自社BIOSで強固な情報漏えい対策を実現したシンクライアントの発売について
― カスタムメイドで「TZCSシンクライアント」を選択できる法人向けノートPCの発売を開始 ―当社は、より強固なセキュリティを実現する自社開発「VDI対応シンクライアントソリューション(TZCS)注1注2」用端末注3もカスタムメイドで選択できる法人向けノートPC3機種を商品化し、2月下旬から順次発売いたします。
昨今、情報漏えい事件の多発や、個人情報保護法、マイナンバーなどの法制度の動向など、さまざまな分野においてセキュリティに関する意識が高まっています。中でも、端末の盗難や紛失、悪意のある第三者の不正利用による情報漏えいの懸念から、端末の内蔵ストレージにデータを持たないシンクライアントには根強いニーズがあります。一方で、従来のシンクライアントは「機種の選択肢が少なく、価格や保守にかかるコスト負担も大きい」という課題もありました。
そこで当社は、これらの課題を解決するVDI対応シンクライアントソリューション「TZCS」を商品化しました。「TZCSシンクライアント」は、当社の企業向けノートPCをベースに、自社開発BIOSをシンクライアント仕様へ変更したカスタムメイドモデルです。13.3型液晶搭載「dynabook R63」、14型液晶搭載「dynabook R64」、15.6型液晶搭載「dynabook R35」の3機種をご用意しており、豊富なモデルバリエーションから利用シーンに適した端末を選択できます。
最大の特長は、本体にストレージを全く持たない端末であることです。そのため、VDIサーバーへの接続情報を含む一切のデータが端末側に残りません。さらに、「TZCS認証サーバー」が「TZCSシンクライアント」を常時監視しているため、不正に持ち出されると強制的に電源を遮断し、再起動ができなくなります。これらの特長により、ユーザは徹底した情報漏えい対策が可能になります。
「TZCS」は、BIOSを自社開発している唯一のPCメーカーである当社が、30年間ノートPCの開発にこだわり続けて実現した独自のソリューションです。今後も、タブレットなどさまざまな機種による商品化を予定しています。
なお、法人向けノートPCの新商品は、カスタムメイドで「TZCSシンクライアント」を選択できるだけでなく、インテル第5世代CPUの性能を最大限に引き出す当社独自のすり合わせ技術によりバッテリー駆動の長時間化を実現しています。「dynabook R63」は従来より1時間長い注4約19時間注5、「dynabook R64」は、従来より1.5時間長い注6約13時間注5、「dynabook R35」は従来より0.5時間長い注7約8時間注5のバッテリー駆動が可能です。
当社は、今後もビジネスシーンにおいて、利用者の多様なニーズに応えるノートPC商品の拡充を行っていきます。
- 注1
- ソリューションをご利用いただくには、別途ご契約が必要です(有償)。詳細は(https://dynabook.com/pc/catalog/service/1411TZCS/index_j.htm)を参照ください。
- 注2
- ネットワークを介して、常時サーバーと接続している必要があります。。
- 注3
- 標準モデルに比べ、一部機能が使用できないなどの制限があります。
- 注4
- dynabook R634/M(PR634MAA637AD31)とdynabook R63/Pの比較。
- 注5
- 一般社団法人電子情報技術産業協会の「JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver2.0)」に基づいて測定。ただし、実際の動作時間は使用環境および設定などにより異なります。バッテリー動作時間の測定方法については、dynabook.comのサポート情報をご確認ください。
- 注6
- dynabook R644/M(PR644MAA137AD31)とdynabook R64/P(PR64PEAB437AD71)の比較。
- 注7
- dynabook R35/M(PR35MEAD427AD31)とdynabook R35/P(PR35PEAD427AD31)の比較。
新商品dynabookシリーズの主な特長
1.dynabook R63
13.3型液晶搭載。約19時間注1のバッテリー駆動。細部まで徹底してこだわり薄型・軽量・堅牢性を追求したパワースリムモバイルPC。
カスタムメイドで「TZCSシンクライアント注2」も選択可能。
詳細は、商品紹介ページをご覧ください。
https://dynabook.com/pc/catalog/dyna_b/150209r63/
2.dynabook R64
14型液晶搭載。マグネシウム合金による、軽量・薄型・堅牢ボディで、HDD搭載モデルは約13時間注1の長時間バッテリー駆動。携帯性とのバランスに優れた、パワースリムモバイルPC。
