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情報番号:010141  【更新日:2010.02.16

リカバリーメディア作成方法<dynabook TX/6*Kシリーズ>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows(R)7
カテゴリ 周辺機器、USBフラッシュメモリ、CD/DVD/ブルーレイディスク、リカバリー、リカバリーメディアの作成

回答・対処方法

はじめに

パソコン上でトラブルが発生し、正常な状態でお使いいただけなくなった場合や電源を入れてもシステム(Windows)が起動できなくなった場合などにシステムの復元(リカバリー)を行ないます。

本モデルは、ハードディスク上にシステムを復元するための領域を持っているので、通常はハードディスクからシステムの復元(リカバリー)を行なうことができます。しかし、トラブルの状況によっては、ハードディスクからシステムが復元できなくなる場合があります。このような場合のためにリカバリーメディアを作成しておくことをおすすめします。

「リカバリメディア作成ツール」(「TOSHIBA Recovery Media Creator」)を使用することで、「リカバリーメディア」を作成することができます。

※本モデルには、ハードディスクリカバリーモデルのため、リカバリーメディアは添付されておりません。

以下に、リカバリーメディアを作成する方法について説明します。

※下記手順は、取扱説明書「準備しよう」の「4章 大切なデータを失わないために-バックアップ- 3 リカバリーメディアを作る」にも記載してあります。

用意するもの

「TOSHIBA Recovery Media Creator」では、次の記録メディアを使用できます。
作成する記録メディアの種類は、「TOSHIBA Recovery Media Creator」画面の”メディア構成”で確認できます。

  • USBフラッシュメモリ
  • DVD-R、DVD-R DL、DVD+R、DVD+R DL、DVD-RW、DVD+RW
    ※以下の推奨するメーカーのDVDを使用してください。
    ※書き込み速度に対応したDVDを使用してください。
    ※規格に準拠したDVDを使用してください。
    推奨するメーカーのDVD
    DVD-R 太陽誘電(株)
    DVD-R DL 三菱化学メディア(株)
    DVD+R 三菱化学メディア(株)
    DVD+R DL 三菱化学メディア(株)
    DVD-RW 日本ビクター(株)
    DVD+RW 三菱化学メディア(株)


あらかじめバックアップ用のメディアを用意してください。
「TOSHIBA Recovery Media Creator」画面の”情報”で表示されるものが、必要なメディアです。
DVDの場合は、必要な枚数が表示されます。複数枚使用する場合は、同じ規格のメディアで統一してください。
USBフラッシュメモリの場合は、リカバリーメディアの作成に最低限必要な容量が表示されます。表示されるものより大きい容量のUSBフラッシュメモリを用意してください。

【お願い:リカバリーメディアの作成にあたって】

※リカバリーメディアを作成するには、下記以外にもお願い事項があります。
取扱説明書「準備しよう 付録 1-7 CD/DVD/BDにデータのバックアップをとる」を確認してください。
USBフラッシュメモリで作成する場合は、取扱説明書「いろいろな機能を使おう」のUSBコネクタの説明を確認してください。

  • 「TOSHIBA Recovery Media Creator」ではDVD-RAMおよびブルーレイディスクを使用できません。
  • 「TOSHIBA Recovery Media Creator」を使ってリカバリーメディアなどを作成するときは、ほかのアプリケーションソフトをすべて終了させてから、行なってください。

DVDまたはUSBフラッシュメモリに書き込みを行なうときは、次の注意をよく読んでから使用してください。守らずに使用すると、書き込みに失敗するおそれがあります。また、ドライブへのショックなど本体異常や、記録メディアの状態などによっては処理が正常に行なえず、書き込みに失敗することがあります。

書き込みに失敗したメディアの損害については、当社は一切その責任を負いません。また、記憶内容の変化・消失など、メディアに保存した内容の損害および内容の損失・消失により生じる経済的損害といった派生的損害については、当社は一切その責任を負いませんので、あらかじめご了承ください。

  • DVDに書き込むときには、それぞれの書き込み速度に対応し、それぞれの規格に準拠した記録メディアを使用してください。また、推奨するメーカーの記録メディアを使用してください。
    ※詳細については、取扱説明書「dynabook TXシリーズをお使いのかたへ」を参照してください。

