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情報番号:010680  【更新日:2010.06.08

「ウイルスバスター(TM)2010」「個人情報の保護」機能でメールやWebブラウザーなどから個人情報が外部に送信されるのを防ぐ方法

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows(R)7
カテゴリ ウイルス情報、ウイルス予防/対策、インターネット、メール

回答・対処方法

はじめに

「ウイルスバスター2010」は、ウイルスやスパイウェアなどの脅威から、お使いのコンピューターやコンピューターに保存している大切な個人情報などを守ってくれる総合セキュリティ対策ソフトウェアです。

「個人情報の保護」機能は、Webブラウザー「Internet Explorer 8」、メール「Microsoft Outlook」、インスタントメッセンジャー「Windows Live Messenger」で送信されるデータを監視します。氏名、クレジットカード番号、電話番号、ログイン名、パスワードといった保護したい情報の一部分をあらかじめ登録しておくことで、個人情報の流出が防げます。また、気がつかないうちにコンピューターに浸入し、個人情報を無断で外部に送信するスパイウェアなどから個人情報を守ることができます。

ここでは、「個人情報の保護」機能でメールやWebブラウザーなどから個人情報が外部に送信されるのを防ぐ方法について説明します。

【注意】
本製品にインストールされている「ウイルスバスター2010」は、90日無料版です。
90日を経過するとウイルスチェック機能を含めて、すべての機能がご使用できなくなります。
ウイルスチェックがまったく行なわれない状態となりますので、かならず期限切れ前に有料の正規サービスへ登録するか、他の有効なウイルス対策ソフトを導入してください。

※「ウイルスバスター2010」の詳細、お問い合わせ窓口については、以下のリンクを参照してください。
お問い合わせ窓口は、ウイルスバスターサービスセンターになります。
[010494:「ウイルスバスター(TM)2010」について]

<準備>

操作手順

  1. [スタート]ボタンスタート→[すべてのプログラム]→[ウイルスバスター2010]→[ウイルスバスター2010を起動]をクリックします。
  2. 「ウイルスバスター2010」が起動し、「現在の状況」画面が表示されます。カテゴリボタンから[有害サイト/迷惑メール対策]をクリックします。
    図1(図1)

  3. 「有害サイト/迷惑メール対策」画面が表示されます。[個人情報の保護(D)]項目の[▼]をクリックします。
  4. [個人情報の保護(D)]項目の[設定]をクリックします。
    図2(図2)

  5. 「個人情報の保護」画面(保護したい個人情報を設定する画面)が表示されます。[□ 個人情報保護を有効にする(P)]にチェックが付いていることを確認します。
    ※チェックが付いていない場合は、クリックしてチェックを付けてください。
    図3(図3)

  6. 既定では、”氏名”、”クレジットカード番号”、”電話番号”、”ログイン名”、”パスワード”といった個人情報の項目があります。保護したい項目をクリックし、[編集(E)]ボタンをクリックします。
    ※一覧にない個人情報を保護したい場合は、[追加(A)]ボタンをクリックして追加することもできます。
    図4(図4)

  7. 「個人情報の保護」画面(保護する個人情報を編集する画面)が表示されます。外部に送信したくない個人情報を登録します。”守りたい情報(D)”欄に個人情報を入力します。
    ※全角2文字以上または半角英数4文字以上で入力してください。
    ※クレジットカード番号を保護する場合は、末尾4桁など、一部のみを入力してください。一部のみの登録でクレジットカード番号全体を保護できます。
    ※パスワードを保護する場合は、大文字と小文字が区別されます。

    図5(図5)

  8. 入力した個人情報がWebブラウザー(「Internet Explorer 8」)経由で送信されるのを防ぐには、[□ この情報は、Web経由(HTTP)では送信しない(I)]にチェックを付けます。
    図6(図6)

    <入力した個人情報の送信を例外的に許可するWebサイトを設定したい場合>

    a.[例外設定(許可するWebサイト)(A)]ボタンをクリックします。
    図7(図7)

    b.「個人情報の保護」画面(例外設定画面)が表示されます。[追加(A)]ボタンをクリックします。
    図8(図8)

    c.「Webサイトの追加/編集」画面が表示されます。[◎ URLを追加/編集する(A)]を選択し、許可するWebサイトのアドレスを入力して[OK]ボタンをクリックします。
    図9(図9)

    ※「Internet Explorer 8」で閲覧した履歴または「Internet Explorer 8」に登録しているお気に入りから許可するWebサイトを選択することもできます。

    ※許可するWebサイトとして入力または選択したアドレスのサブページも対象とする場合は、[□ サブページ(下位階層のページ)も対象にする(P)]にチェックを付けてください。

    d.「個人情報の保護」画面(例外設定画面)に戻ります。リストに入力または選択したWebサイトのアドレスが登録されていることを確認し、[OK(O)]ボタンをクリックします。
    ※このリストに登録されているWebサイトには、保護されているデータを例外的に送信します。
    ※登録したWebサイトのアドレスを編集したい場合は、[編集(E)]ボタンをクリックしてください。
    ※登録したWebサイトのアドレスを削除したい場合は、[削除(R)]ボタンをクリックしてください。
    図10(図10)

  9. 入力した個人情報がメール(「Microsoft Outlook」)経由で送信されるのを防ぐには、[□ この情報は、メール経由(SMTP)では送信しない(E)]にチェックを付けます。
    図11(図11)

  10. 入力した個人情報がインスタントメッセンジャー(「Windows Live Messenger」)経由で送信されるのを防ぐには、[□ この情報は、インスタントメッセンジャー経由では送信しない(M)]にチェックを付けます。
    図12(図12)

  11. 守りたい個人情報の詳細設定が終わりましたら[OK]ボタンをクリックして「個人情報の保護」(保護する個人情報を編集する画面)を閉じます。
  12. 「個人情報の保護」画面(保護したい個人情報を設定する画面)に戻ります。設定した個人情報の項目の”状況”に”入力済み”と表示されます。
    図13(図13)

  13. 他の個人情報も保護したい場合は、手順6~手順12を繰り返し操作してください。
  14. 保護したい個人情報の設定が終わりましたら、[OK]ボタンをクリックして閉じます。
    図14(図14)

  15. ”Webブラウザを起動中の場合、変更を適用するにはWebブラウザの再起動が必要です。・・・”メッセージ画面が表示されます。[OK]ボタンをクリックします。
    図15(図15)

  16. 「有害サイト/迷惑メール対策」画面に戻ります。右上の[×]ボタンをクリックして「ウイルスバスター2010」を終了します。

設定は以上です。

上記の設定時に「Internet Explorer 8」を起動していた場合は、設定を適用するために、いったん終了し、「Internet Explorer 8」を起動しなおしてください。

保護した個人情報を外部へ送信しようとすると、以下のようなメッセージが表示されます。

  • ”データ送信をブロックしました”メッセージ
    ※ここでは、Webサイトから送信しようとした場合の例です。メールまたはインスタントメッセンジャーでも同様なメッセージが表示されます。
    図16(図16)

  • ”ウイルスバスター2010によりWebサイトをブロックしました 現在のセキュリティ設定では、保護された情報をWebサイトで受信できません”メッセージ
    ※Webサイトから送信しようとした場合
    図17(図17)

以上