※「株式会社リクルート キーマンズネット2006年11月30日掲載記事より転載」


企業で導入するIT製品選びをサポート




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掲載日: 2006/11/30

東芝
ビジネスユーザーの声からひも解くスペックやカタログではわからないPC選びのポイント!

あなたが企業のPC導入の担当者だとする。さて製品選定では、いったいどこに着目するだろう?実はビジネスで使うPCだからこそ、総合的な視野での判断が必要となり、数値に表しにくいポイントまで注目する必要があるのだ。では数値に表しにくい部分は、どのように評価すればいいのだろうか?

考えられる指標の1つが、実際に導入したユーザーの声だ。右の表を見てほしい。日経コンピュータ2006年8月7日号の調査で、クライアント・パソコン部門の総合1位を獲得したメーカーが東芝だ。東芝が総合1位という結果は、10項目の評価基準のほとんどで平均以上をマークした、トータル品質に起因する。

ではなぜビジネス向けPCでは「トータル品質」が重視されるのだろうか?その点を検証してみよう。

 
東芝
全体平均
 総合満足度
64.0(1位)
61.7
 1.ハードの性能
70.4
70.6
 2.ハードの信頼性
66.8
63.7
 3.ハードの価格
64.7
63.5
 4.拡張性
65.0
62.8
 5.運用管理の容易さ
65.3
63.3
 6.導入時の支援
62.8
59.7
 7.問い合わせへの対応
64.5
59.5
 8.トラブル・シューティング
60.5
58.5
 9.情報提供力
57.3
55.2
 10.サービスの料金
59.2
56.2
 継続意向度
67.4
65.3
↓

トータル品質で選ぶなら、見えない部分まで評価すべし!

↓

ビジネスの継続性を重視するなら「信頼性」が必須

↓

企業ユースだからこそ導入支援やサポートが重要

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東芝のビジネス向けPCラインナップ



ビジネス向けPC選択時には、スペックや価格などを重視するというのは当然のことだ。ある意味、数値で比較できる部分は、わかりやすいため、製品選定の大きなウェートを占めがちだ。

冒頭の調査でも、評価項目に「ハードの性能」「ハードの価格」といった、数値で比較できるポイントがある。また「拡張性」といった部分も、目に見えてわかりやすい。

ビジネスの継続を念頭におくと、PC選びのポイントとして「ハードの信頼性」を重視しなければならないのは、言うまでもない。しかし「信頼性」というのは、カタログの数値から見えてくるものではない。

自社開発で1枚のPC基板に
  例えば東芝の場合、「ハードの信頼性」を高めるために、PCの設計レベルからの配慮がなされている。

多くのメーカーでは生産コスト削減のために、複数の機種で共通の部品を使っている。その結果、いくつかの基板を組み合わせるというのが一般的だが、やはり接合部分は故障発生の原因となることが多い。

東芝では、そのPC専用の基板を自社開発し、必要な回路のほとんどを1枚の基板に集約している。(図1参照)これにより故障発生のリスクを軽減している。

またこれ以外にも、HDDクラッシュを防ぐため、3D加速度センサでPCの不安定な動きをキャッチし、磁気ヘッドを退避させる「東芝HDDプロテクション」 (図2)を搭載し、その制御ロジックを自社開発している。これにより、電車で移動中のPC利用でも通常の振動では、むやみに磁気ヘッドを退避したりせず、落下トラブルにつながる異常な振動や本体の傾きだけを的確に判断して制御する。ユーザーは振動のたびにHDDがストップしてしまうような不便を感じずに生産効率を高められる。そして万一の場合にはリスク回避できるような設計となっているのが「東芝HDDプロテクション」だ。

さらに本体キーボード装着部およびキーボード下の開口部に防水シールを配置し、PC内部への水の浸入を遅らせる「ウォーターブロック構造」(図3)を採用するなど、一般ユーザーの目には見えない部分でも「信頼性」の維持のための配慮がなされている。

図1:1枚の基板に必要な回路を集約

図2:HDDクラッシュを防ぐ「東芝HDDプロテクション」

図3:「ウォーターブロック構造」


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ビジネスのキーワードとして「業務の継続性」に注目が集まっている。日常の業務にかかせないPCがトラブルを起こしてしまったとしたら、あなたのビジネスは継続できるだろうか?
   
過去にやり取りした
メールが確認できない
  作成したファイルが
開けずに作り直し
  グループウェアの
スケジュールが閲覧・更新できない

例えば「ハードの性能」というのは、何もノートPCのバッテリー駆動時間の長短や、処理能力だけを指すわけではない。

直近で大きなトピックスといえば、2007年にリリース予定のWindowsの最新OS「Vista」に対応できるかどうかということ。企業の資産として減価償却するまでにも、リースの期限を迎えるまでにしても、これから導入するPCならば「Vista」対応であるかは大きなポイントだろう。また、ワイド液晶を搭載しているかどうかも、ビジネスの生産性向上をサポートするビジネスPCを選ぶ上では重要なポイントである。ワイド液晶は、ノーマル液晶に比べ1.3倍の解像度を持ち、1画面での情報視認性が高いだけではない。「Vista」や、今後登場するOfficeアプリケーションなどはほとんどがワイド対応となっている。このことからも、ワイド液晶搭載のビジネスノートPC選びが、ビジネス効率、生産性向上に大きく影響することがわかる。

