回答・対処方法

はじめに

「システムの復元」では、コンピューターに問題が発生したときに、正常に動作していたときの復元ポイントを使用することで、システムファイルと設定を前の状態に戻すことができます。
復元ポイントはプログラムやデバイスドライバーのインストールなど、システムに関連する重大な変更の直前などに自動的に作成されますが、手動で作成することもできます。

ここでは、復元ポイントを手動で作成する方法について説明します。

【注意】

• システムの復元は個人用のファイルやフォルダーのバックアップを目的としていないため、削除または破損した個人用のファイルやフォルダーを復元することはできません。
• 最近インストールしたプログラムとドライバーは、アンインストールされる可能性があります。
  
  
  

操作手順

※以下の操作を行なうには、「管理者」のユーザーアカウントでサインインする必要があります。

1. ［Windowsロゴ］キー()を押しながら、［X］キーを押します。
2. 画面左下にショートカットメニューが表示されます。［コントロールパネル(P)］をクリックするか、キーボードの［P］キーを押します。
   (図1)
   
   
3. 「コントロールパネル」画面が表示されます。［システムとセキュリティ］をクリックします。
   (図2)
   
   
4. 「システムとセキュリティ」画面が表示されます。［システム］をクリックします。
   (図3)
   
   
5. 「システム」画面が表示されます。画面左側の［システムの保護］項目をクリックします。
   (図4)
   
   
6. 「システムのプロパティ」画面の「システムの保護」タブが表示されます。”保護設定”項目の［作成(C)］ボタンをクリックします。
   (図5)
   
   
7. 「システムの保護」画面が表示されます。”復元ポイントの作成”欄に、任意の文字列を入力して［作成(C)］ボタンをクリックします。
   ※後でシステムの復元を行なうときに、識別しやすい文字列を入力することをおすすめします。
   (図6)
   
   
8. ”復元ポイントを作成しています．．．”メッセージ画面が表示されます。処理が終わるまでお待ちください。
   
   (図7)
   
   
9. ”復元ポイントは正常に作成されました。”メッセージ画面が表示されます。［閉じる(O)］ボタンをクリックします。
   (図8)
   
   

復元ポイントを手動で作成する操作は以上です。

関連情報

• ｢システムの復元｣を実行して、コンピューターを以前の状態に復元する方法は、以下のリンクを参照してください。
  ［014915：「システムの復元」コンピューターを以前の状態に復元する方法＜Windows 8.1＞］
  
  
• 「システムの復元」を実行しても問題が解決されなかった場合に、システムの復元を取り消す方法は、以下のリンクを参照してください。
  ［014918：「システムの復元」実行したシステムの復元を取り消す方法＜Windows 8.1＞］
  
  
• システムの保護を有効にすると「システムの復元」機能が有効になります。システムの保護の有効/無効を切り替える方法は、以下のリンクを参照してください。
  ［014919：「システムの復元」システムの保護の有効/無効を切り替える方法＜Windows 8.1＞］
  
  

以上