環境にとって有害な鉛を用いない「鉛フリーはんだ」をメイン基板の一部に採用しています。また、焼却処理時にダイオキシン類を発生させるハロゲン・アンチモンを含まないハロゲン・アンチモンフリー材をプリント基板の一部に使用し、環境調和を大切に考えています。

キーボードは、デスクトップPCと同等サイズの19mmキーピッチ。キータッチにもこだわり、快適な入力を実現しています。また大きめのエンターキーや使いやすい位置に配列された矢印キーなど、入力ミスによるストレスを減らし、操作性を高めています。

タッチパッド上で、上下・左右のページスクロールがスムーズにできる高機能なタッチパッドを採用。自分の好みに合わせた設定が可能です。

標準添付の光学式マウスは、ボディカラーとコーディネートした「パールホワイト」カラー仕上げ。光で読みとるため、ホコリや汚れの付着を気にせずいつも気持ち良く使えます。細部にもこだわった使いやすさです。

メールを着信したら、ぱらちゃんがお知らせしてくれる「メール機能」をはじめ、「占い機能」「スケジュール機能」も追加し、新しい仲間も増えた「ぱらちゃん Version 2 」搭載。

USB2.0コネクタを4基装備しています。USB2.0（ハイスピードUSB）は最大転送速度が480Mbpsの高速化を実現。グリーティングカードを作るときにもマウスと接続しながら、デジタルカメラとプリンタを同時に接続できるなど、USB対応の周辺機器を余裕でつなげられるので便利です。

携帯情報機器等とのデータ交換に便利なSDカードスロットを装備しています。大容量の記憶メディア、SDメモリカードをダイレクトに扱えるため、デジタルカメラで撮った画像データなどの交換がスムーズに行えます。

世界標準の通信規格Bluetooth™なら、将来的にワイヤレスでさまざまな周辺機器とつながり、パソコンの利用シーンが広がります。

ADSLモデムやCATV回線のモデムを接続して高速インターネットにアクセスできるブロードバンド対応LANコネクタ^*1と、アジア、アメリカ、ヨーロッパなど世界61地域^*2に対応したモデムを内蔵しています。

すべてのはじまりは、まず使う人の気持ちになってから。
これがｄｙｎａｂｏｏｋブランドの、ＰＣづくりの考え方です。
言葉にすると簡単ですが、実現するのはちょっと大変 （ホントはすごく大変） な
開発の裏側を少しだけご紹介します。

ノートPCは、インテリアにだけでなく、使う人自身にフィットすることが大切。そう考えることからdynabook C8のデザインはスタートしました。めざしたのは人に優しく、自然になじむデザイン。そのために新しく開発された設計が、このPCには随所に隠されています。ネジが見えないように考えられた構造や、放熱効率もデザインも犠牲にしたくないから幾度となくシミュレーションを繰り返した通気孔の設計も、そのひとつ。でも、まだまだと、思ったのです。機能設計以外の部分にもこだわること。たとえばそれは、裏面やPCカードスロットカバーにもきちんと塗装を施すことだったり。PCを使うときには目に触れることのない部分も、美しく仕上げたい。中身へのこだわりに負けないくらい、デザインにもとことんこだわりたい。あの白いボディには、そんな思いが込められているのです。

「家電のように安心して使いたい」PCを開発するとき、私たちは、まずお客様のそんな声に耳を傾けながら、日々チャレンジしています。安心して使えることや、ちょっとした使い易さとか、スペックのように数字で比較できない品質の管理に徹底的にこだわるのも、このチャレンジ精神の表れ。いろいろな使い方を想定して、数千もの品質チェック項目を設定し、品質管理を実施しています。ここまで目を行き届かすことができるのは、基板、ハードデイスク、液晶、ドライブ、そしてそれら主要部品間の制御をするBIOSというソフトまで自社グループ内で開発している世界でも稀なメーカーならではのメリットかもしれません。「ここまでやる？」という社内の悲鳴に、「もっともっとチェックしたいくらいだ！」という責任者の怒鳴り声が聞こえてきたりします。そしてお客様に製品が渡ったあとも、アフターサービスというチェック体制を続ける。本当の品質管理って、こういうことじゃないかなと思うんです。

世界ではじめてノート型のPCを商品化したのは東芝だった、ということをご存知でしたか？いち早くオリジナルな技術を開発して、次々に製品へ搭載していく。きっとdynabookの個性って、こういったことの積み重ねだと思うのです。この新しいdynabook C8も例外ではありません。くっきりと美しいClear SuperView液晶ディスプレイ^*。映り込みの軽減を実現して、臨場感のある映像を再現するこのディスプレイも、世界に先駆けた技術です。じつは、ノートPCには欠かせないマルチドライブを開発したのも、はじめて搭載したのも、東芝でした。

この地球で、みんなが使うPCなのだから、環境についても考えます。東芝が低消費電力のノートPCに力をいれているのも、電力という資源の有効活用をめざしているからです。環境への配慮は当然のことですから、事実をひとつだけ。PCの組み立て時に使う「はんだ」。そこに含まれている鉛は、じつは有害物質です。PC全機種の鉛ゼロ化を実現するために、dynabook C8のメイン基板には、鉛を使用しないはんだ材料を採用しています。

東芝は世界ではじめてノートPCを生み出しただけでなく、世界の主要地域でノートPCを販売している数少ないメーカーのひとつです。その高い技術力が世界でも認められたからでしょうか。1994年から2000年までノートPC世界シェアNo1^*1を獲得しました。数字にこだわるわけではありませんが、少しでもよいPCをお届けするためにも、チャレンジ精神をまだまだ燃えたぎらせています。dynabook C8に搭載された、世界61地域^*2対応モデムも、世界39地域対応修理サービスも、「グローバル」と書き加えられているdynabookのDNAならではです。