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情報番号:015442  【更新日:2014.12.16

オリジナルの電源プランを作成する方法<Windows 8.1>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows 8.1
カテゴリ Windowsの操作/設定、省電力

回答・対処方法

はじめに

「電源オプション」には、使用環境に合わせて設定された次の電源プランがあらかじめ用意されています。(OS標準の電源プラン)

  • バランス
    必要なときは電力を使ってパフォーマンスを最大にし、動作させていないときは電力を節約します。

  • 省電力
    パソコンの動作速度などのパフォーマンスを低下させ、消費電力をおさえます。
    バッテリー駆動*1のときにこのプランを使用すると、バッテリーが通常よりも長くもちます。

  • 高パフォーマンス
    パフォーマンスと応答速度を最大にします。消費電力が増える可能性があります。
    バッテリー駆動*1のときにこのプランを使用すると、バッテリーが通常よりも早く消費されます。

    *1 バッテリーパック搭載モデルまたはバッテリーパック内蔵モデルのみ

ここでは、これらの電源プランの1つを基にしてオリジナルの電源プランを作成する方法を説明します。

※あらかじめ用意されている電源プランの設定を変更することもできます。方法については、[015440:電源プランの設定を変更する方法<Windows 8.1>]を参照してください。

※ノートPCをご使用の場合は、必ず文末の<お願い:ノートPCの場合>をご確認ください。

操作手順

  1. スタート画面で、[デスクトップ]タイルをクリックします。
    図1(図1)

  2. デスクトップ画面が表示されます。タスクバーの[スタート]ボタンをマウスの右ボタンでクリックします。
    図2(図2)

  3. クイックリンクメニューが表示されます。[電源オプション(O)]をクリックします。
    図3(図3)

  4. 「電源オプション」画面が表示されます。画面左側の[電源プランの作成]をクリックします。
    図4(図4)

  5. 「電源プランの作成」画面が表示されます。[◎ バランス(推奨)]、[◎ 省電力]、[◎ 高パフォーマンス]から基となる電源プランをクリックして選択します。
  6. ”プラン名”欄に任意の名前を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。
    ※既定では”カスタムプラン x”という名前で表示されます(xには数字が入ります)。ここでは例として、”省電力(オリジナル)”とします。
    図5(図5)

  7. 「プラン設定の編集」画面が表示されます。
    ・ノートPCをバッテリーで使用する場合は”バッテリ駆動”、ACアダプターを接続して使用する場合は”電源に接続”の列で、”ディスプレイの電源を切る”、”コンピューターをスリープ状態にする”、”プランの明るさを調整”の動作を設定します。
    ・バッテリーを搭載していないモデルでは”ディスプレイの電源を切る”、”コンピューターをスリープ状態にする”の動作を設定します。
    ※下図は例としてノートPCの設定画面となります。
    図6(図6)

  8. 設定が終わりましたら、[作成]ボタンをクリックします。
  9. 「電源オプション」画面に戻ります。オリジナルのプランが作成されていることを確認してください。
    図7(図7)

オリジナルの電源プランを作成する操作は以上です。

上記以外の詳細な項目を設定したい場合は、次の<補足1:その他の詳細設定を変更する場合>を参照してください。

補足1:その他の詳細設定を変更する場合

  1. 「電源オプション」画面で作成したオリジナルの電源プランの[プラン設定の変更]をクリックします。
    図8(図8)

  2. 「プラン設定の編集」画面が表示されます。[詳細な電源設定の変更(C)]をクリックします。
    図9(図9)

  3. 「電源オプション」画面の「詳細設定」タブが表示されます。設定を変更しましたら、[OK]ボタンをクリックします。
    ※設定したい項目がグレーアウトしていて変更できない場合は[現在利用できない設定の変更]をクリックしてください。
    図10(図10)

  4. 「プラン設定の編集」画面に戻ります。右上の[×]ボタンをクリックして閉じます。

詳細設定は以上です。

補足2:アクティブな電源プランを変更する方法

作成した電源プランは自動的にアクティブな電源プランとなります。異なる電源プランを有効にしたい場合は、その電源プランを選択してください。

<ノートPCを使用している場合>

  1. デスクトップ画面右下の通知領域の[バッテリー]アイコン(バッテリー)をクリックします。
  2. ”電源プランを選択してください”画面が表示されます。一覧から使用したい電源プランをクリックして選択してください。
    ※選択したい電源プランが表示されていない場合は、[その他の電源オプション]をクリックすると、「電源オプション」画面が表示されますので、使用したい電源プランをクリックして選択してください。
    図11(図11)

<バッテリーを搭載していないモデルを使用している場合>
※設定などで通知領域に[バッテリー]アイコンがない場合もこちらの手順で変更できます。

  1. 上記の<操作手順>手順1~4を実行します。
  2. 「電源オプション」画面が表示されます。使用したい電源プランをクリックして選択してください。


お願い:ノートPCの場合

  • DVDの再生にあたって
    ・DVD再生時は、電源コードとACアダプターの接続をおすすめします。省電力機能が働くと、スムーズな再生ができないことがあります。バッテリー駆動で再生するときは電源プランで「高パフォーマンス」を選択してください。

    ・レゾリューションプラス機能*2を有効にして再生する場合は、必ず電源コードとACアダプターを接続してください。
    *2 超解像技術(レゾリューションプラス)対応モデルのみ

  • ブルーレイディスクの再生にあたって
    ・ブルーレイディスク再生時は、必ず電源コードとACアダプターを接続してください。省電力機能が働くと、スムーズな再生ができない場合があります。

  • 映像、音楽、写真データを再生するにあたって
    ・「TOSHIBA Media Player by sMedio TrueLink+」*3の起動中は、電源コードとACアダプターの接続をおすすめします。省電力機能が働くと、スムーズな再生ができないことがあります。バッテリー駆動で再生するときは電源プランで「バランス」を選択してください。
    *3 「TOSHIBA Media Player by sMedio TrueLink+」プレインストールモデルのみ

    ・「TOSHIBA SD-Video PLAYER」*4の起動中は、電源コードとACアダプターの接続をおすすめします。省電力機能が働くと、スムーズな再生ができないことがあります。
    *4 「TOSHIBA SD-Video PLAYER」プレインストールモデルのみ

  • メディア/ハードディスクへの書き込み/書き出しを行なうにあたって
    ・バッテリー駆動で使用中に書き込みを行なうと、バッテリーの消耗などによって書き込みに失敗するおそれがあります。必ず電源コードとACアダプターを使用してパソコン本体を電源コンセントに接続してご使用ください。

    ・書き込みを行なうときは、本製品の省電力機能が働かないようにしてください。また、電源オフ/スリープ/休止状態/再起動を実行しないでください。


関連情報

以上