  • バッテリー駆動で使用中に書き込みを行なうと、バッテリーの消耗などによって書き込みに失敗するおそれがあります。必ずACアダプターを接続してパソコン本体を電源コンセントに接続して使用してください。
  • 書き込みを行なうときは、本製品の省電力機能が働かないようにしてください。また、スリープ、休止状態、シャットダウンまたは再起動を実行しないでください。
  • 次に示すような、ライティングソフトウェア以外のソフトウェアは終了させてください。
    ・スクリーンセーバー
    ・ウイルスチェックソフト*1
    ・ディスクのアクセスを高速化する常駐型ユーティリティ
    ・音楽CDやDVD、ブルーレイディスクの再生アプリケーション
    ・モデムなどの通信アプリケーション など
    ソフトウェアによっては、動作の不安定やデータの破損の原因となります。

    *1 有線/無線LANでネットワークに接続している場合は、ウイルスチェックソフトを終了させる前に必ずネットワークから切り離してください。接続したままウイルスチェックソフトを終了してしまうとウイルスに感染するおそれがあります。注意してください。

  • タッチパッドを操作する、ウィンドウを開く、ユーザーを切り替える、画面の解像度や色数の変更など、パソコン本体の操作を行なわないでください。
  • パソコン本体に衝撃や振動を与えないでください。
  • 書き込み中は、周辺機器の取り付け/取りはずしを行なわないでください。
  • パソコン本体から携帯電話、およびほかの無線通信装置を離してください。

以下に、リカバリーメディアを作成する方法について説明します。

操作手順

※本手順は、例としてDVD-Rのリカバリーメディアを作成します。

  1. [スタート]ボタンスタート→[すべてのプログラム]→[リカバリメディア作成ツール]をクリックします。
  2. 「ユーザーアカウント制御」画面が表示されます。[はい(Y)]ボタンをクリックします。
  3. 「TOSHIBA Recovery Media Creator」画面が表示されます。用意した空のメディア(DVD-R)をドライブにセットします。
  4. 用意したメディアの種類を選択します。”メディア構成”項目の[▼]ボタンをクリックしメディアの種類を選択します。ここでは、[DVD:4.7GB]を選択します。
    ※メディアの種類を選択すると、”情報”に”以下のブランクメディアが必要です。DVD X枚”(Xには数字が入ります。)と表示されます。同じ規格のメディアを表示された枚数用意してください。
    図1(図1)

  5. [□ リカバリメディア]にチェックが付いていることを確認し、[作成]ボタンをクリックします。
    図2(図2)

  6. ”リカバリDVD1を作成します。・・・”と表示されます。メディアがドライブにセットされていることを確認し、[OK]ボタンをクリックします。
    図3(図3)

  7. ”現在のメディア”に作成しているメディアの進捗状況が表示されます。
    図4(図4)

  8. ”リカバリDVD1の作成が完了しました。・・・続いて、リカバリDVD2を作成します・・・”画面が表示されます。空のメディア(DVD-R)に入れ替えて[OK]ボタンをクリックします。
    ※メディア作成後は、作成したメディアの種類(リカバリーメディアなど)と番号がわかるように、メディアに目印を付けてください。たとえばDVDの場合、「リカバリーメディアXX(番号)」「64ビット修復ディスク(WindowsRE)」といったように、レーベル面に油性のフェルトペンなどで記載してください。リカバリーをするとき、この番号通りにメディアを使用しないと、正しくリカバリーされません。必ずメディア番号がわかるようにして保管してください。
    図5(図5)

  9. 作成するメディアが複数枚ある場合は、メッセージに従ってメディアを入れ替えてください。
  10. すべてのメディア作成後、”すべての処理が終了しました。”メッセージ画面が表示されます。[OK]ボタンをクリックします。
    図6(図6)

  11. 「TOSHIBA Recovery Media Creator」画面に戻ります。「情報」に”・・・すべての処理が終了しました。”メッセージが表示されましたら右上の[×]ボタンをクリックして閉じます。
    図7(図7)

リカバリーメディアの作成は完了です。

ドライブから作成したリカバリーメディアを取り出してください。作成した「リカバリーメディア」は大切に保管してください。

関連情報

以上