次世代の通信環境に対応するにはIEEE802.11a/b/g(無線LANの3規格)で3本、Bluetoothで1本、3G通信用に2本、WiMAX用に2本の計8本が必要です。東芝は1本で複数の帯域を受信できるアンテナを開発し、アンテナを5本にまで削減。小型・薄型ボディのRXにマルチ規格対応のアンテナを収納することができました。
RXは、現行無線LANはもちろん、Bluetoothや次世代の通信規格を見据えた先進設計になっています。
※現行機ではWiMAXに対応しておりません。
マルチバンドアンテナは液晶パネル上部に配置し、その部分のボディ材質をプラスチックにしました。高い位置にアンテナを配置することで受信感度を高め、アンテナの周囲はマグネシウムでは電波が透過しにくいため、ボディ材質を変えることにより、さらに、感度を向上させています。これも長年のノウハウから生まれた実装技術です。
オフィス内には電波障害物がたくさんあります。電波強度が低いスポットでも快適に使うには高い受信感度のアンテナが役立ちます。