパーティションサイズを指定して、[Enter]キーを押します。
※ここではハードディスクに対するCドライブのサイズを1GB単位で指定することができます。(最小値:10GB)
※ハードディスクの容量は機種によって異なります。以下図は一例です。
※再セットアップ用のデータ領域(HDDリカバリ領域)が確保されているため、ハードディスクの100%を使用することはできません。
(図3)
- ”復元を開始します!”メッセージ画面が表示されます。
[Y]キーを押してください。
※処理を中止するには、[N]キーを押してください。
※以下図のパーティションサイズは、手順7で設定した容量が表示されます。
(図4)
- しばらくすると復元作業が開始されます。
(図5)
- 復元作業が終了すると復元の進行状況を示すグラフが100%まで伸びたあと、もう一度0%から始まります。
グラフが2度目に100%に達すると完了です。
- 「正常に終了しました」画面が表示されます。何かキーを押してください。
(図6)
- コンピュータは再起動され、Windowsのセットアップが開始されます。
Windowsのセットアップは、取扱説明書をご参照ください。機種によって記載されている取扱説明書が異なります。
・「さあ始めよう」の「セットアップ」
・「セットアップガイド」の「パソコンの準備-セットアップ-」
・「取扱説明書」の「セットアップ」
システムの復元は以上で完了です。
補足
- Windowsのセットアップ後、パソコンの診断/環境設定が自動的に行なわれます。メッセージにしたがって操作してください。
パソコンの診断/環境設定が終了すると、アプリケーションのインストールをするための画面が表示されますので、続けてアプリケーションのインストールを行なってください。 - ウイルス対策ソフトをインストールする場合は、アプリケーションのインストール後に表示されるメッセージにしたがって行なってください。
- ご購入後に変更した設定がある場合は、Windowsのセットアップ後に、もう一度設定をやり直してください。
周辺機器の接続は、取扱説明書をご参照ください。機種によって記載されている取扱説明書が異なります。
・「応用にチャレンジ」の「周辺機器の接続」
・「活用ガイド」の「周辺機器を使って機能を広げよう」
・「取扱説明書」の「周辺機器の接続」
- 周辺機器の接続、ご購入後に追加したアプリケーションのインストールも、Windowsのセットアップ後に行なってください。
- アプリケーション搭載モデル(Microsoft(R) Officeなど)の場合は、標準システムの復元を行なってもインストールされません。
別途同梱されているCD-ROMを使用して再インストールしてください。
「Microsoft(R) Office Personal Edition 2003」や「Microsoft(R) Office OneNote(TM) 2003」は、セットアップ時に”プロダクトキー”が必要になりますのでご確認ください。
関連情報
[001301:メールのバックアップ手順と復元手順<Microsoft(R)Outlook(R)Express 6>]
[001302:各アカウントのバックアップ手順と復元手順<Microsoft(R)Outlook(R)Express 6>]
[001303:アドレス帳のバックアップ手順と復元手順<Microsoft(R)Outlook(R)Express 6>]
[001304:「Microsoft(R)Internet Explorer 6」のデータのバックアップ手順と復元手順<Windows(R)XP>]
[001309:「Microsoft(R)Word/Excel」のデータをバックアップする方法<Windows(R)XP>]
[001311:作成した外字のバックアップと復元方法<Windows(R)XP>]
[001620:ダイヤルアップ接続の設定を保存する方法<Windows(R)XP>]
以上