●システム構成図
●ICカードをかざしてはじめて、プリンタから紙が出力
登録したICカードをかざすと出力されるため、本人以外に印刷物を受け取ることができません。 印刷物の取り忘れによる紛失や覗き見による情報漏えいを防ぎます。
(出力認証イメージ)
●現在ご利用中のプリンタで導入が可能
プリンタメーカーやプリンタ機種に依存しないため、複数のプリンタメーカーやプリンタ機種が混在する環境でも導入可能です。また、新規のプリンタ導入の際も、ランニング・コストの低いプリンタ・複合機を自由に選択できます。
●簡単機能追加
現在ご利用のプリンタのまま、ソフトウエアのインストールとICカードリーダの追加だけで、ICカード認証によるセキュア印刷が実現できます。PCでの印刷依頼操作も導入前と変わりません。
●紙のムダを削減
印刷依頼とは別に、プリンタからの出力認証を行います。印刷ジョブは、利用者と管理者のどちらからもキャンセルできます。また、印刷依頼後、ICカードをかざさず長時間放置された印刷ジョブは自動的にキャンセルされます。これにより、不要な紙の出力が抑えられ、印刷コストの削減にもつながります。
(自動削除タイマー設定イメージ)
●徹底した印刷管理
いつ誰がどのドキュメントをどのプリンタで印刷したか、一元管理できます。また、社員ごとの枚数管理が可能になります。
(印刷履歴イメージと収集情報一覧)
●多様な集計機能
クライアントPC、ユーザ、プリンタ、部門毎に指定期間で出力枚数を集計します。部門毎の集計により、印刷コストの各部門での実績負担など、コストシェアへもご活用できます。
●印刷枚数制限
システム共通、または部門単位に月々の印刷可能枚数がモノクロ/カラー毎に設定できます。この印刷可能枚数を超えた場合は、次の印刷が抑止されます。
●印刷クライアントPCにICカードリーダを設置しない運用も可能
既存環境に合わせて、下記2パターンの認証方法を選択できます。
- ICカードによる認証
- Active Directory+ICカードによる認証
他社製PCログオンソフトウエアなどで、クライアントPCのICカードリーダが占有されている場合でも、Active DirectoryにユーザとICカードの紐付け状況を登録することで、出力時にICカード認証を行うセキュア印刷が実現できます。Active Directoryへの登録方法には、一括登録と個別登録があり、AD管理ツールにて更新できます。
(AD管理ツールによるICカードユーザ管理イメージ)
●社外に持ち出したPCの印刷履歴も収集
セキュア印刷の管理対象以外のプリンタについては、以下の2パターンで対応できます。
- 自由印刷 : 印刷の制限がないため、大量印刷用として頻繁に使用する場合などに最適です
- 印刷禁止 : 使用可能なプリンタを限定することで、セキュリティを強化します
また、上記どちらのパターンについても、「誰が、いつ、どのPCで、何を、どのプリンタに」 印刷を行ったかの簡易印刷履歴を残すことが可能です。社外に持ち出したPCで社外のプリンタに出力した場合でも、簡易印刷履歴を収集することで、不正印刷を抑止し、より高いセキュリティを実現できます。
●ご利用中のICカードでも運用可能
社員証など既に導入済みのICカードを使用したシステムの導入もできます。カードの再発行が必要無いため低コストで導入が可能となります。
●製品構成
●動作環境
クライアントソフトウエア
対応機種 PC/AT 互換機
対応OS Windows 2000 (Service Pack 4 以降)
Windows XP (Service Pack 2 以降)
メモリ 128MB (256MB 以上推奨)
補助記憶装置 ハードディスクに10MB 以上の空き容量が必要
【ICカード版】認証デバイスを接続するための空きUSBポートが1つ必要
【Active Directory 版】Active Directory に所属していること
管理ソフトウエア
対応機種 PC/AT 互換機
対応OS Windows 2000 (Service Pack 4 以降)
Windows XP (Service Pack 2 以降)
Windows Server 2003
メモリ 256MB (512MB 以上推奨)
補助記憶装置 ハードディスクに100MB以上の空き容量が必要。
ただし、印刷履歴によって増加します。
印刷履歴サイズの目安は、1ヶ月あたり約50MBです。
(50ジョブ/日×クライアント100台×20営業日の場合)
※運用形態により増減します
【Active Directory 版】
認証デバイスを接続するための空きUSBポートが必要。Active Directory に所属していること