情報番号:004567 【更新日:2005.10.14】
パソコンを購入時の状態に戻す方法(再セットアップ方法)ハードディスクリカバリ編<dynabook SS L11シリーズ>
対応機種 | |
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対象OS | Windows(R)XP Professional |
カテゴリ | リカバリー、パソコンを購入時の状態に戻す |
回答・対処方法
はじめに
システムやアプリケーションをご購入時の状態にリカバリ(復元)することを、「再セットアップ」といいます。
正常な状態でお使いいただくために必要なシステムファイルをハードディスクから削除してしまった場合や、電源を入れてもシステム(Windows)が起動しなくなったなどの場合に、再セットアップ方法として「システムの復元」を行ないます。
再セットアップは、取扱説明書の「8章 再セットアップ」にも記載されております。
再セットアップをする前に
■トラブル解消方法を探す
パソコンの調子がおかしいと思ったときは、取扱説明書の「7章 1トラブルを解消するまで」をご参照に、解決への手引きを確認してください。いろいろな解決方法をご紹介しております。
それでも解決できないときに再セットアップを行なってください。
■データのバックアップをとる
システムの復元をすると、ハードディスク内に保存されていたデータは、すべて消えてしまいます。
ご購入後に作成したファイルなど、必要なデータは、あらかじめ外部記憶メディアにバックアップをとって保存してください。
また、インターネットやハードウェアなどの設定は、すべてご購入時の状態に戻ります。システムの復元後も現在と同じ設定でパソコンを使いたい場合は、現在の設定を控えておいてください。
バックアップは、普段から定期的に行なっておくことを推奨します。
※メール(受信メール/送信メール/アドレス帳など)のバックアップにつきましては、本情報末尾の<関連情報>をご参照ください。
はじめる前に
【必要なもの】
- 「取扱説明書」
※OneNote搭載モデルの場合は、以下のものもご用意ください。
- 「Microsoft(R)Office OneNote(TM)2003」
セットアップには、「Microsoft(R)Office OneNote(TM)2003」の「プロダクトキー」が必要になりますので、ご確認ください。
【準備】
- 必要なデータを保存(バックアップ)する。
システムを復元すると、ハードディスクの内容はすべて削除されます。
必要なデータは、あらかじめバックアップをとって保存してください。
※ハードディスクをフォーマットしたりシステムファイルを削除してしまい電源を入れてもシステムが起動しない場合は、データのバックアップ作業を行なうことができません。システムの復元を行なっても、ハードディスクに保存されていたデータは復元できません。
- 周辺機器をすべてはずす。
フロッピーディスクドライブやマウス、増設したハードディスクドライブやメモリなど、周辺機器を取りはずしてください。
周辺機器の取りはずしについては、取扱説明書の「4章 周辺機器の接続」をご参照ください。
操作手順
- パソコンの電源を切り、パソコン本体にACアダプタと電源コードを接続します。
- キーボードの[0](数字のゼロ)キーを押しながら、パソコンの電源を入れてください。
※音がなる場合がありますが、しばらく[0](数字のゼロ)キーを押しつづけます。 - 「初期インストールソフトウェアの復元」画面が表示されます。画面が表示されましたら[0]キーから指を離します。
(図1)
●“[1]ご購入時の状態に復元” を選択した場合
ご購入時の状態に復元する場合に選択してください。ハードディスクを分割しないでCドライブのみとします。
a.よろしければ、キーボードの[1]キーを押してください。
b.「ハードディスクの内容は、すべて削除されます!」というメッセージが表示されますので、手順4へ進んでください。
●“[2]パーティションサイズを変更せずに復元” を選択した場合
複数のパーティションを設定している状態で、現在のパーティション設定をそのまま使用したい場合に選択してください。
a.キーボードの[2]キーを押してください。
b.「先頭パーティションのデータは、すべて削除されます!」というメッセージが表示されますので、手順4へ進んでください。
●“[3]パーティションサイズを指定して復元” を選択した場合
パーティション設定を指定したい場合に選択してください。
a.キーボードの[3]キーを押してください。
b.「ハードディスクの内容は、すべて削除されます!」というメッセージが表示されます。
c.キーボードの[Y]キーを押してください。「パーティションサイズの指定」画面が表示されます。
d.キーボードの[→]キーまたは[←]キーを使って、パーティションのサイズを指定してください。
ここではハードディスクに対するCドライブのサイズを設定します。ディスク容量が残った場合は、システムの復元/セットアップ完了後にWindows上の「管理ツール」で設定してください。「管理ツール」での設定方法は、取扱説明書「困ったときは」の「4章2-4 パーティションを設定する」をご参照ください。
e.[ENTER]キーを押します。手順5へ進んでください。
●“[4]HDDリカバリ領域以外を消去” を選択した場合
ハードディスク上にある再セットアップ用のデータ領域以外のデータをすべて削除します。
<補足>
※この項目は、パソコンを廃棄・譲渡等を行う場合に、個人情報漏洩を防ぐためにハードディスクのデータを完全に消去するためのものです。
通常はご使用にならないでください。
詳細は、取扱説明書「9章4-2-5 ハードディスクの内容をすべて消去する」をご参照ください。
- 作業を続行してもよろしければ、キーボードの[Y]キーを押してください。
※処理を中止する場合は、キーボードの[N]キーを押してください。 - 「復元を開始します!」というメッセージが表示されます。
作業を続行してもよろしければ、キーボードの[Y]キーを押してください。
復元が実行されます。復元中は図2の画面が表示されます。
復元の進行状況を示すグラフが100%まで伸びたあと、もう一度0%から始まります。
グラフが2度目に100%に達すると完了です。
(図2)
- 復元が完了すると、”何かキーを押して、マシンを再起動してください。”画面が表示されます。何かキーを押してください。システムが再起動します。
- Windowsのセットアップを行ないます。
Windowsのセットアップは、取扱説明書「1章2 Windowsのセットアップ」をご参照ください。
システムの復元は以上で完了です。
OneNote搭載モデルの場合、「Microsoft(R)Office OneNote(TM)2003」は上記のシステムの復元作業では復元されません。
Windowsセットアップが終了した後に、「Microsoft(R)Office OneNote(TM)2003お使いになる前に」をよく読んで、復元してください。
「Microsoft(R)Office OneNote(TM)2003」の再インストールは、取扱説明書「8章4-2 Office Pesonal2003、OfficeOneNote2003を再インストールする」をご参照ください。
<補足>
- ご購入後に変更した設定がある場合は、Windowsのセットアップ後に、もう一度設定をやり直してください。
周辺機器の接続は、取扱説明書「4章 周辺機器の接続」をご参照ください。 - 周辺機器の接続、ご購入後に追加したアプリケーションのインストールも、Windowsのセットアップ後に行なってください。
関連情報
[001301:メールのバックアップ手順と復元手順<Microsoft(R)Outlook(R)Express 6>]
[001302:各アカウントのバックアップ手順と復元手順<Microsoft(R)Outlook(R)Express 6>]
[001303:アドレス帳のバックアップ手順と復元手順<Microsoft(R)Outlook(R)Express 6>]
[001304:「Microsoft(R)Internet Explorer 6」のデータのバックアップ手順と復元手順<Windows(R)XP>]
[001309:「Microsoft(R)Word/Excel」のデータをバックアップする方法<Windows(R)XP>]
[001311:作成した外字のバックアップと復元方法<Windows(R)XP>]
[001620:ダイヤルアップ接続の設定を保存する方法<Windows(R)XP>]
以上