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情報番号:010807  【更新日:2010.05.25

「ディスククリーンアップ」機能について<Windows(R)7>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows(R)7
カテゴリ Windowsの操作/設定、Windowsの便利な使いかた、Windowsソフトウェア

回答・対処方法

はじめに

Windows 7の「ディスククリーンアップ」機能について説明します。
「ディスククリーンアップ」機能を使用すると、ハードディスク/SSD上の不必要なファイル数を減らし、空き領域を増やしてコンピューターの実行速度を上げることができます。

【注意】
本手順を行なうと以下のデータが削除されます。

<コンピューターが不要なファイルを検索して削除するデータ>

  • ダウンロードされたプログラムファイル
    特定のページを表示したときにインターネットから自動的にダウンロードされる、ActiveXコントロールやJavaアプレットです。これらは、ハードディスク/SSDの[Download Program Files]フォルダーに一時的に保存されます。

  • Temporary Internet Files
    [Temporary Internet Files]フォルダーには、アクセスを速くする目的で、ハードディスク/SSDに保存したWebページがあります。ハードディスク/SSDに保存したWebページには、Webページ用に設定した個人用設定が、そのままの状態で保存されます。

  • オフラインWebページ
    オフラインWebページはコンピューターに保存されるWebページのことで、インターネットに接続しなくても表示できます。ここでこれらのページを削除しても、同期をとるお気に入りのオフラインページの表示ができます。Webページ用の個人用設定は変更されません。

  • ゲームの統計情報ファイル
    ゲームの統計ファイルは、さまざまなゲームの統計情報の管理を助けるために作成されます。

  • ごみ箱
    ごみ箱には、コンピューターから削除されたファイルが格納されています。ごみ箱を空にするまでは、ファイルは完全に削除されません。

  • ログファイルの設定
    Windowsで作成されたファイルです。

  • 一時ファイル
    プログラムは、TEMPフォルダーに一時的な情報を格納することがあります。普通はプログラムを終了する前にこの情報は削除されます。1週間以上変更されていない一時ファイルは削除しても安全です。

  • 縮小表示
    フォルダーを開くと縮小版がすばやく表示されるよう、すべての画像、ビデオ、ドキュメントの縮小版が保存されます。縮小版を削除すると、必要に応じて自動的に再作成されます。

  • ユーザーによってアーカイブされたエラー報告ファイル
    ユーザーによってアーカイブされたWindowsエラー報告と解決の確認に使用されるファイルです。

  • システムによってアーカイブされたエラー報告ファイル
    システムによってアーカイブされたWindowsエラー報告と解決の確認に使用されるファイルです。

<システムファイル>

  • 使用していないプログラム
    ”プログラムのアンインストールまたは変更” 画面を起動し、不要なプログラムを選択して削除することができます。

  • システム復元ファイル
    最新のシステム復元ファイル以外の古い復元ファイルを削除します。

操作手順

  1. [スタート]ボタンスタート→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[システムツール]→[ディスククリーンアップ]の順にクリックします。
  2. 「ディスクのクリーンアップ:ドライブの選択」画面が表示されます。
    ”ドライブ(D)”項目の[▼]をクリックし、ディスククリーンアップするディスクをクリックして選択します。
    図1(図1)

  3. [OK]ボタンをクリックします。
    図2(図2)

  4. ”○○にどれくらいの空き領域を作成できるかを計算しています・・・”画面が表示されます。計算が終わるまでしばらくお待ちください。(○○には選択したドライブ名が入ります。)
    図3(図3)

  5. 「ディスククリーンアップ-○○」画面の「ディスククリーンアップ」タブが表示されます。
    ディスククリーンアップを実行した場合の空き領域が表示されます。
    図4(図4)

    以下の手順は削除したい項目によって手順が異なります。

    <コンピューターが検索した不要なファイルを削除する場合>
    <システムファイルを削除する場合>

<コンピューターが検索した不要なファイルを削除する場合>

  1. ”削除するファイル(F)”項目の一覧から削除したい項目にチェックを付け、[OK]ボタンをクリックします。
    図5(図5)

  2. ”これらのファイルを完全に削除しますか?”メッセージ画面が表示されます。[ファイルの削除]ボタンをクリックすると不要なファイルの削除を開始します。
    図6(図6)

  3. 削除中は進行状況をステータスバーで確認することができます。
    図7(図7)

  4. 画面が消えたら削除は終了です。

<システムファイルを削除する場合>

  1. [システムファイルのクリーンアップ(S)]ボタンをクリックします。
    図8(図8)

  2. 「ディスクのクリーンアップ:ドライブの選択」画面が表示されます。
    ”ドライブ(D)”項目の[▼]をクリックし、ディスククリーンアップするディスクをクリックして選択します。
    図9(図9)

  3. [OK]ボタンをクリックします。
    図10(図10)

  4. ”○○にどれくらいの空き領域を作成できるかを計算しています・・・”画面が表示されます。計算が終わるまでしばらくお待ちください。(○○には選択したドライブ名が入ります。)
    図11(図11)

  5. 「ディスククリーンアップ-○○」画面の「ディスククリーンアップ」タブが表示されます。
    「詳細オプション」タブをクリックします。
    図12(図12)


    ◆使用していないプログラムを削除する場合

    a.”プログラムと機能”項目の[クリーンアップ(E)]ボタンをクリックします。
    図13(図13)

    b.”プログラムのアンインストールまたは変更”画面が表示されます。不要なプログラムを選択し、[アンインストールと変更]または[アンインストール]をクリックします。
    図14(図14)

    ※以降の手順については、プログラムにより異なります。指示に従ってアンインストールを進めてください。


    ◆最新のシステム復元ファイル以外の古い復元ファイルを削除する場合

    a.”システムの復元とシャドウコピー”項目の[クリーンアップ(C)]ボタンをクリックします。
    図15(図15)

    b.”最新のシステム復元ファイル以外の古い復元ファイルを削除しますか?”メッセージ画面が表示されます。[削除]ボタンをクリックします。
    図16(図16)

以上で終了です。

関連情報

以上