今ではBIOSまで自社開発できるPCベンダーは東芝だけです。 そしてBIOSをすみずみまで活用できることは私たちの品質への自信の根拠の1つになっています。 さらに独自仕様のBIOSは他からの攻撃に強いというメリットももたらしています。 起動時にBIOS自体のコードが改ざんされていないかどうかを高速にセルフチェックする機能や、TPMセキュリティチップとの連携によるユーザー認証、ハードディスク暗号化などのセキュリティ機能のレベルもより高度になっています。 加えて、一部機種ではBIOSロゴがお客さまご自身でデザインできることもご好評いただいています。 お客さまの企業ロゴがBIOS画面に表示されることにより、企業PCであることを利用者に強く印象づけて利用ルール遵守や意識向上に役立つとともに、盗難予防の一布石ともなります。
また、ビジネスノートPCに求められる各種のセキュリティ機能を標準搭載するようにしています。 まずはデータを安全に保護します。 これは、データファイルを個々に、あるいはハードディスク全体を対象として暗号化する機能です。 たとえ盗難に遭ったとしても、情報が流出する可能性は、限りなく低くなるでしょう。また重要なデータを守るという点では、バックアップ作業が大切です。 これについても標準でデータバックアップ機能を用意し、手間をかけずに適切なPCバックアップ処理が行えます。 情報が外部へ流出することを防ぐ機能も搭載しました。 例えばUSBマウスは使えても、USBメモリは使用を禁止するといった、きめ細かい外部デバイス制御を可能にしました。 これにより、ポリシー外の方法での情報持ち出しを防ぐことができます。 また、PCの廃棄時にハードディスクのデータを完全に消去するデータ消去機能も備えています。 単にファイル削除の操作だけではハードディスクにデータが残っているため、情報漏えい防止のためには必要な機能なのです。 そのほかにもウイルス対策や画面の盗み見防止対策、セキュリティスロットによる盗難防止対策など、さまざまな脅威に対抗できるセキュリティ機能を標準でとりそろえています。 東芝のセキュリティを追求への姿勢は、1985年のラップトップPC開発当初から今まで、ずっと続いているのです。 常に持ち歩くノートPCだからこそ、安全性について考え続けてきた長年の蓄積が、一段上のハイレベルなセキュリティ機能の実装につながっていると言えるでしょう。 ノートPCの設計・製造で長年培ったキャリアに基づく、安心感、安全性のレベルでは、業界のトップランナーと言う意識で、日々開発を進めています。 これからも東芝ノートPCでよかったと、お客様に喜んでいただける商品を開発し続けたいと考えています。
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