カスタムメイドで「TZCSシンクライアント注2」も選択可能。
詳細は、商品紹介ページをご覧ください。
https://dynabook.com/pc/catalog/dyna_b/150209r64/
3.dynabook Satellite R35
15.6型液晶搭載。薄型、高品質、約8時間注1のバッテリー駆動。使いやすさを追求した、ビジネスノートPC。
カスタムメイドで「TZCSシンクライアント注2」も選択可能。
詳細は、商品紹介ページをご覧ください。
https://dynabook.com/pc/catalog/satellit/150209r35/
- 注1
- 一般社団法人電子情報技術産業協会の「JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver2.0)」に基づいて測定。ただし、実際の動作時間は使用環 境および設定などにより異なります。バッテリー動作時間の測定方法については、dynabook.comのサポート情報をご確認ください。
- 注2
- 標準モデルに比べ、一部機能が使用できないなどの制限があります。
VDI対応シンクライアントソリューション「TZCS」の主な特長
情報漏えいのリスク軽減が重要な企業向けのソリューションとして、独自開発のBIOSとサーバーで接続されたシンクライアントを管理し、主要なVDIソリューションと組み合わせることで、デスクトップ仮想化サービスの不正利用、不正アクセスを防ぎ、強固な情報漏えい対策を実現します注1注2。
詳細は、商品紹介ページをご覧ください。
https://dynabook.com/pc/catalog/service/1411TZCS/
その他のソリューションについて
1.東芝クラウドクライアントマネージャー「TCCM」注3
ノートPC事業で長年培ってきたノウハウをもとに、最新パッチ適用によるセキュリティの維持、効率的な運用サポート、ダウンタイム最小化など、お客様の効率的なIT環境の実現を支援するクラウドサービスです。
詳細は、商品紹介ページをご覧ください。
https://dynabook.com/pc/catalog/service/1502tccm/
2.企業向けMVNOサービス「TIEモバイル」
PCやタブレットの販売事業を担う東芝情報機器株式会社が提供する、企業向けMVNOサービスです。東芝タブレットをはじめとするモバイルデバイスの導入及び業務活用が急速に拡大する一方、通信回線コスト増や、セキュリティ強化、導入前後の運用業務の煩雑さなどが課題となっております。「TIEモバイル」は豊富なデータ通信回線メニューから最適な料金プランを選択できるほか、リモートロックなど盗難・紛失のリスクに対応したクラウドサービスや、キッティングから保守サービスまでの導入前後の運用業務をワンストップで提供します。
詳細は、商品紹介ページをご覧ください。
http://www.toshiba-tie.co.jp/tiemobile/index.html
- 注1
- ソリューションをご利用いただくには、別途ご契約が必要です(有償)。詳細は東芝情報機器株式会社まで。
- 注2
- ネットワークを介して、常時サーバーと接続している必要があります。
- 注3
- TCCMのご利用には、TCCMクラウドサービスへのご加入が必要です。詳細は東芝情報機器株式会社まで。
お客様からの商品についてのお問い合わせ先について
TIEモバイルに関するお問い合わせ先
- 東芝情報機器株式会社 経営企画統括部 営業推進部
- 電話番号 03−5144−3030
- 受付時間 9:00〜12:00、13:00〜17:00
(土曜・日曜・祝日、及び当社の休業日を除きます)
- Webお問い合わせフォーム https://www.tieis.toshiba-tie.co.jp/form7/input.html
- ※電話番号はお間違えのないよう、お確かめのうえおかけください。
その他の商品に関するお問い合わせ先
- 『東芝PCあんしんサポート』
- 通話料無料 0120−97−1048
- 受付時間 9:00〜19:00(年中無休)
- ※電話番号はお間違えのないよう、お確かめのうえおかけください。
携帯電話、PHSからのご利用で上記電話番号に接続できないお客様は、0570−66−6773(通話料お客様負担)で受け付けています。
また、海外からのお電話や一部のIP電話などで、フリーダイヤルやナビダイヤルをご利用になれないお客様は、043−298−8780(通話料お客様負担)で受け付け います。
なお、新商品情報は当社のPC総合情報サイト
「dynabook.com」(https://dynabook.com/pc/)でも提供します。
予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。