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情報番号:014996  【更新日:2013.12.17

「ディスククリーンアップ」不要なファイルを削除し、ディスク領域を解放する方法<Windows 8.1>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows 8.1
カテゴリ Windowsの操作/設定、Windowsの便利な使いかた、Windowsソフトウェア

回答・対処方法

はじめに

「ディスククリーンアップ」を使用して不要なファイルを削除し、ディスク領域を解放する方法について説明します。

<「ディスククリーンアップ」で削除できるファイルについて>

  • ダウンロードされたプログラムファイル
    特定のページを表示したときにインターネットから自動的にダウンロードされる、ActiveXコントロールやJavaアプレットです。これらは、ハードディスクの[Downloaded Program Files]フォルダーに一時的に保存されます。
    ※既定で削除対象となります。

  • インターネット一時ファイル
    [Temporary Internet Files]フォルダーには、アクセスを速くする目的で、ハードディスクに保存したWebページがあります。ハードディスクに保存したWebページには、Webページ用に設定した個人用設定が、そのままの状態で保存されます。
    ※既定で削除対象となります。

  • オフラインWebページ
    オフラインページはコンピューターに保存されるWebページのことで、インターネットに接続しなくても表示できます。ここでこれらのページを削除しても、同期をとるとお気に入りのオフラインページの表示ができます。Webページ用の個人用設定は変更されません。

  • デバイスドライバーパッケージ
    Windowsでは、新しいバージョンのドライバーをインストールした後でも、Windows Updateやその他のソースから以前にインストールされたデバイスドライバーパッケージのコピーをすべて保持しています。このタスクを実行すると、不要になった古いバージョンのドライバーが削除されます。各ドライバーパッケージの最新のバージョンは残されます。
    ※システムファイルのクリーンアップ時のみ表示され、既定で削除対象となります。

  • デバッグダンプファイル
    Windowsで作成されたファイル

  • ごみ箱
    ごみ箱には、コンピューターから削除されたファイルが格納されています。ごみ箱を空にするまでは、ファイルは完全には削除されません。

  • ログファイルの設定
    Windowsで作成されたファイル

  • システムエラーのメモリダンプファイル
    システムエラーのメモリダンプファイルを削除してください。

  • システムエラーのミニダンプファイル
    システムエラーのミニダンプファイルを削除してください。
    ※システムファイルのクリーンアップ時のみ表示。

  • 一時ファイル
    プログラムはTEMPフォルダーに一時的な情報を格納することがあります。通常はプログラムを終了する前にこの情報は削除されます。1週間以上変更されていない一時ファイルは削除しても安全です。

  • 縮小表示
    フォルダーを開くと縮小版がすばやく表示されるよう、すべての画像、ビデオ、ドキュメントの縮小版が保持されます。縮小版を削除すると、必要に応じて自動的に再作成されます。
    ※既定で削除対象となります。

  • Windows Defender
    Windows Defenderで使用される重要度の低いファイル
    ※システムファイルのクリーンアップ時のみ表示。

  • ユーザーによってアーカイブされたエラー報告ファイル
    ユーザーによってアーカイブされたWindowsエラー報告と解決の確認に使用されるファイルです。

  • システムによってアーカイブされたエラー報告ファイル
    システムによってアーカイブされたWindowsエラー報告と解決の確認に使用されるファイルです。

  • Windowsアップグレードログファイル
    Windowsアップグレードログファイルに入っている情報は、Windowsのインストール、アップグレード、サービスの実行中に問題が発生した場合に、その問題を識別したりトラブルシューティングしたりするために使用されます。こららのファイルを削除すると、インストール時のトラブルシューティングが困難になります。
    ※システムファイルのクリーンアップ時のみ表示。

操作手順

  1. スタート画面上で ディスク と直接入力します。
    ※デスクトップの「コントロールパネル」から起動することもできます。起動方法については、<補足:「コントロールパネル」から起動する方法>を参照してください。
    図1(図1)

  2. 「検索」チャームが表示されます。検索結果から[不要なファイルの削除によるディスク領域の解放]をクリックします。
    図2(図2)

