情報番号:010298 【更新日:2010.03.09】
リカバリーメディア作成方法<dynabook EX/35L、EX/5*Lシリーズ>
対応機種 | |
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対象OS | Windows(R)7 |
カテゴリ | 周辺機器、USBフラッシュメモリ、CD/DVD/ブルーレイディスク、リカバリー、リカバリーメディアの作成 |
回答・対処方法
はじめに
パソコン上でトラブルが発生し、正常な状態でお使いいただけなくなった場合や電源を入れてもシステム(Windows)が起動できなくなった場合などにシステムの復元(リカバリー)を行ないます。本モデルは、ハードディスク上にシステムを復元するための領域を持っているので、通常はハードディスクからシステムの復元(リカバリー)を行なうことができます。しかし、トラブルの状況によっては、ハードディスクからシステムが復元できなくなる場合があります。このような場合のためにリカバリーメディアを作成しておくことをおすすめします。
リカバリメディア作成ツール(「TOSHIBA Recovery Media Creator」)を使用することで、「リカバリーメディア」を作成することができます。
※本モデルには、ハードディスクリカバリーモデルのため、リカバリーメディアは添付されておりません。
以下に、それぞれのリカバリーメディアを作成する方法について説明します。
※下記手順は、取扱説明書「準備しよう」の「4章.大切なデータを失わないために-バックアップ- 3リカバリーメディアを作る」にも記載してあります。
用意するもの
「TOSHIBA Recovery Media Creator」では、次の記録メディアを使用できます。
作成する記録メディアの種類は、「TOSHIBA Recovery Media Creator」画面の”メディア構成”で確認できます。
- USBフラッシュメモリ
- DVD-R、DVD-R DL、DVD+R、DVD+R DL、DVD-RW、DVD+RW
※以下の推奨するメーカーのDVDを使用してください。
※書き込み速度に対応したDVDを使用してください。
※規格に準拠したDVDを使用してください。
推奨するメーカーのDVD DVD-RW 日本ビクター(株)、三菱化学メディア(株) DVD-R 太陽誘電(株)、日立マクセル(株)、三菱化学メディア(株) DVD+RW 三菱化学メディア(株) DVD+R 太陽誘電(株)、三菱化学メディア(株) DVD-R DL 三菱化学メディア(株) DVD+R DL 三菱化学メディア(株)
あらかじめバックアップ用のメディアを用意してください。
「TOSHIBA Recovery Media Creator」画面の”情報”で表示されるものが、必要なメディアです。
DVDの場合は、必要な枚数が表示されます。複数枚使用する場合は、同じ規格のメディアで統一してください。
USBフラッシュメモリの場合は、リカバリーメディアの作成に最低限必要な容量が表示されます。表示されるものより大きい容量のUSBフラッシュメモリを用意してください。
【お願い:リカバリーメディアの作成にあたって】
- 「TOSHIBA Recovery Media Creator」では、DVD-RAMおよびブルーレイディスクを使用できません。
- 「TOSHIBA Recovery Media Creator」を使ってリカバリーメディアなどを作成するときは、ほかのアプリケーションソフトをすべて終了させてから、行なってください。
DVDおよびUSBフラッシュメモリに書き込みを行なうときは、次の注意をよく読んでから使用してください。守らずに使用すると、書き込みに失敗するおそれがあります。また、ドライブへのショックなど本体異常や、記録メディアの状態などによっては処理が正常に行なえず、書き込みに失敗することがあります。
- DVDに書き込むときには、それぞれの書き込み速度に対応し、それぞれの規格に準拠した記録メディアを使用してください。また、推奨するメーカーの記録メディアを使用してください。
- バッテリー駆動で使用中に書き込みを行なうと、バッテリーの消耗などによって書き込みに失敗するおそれがあります。必ずACアダプターを接続してパソコン本体を電源コンセントに接続して使用してください。
- 書き込みを行なうときは、本製品の省電力機能が働かないようにしてください。また、スリープ、休止状態、シャットダウンまたは再起動を実行しないでください。
- 次に示すような、ライティングソフトウェア以外のソフトウェアは終了させてください。
・スクリーンセーバー
・ウイルスチェックソフト*1
・ディスクのアクセスを高速化する常駐型ユーティリティ