「拡張性」では、豊富なインターフェースに対応しているかという点も重要ではあるが、逆に既に導入済みの機器との接続といった、過去のハードとの対応といった部分も視野に入れる必要がある。高いパフォーマンスを維持したまま、長く使えるPCかどうかも、大きなポイントである。先進技術をいち早くコンパクトなノートPCに取り込み、ビジネスに耐えうる安定した動作を可能とするメーカーの「技術力」や「ノウハウ」が大きくPCに影響する。例えば東芝の場合、飛行機や自動車など、人命に関係する製品では多く利用されているHALT(高加速寿命)試験機を導入している。この試験機は振動と急激な温度変化の複合試験を可能としており、短期間で経年変化が検証できる。ユーザー利用時にどのような経年変化が起きるかを事前に知り、設計段階に反映させることで、東芝はトラブルが起こりにくい高品質なPCを開発している。

さらには先進技術をいち早くコンパクトなノートPCに取り込み、ビジネスに耐えうる安定した動作を可能にする「技術力」も重要な要素だ。


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企業でPCを導入する場合、複数台を一度にリプレイス…ということも多いだろう。こういったケースでは、「導入時の支援」といった部分は大きなポイントとなる。PCの導入担当者やネットワークなどの管理部門に、PC導入のための大きな負荷をかけるのを防ぐためだ。

また万一のトラブル時の対応も、事前にチェックしておかなくてはならない。管理者不在の地方拠点などでトラブルが発生した場合でも、対応できるのか…といった点は、企業にとって要注目のポイントだろう。

「顧客満足度 総合No.1」となった東芝は、特に「導入支援」「問い合わせへの対応」といった評価項目でのポイントも高かった。

東芝の場合、PCについて高度な専門知識を有する担当者が、導入支援からサポートまで多岐にわたる対応ができるよう、日々技術対応力の向上に努めている。

導入支援、サポートは全国に拠点があるため、地方に拠点がある場合の対応という面でも、安心感があるわけだ。
また東芝グループおよび販売パートナーが展開する。

多くの社員が同じモデルを使用することが一般的なビジネス向けPCは、偏った使い方を想定するよりも、どの社員にとっても機能が過不足なくついており、かつ安心して使えるということが重視される。つまりカタログの一部分だけをみて評価するのではなく「トータル品質」に着目し、どのポイントもバランスよく必要なレベルを満たしているかをチェックすべきだ。

前述の顧客満足度の調査において、まんべんなく高評価を受けた東芝が、総合1位にランクされたのも、この「トータル品質」「バランスのよさ」という点によるもの。ユーザーの継続意向度も、ランクインしたメーカー中1位であったことも、見逃せないポイントだろう。


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それでは「顧客満足度 総合No.1」であった東芝には、具体的にどのようなPCがラインナップされているのかを見ていこう。

ビジネスの生産性向上やダウンタイムの削減に配慮し、故障などのトラブル発生を抑える高品質設計を採用したモデル。ビジネス向けノートPCとしてはいち早くワイド液晶を搭載し、それ以外にも高性能CPUや高速HDD搭載など、先進性も高い。 Intel(R)Core(TM)2DUOプロセッサー搭載モデルも用意されている。

またWindows Vista(TM) Capable PCであり、次世代のWindows(R) OSであるWindows Vista(TM) へスムーズに移行が可能だ。

HDDの暗号化、指紋センサなどをはじめとした、高いセキュリティ性能
有線LAN、無線LANなど、高速ネットワーク環境に対応する通信機能を装備
DVD-ROM&CD-R/RW、DVD-ROMドライブ、DVDスーパーマルチドライブ、CD-ROMドライブなどが用途に応じて選択可能
万一のトラブルに備え、3年パーツ保証を標準化


高性能CPU、HDDを搭載しつつ、FDDやシリアルコネクタ、PS/2コネクタなど過去の資産を継承できる豊富なインターフェースを持つ、3スピンドルノートPC。

またWindows Vista(TM) Capable PCであり、次世代のWindows(R) OSであるWindows Vista(TM) へスムーズに移行が可能だ。

HDDの暗号化、指紋センサなどをはじめとした、高いセキュリティ性能
有線LAN、無線LANなど、高速ネットワーク環境に対応する通信機能を装備
DVD-ROM&CD-R/RW、DVD-ROMドライブ、DVDスーパーマルチドライブ、CD-ROMドライブなどが用途に応じて選択可能
万一のパーツ故障に備え、3年パーツ保証を標準化


軽さ約1.2kgのコンパクト軽量ボディで、標準バッテリーで約9時間、新登場の長時間モデルでは約13.5時間のバッテリー駆動を実現したモバイルノートPC。ワイド液晶ディスプレイ、高速回転HDDなどを搭載。

またWindows Vista(TM) Capable PCであり、次世代のWindows(R) OSであるWindows Vista(TM) へスムーズに移行が可能だ。

HDDの暗号化、指紋センサなどをはじめとした、高いセキュリティ性
有線LAN、無線LANなど、高速ネットワーク環境に対応する通信機能を装備


コンパクトなサイズで携帯性に優れながらも、高性能CPUによるハイパフォーマンスと、豊富なインターフェースで優れた拡張性を持つ、モバイルノートPC。 Intel(R)Core(TM)DUOプロセッサー搭載モデルも用意されている。

またWindows Vista(TM) Capable PCであり、次世代のWindows(R) OSであるWindows Vista(TM) へスムーズに移行が可能だ。


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東芝情報機器株式会社
部署名:PC事業部
住所:東京都江東区豊洲5−6−15 (NBF豊洲ガーデンフロント8階)
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部署名:PC&ネットワーク社 PC第一事業部
住所:東京都港区芝浦1-1-1
URL: http://www3.toshiba.co.jp/pc/business


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