  3. 「ディスクのクリーンアップ:ドライブの選択」画面が表示されます。”ドライブ(D)”項目の[▼]をクリックし、一覧からディスククリーンアップを実行したいドライブをクリックします。
    図3(図3)

  4. [OK]ボタンをクリックします。
    図4(図4)

  5. ”XXXX(X:)にどれくらいの空き領域を作成できるかを計算しています。…”(XXXXは選択したドライブ名が表示されます)メッセージ画面が表示されます。しばらくお待ちください。計算が終わると自動的に画面が閉じます。
    図5(図5)

  6. 「ディスククリーンアップ-XXXX(X:)」(XXXXは選択したドライブ名が表示されます)画面が表示されます。ディスククリーンアップを実行した場合の空き領域と増加するディスク領域の合計(ディスククリーンアップを実行した場合に削除される不要なファイルの合計)が表示されます。
    図6(図6)

  7. ”削除するファイル(F)”の一覧でチェックが付いている項目が不要と判断されて削除の対象となっている項目になります。
    図7(図7)

    ◆システムファイルもクリーンアップしたい場合

    a.[システムファイルのクリーンアップ(S)]ボタンをクリックします。
    図8(図8)

    b.「ディスクのクリーンアップ:ドライブの選択」画面が表示されます。”ドライブ(D)”項目の[▼]をクリックし、一覧からディスククリーンアップを実行したいドライブをクリックします。
    図9(図9)

    c.[OK]ボタンをクリックします。
    図10(図10)

    d.”XXXX(X:)にどれくらいの空き領域を作成できるかを計算しています。…”(XXXXは選択したドライブ名が表示されます)メッセージ画面が表示されます。不要なシステムファイルを検索し計算がやり直しされます。しばらくお待ちください。計算が終わると自動的に画面が閉じます。
    図11(図11)

  8. 削除したくない項目がある場合は、クリックしてチェックをはずしてから[OK]ボタンをクリックします。
    図12(図12)

  9. ”これらのファイルを完全に削除しますか?”メッセージ画面が表示されます。[ファイルの削除]ボタンをクリックします。
    図13(図13)

  10. ”このコンピューターにある不要なファイルを整理しています。”メッセージ画面が表示され、不要なファイルが削除されます。しばらくお待ちください。
    図14(図14)

  11. 削除が完了すると、自動的に画面が閉じます。

不要なファイルを削除し、ディスク領域を解放する操作は以上です。

補足:「コントロールパネル」から起動する方法

  1. スタート画面でキーボードの[Windowsロゴ]キー(Windowsロゴキー)を押しながら、[X]キーを押します。
  2. 画面左下にクイックリンクメニューが表示されます。[コントロールパネル(P)]をクリックするか、キーボードの[P]キーを押します。
    図15(図15)

  3. 「コントロールパネル」画面が表示されます。[システムとセキュリティ]をクリックします。
    図16(図16)

  4. 「システムとセキュリティ」画面が表示されます。”管理ツール”項目の[ディスク領域の解放]をクリックします。
    図17(図17)

  5. 「ディスクのクリーンアップ:ドライブの選択」画面が表示されます。この先の操作については、上記<操作手順>の手順3以降を参照してください。
    図18(図18)

「ディスククリーンアップ」のその他のオプションについて

「ディスククリーンアップ」で[システムファイルのクリーンアップ(S)]ボタンをクリックすると「その他のオプション」タブが表示されます。

図19(図19)

  • プログラムと機能のクリーンアップ
    ”プログラムと機能”項目の[クリーンアップ(E)]ボタンをクリックすると、「プログラムと機能」画面が表示されます。使用していないプログラムを削除すると、空き領域が増加します。
    図20(図20)

  • システムの復元とシャドウコピーのクリーンアップ
    ”システムの復元とシャドウコピー”項目の[クリーンアップ(C)]ボタンをクリックすると、”最新のシステム復元ファイル以外の古い復元ファイルを削除しますか?”メッセージ画面が表示されます。
    図21(図21)

    [削除]ボタンをクリックすると古い復元ファイルが削除され、空き領域が増加します。

以上