・音楽CDやDVDの再生アプリケーション
・モデムなどの通信アプリケーション など
ソフトウェアによっては、動作の不安定やデータの破損の原因となります。
*1 有線/無線LANでネットワークに接続している場合は、ウイルスチェックソフトを終了させる前に必ずネットワークから切り離してください。接続したままウイルスチェックソフトを終了してしまうとウイルスに感染するおそれがあります。注意してください。
- タッチパッドを操作する、ウィンドウを開く、ユーザーを切り替える、画面の解像度や色数の変更など、パソコン本体の操作を行なわないでください。
- パソコン本体に衝撃や振動を与えないでください。
- 書き込み中は、周辺機器の取り付け/取りはずしを行なわないでください。
- パソコン本体から携帯電話、およびほかの無線通信装置を離してください。
書き込みに失敗したCD/DVDの損害については、当社は一切その責任を負いません。また、記憶内容の変化・消失など、CD/DVDに保存した内容の損害および内容の損失・消失により生じる経済的損害といった派生的損害については、当社は一切その責任を負いませんので、あらかじめご了承ください。
以下に、リカバリーメディアを作成する方法について説明します。
操作手順
- [スタート]ボタン
→[すべてのプログラム]→[リカバリメディア作成ツール]をクリックします。
- 「ユーザーアカウント制御」画面が表示されます。[はい(Y)]ボタンをクリックします。
- 「TOSHIBA Recovery Media Creator」画面が表示されます。
- 用意したメディアをドライブにセットします。
- 用意したメディアの種類を選択します。”メディア構成”の[▼]ボタンをクリックしメディアの種類を選択します。
ここでは、[DVD:4.7GB]を選択します。
※DVD-R DL、DVD+R DLを用意した場合は、[DVD:8.5GB]を選択します。
(図1)
- [□ リカバリメディア]にチェックが入っていることを確認し[作成]ボタンをクリックします。
(図2)
- ”リカバリDVD1を作成します。・・・”と表示されます。メディアをドライブにセットしていることを確認し[OK]ボタンをクリックします。
(図3)
- ”現在のメディア”に作成しているメディアの進捗状況が表示されます。
(図4)
- ”リカバリDVD1の作成が完了しました。・・・”画面が表示されましたらメディアを取り出し、新しいメディアに入れ替えを行ない[OK]ボタンをクリックします。
※作成したメディアには、「リカバリーメディア」であることと、複数枚ある場合は番号がわかるようにメディアに目印を付けてください。例えばDVDの場合、「リカバリーメディアXX (番号)」というように、レーベル面に油性のフェルトペンなどで記載してください。リカバリーをするとき、この番号どおりにメディアを使用しないと、正しくリカバリーできません。必ずメディア番号がわかるようにして保管してください。
(図5)
- ”リカバリDVD2を作成します。・・・”画面が表示されます。メディアがドライブにセットされていることを確認し[OK]ボタンをクリックします。
(図6)
- ”リカバリDVD2の作成が完了しました。・・・”画面が表示されましたらメディアを取り出し、新しいメディアに入れ替えを行ない[OK]ボタンをクリックします。
(図7)
- ”リカバリDVD3を作成します。・・・”画面が表示されます。メディアがドライブにセットされていることを確認し[OK]ボタンをクリックします。
(図8)
- ”すべての処理が終了しました。”画面が表示されます。[OK]ボタンをクリックします。
(図9)
- 「TOSHIBA Recovery Media Creator」画面に戻ります。”情報”欄に”・・・すべての処理が終了しました。”メッセージが表示されましたら右上の[×]ボタンをクリックして閉じます。
(図10)
以上で完了です。
ドライブから作成した「リカバリーメディア」を取り出してください。
作成した「リカバリーメディア」は大切に保管してください。
関連情報
- 作成したリカバリーメディアでリカバリー作業を行なう場合は、以下の情報を参照してください。
[010299:パソコンを購入時の状態に戻す方法(再セットアップ方法)リカバリーメディア編<dynabook EX/35L、EX/5*Lシリーズ>]
- 作成したリカバリーメディアを使用せずに、ハードディスクからリカバリーを行なう方法については、以下のリンクをご参照ください。
[010300:パソコンを購入時の状態に戻す方法(再セットアップ方法)ハードディスクリカバリー編<dynabook EX/35L、EX/5*Lシリーズ>]
以上