回答・対処方法

内容と対応

「TOSHIBA ecoユーティリティ」は、”ecoモード”の利用で、ご使用のパソコンの消費電力を低減します。この機能を継続して使用することで、より大きな消費電力の削減を実現することができます。「TOSHIBAecoユーティリティ」は、おおよその消費電力の推移をリアルタイムに表示して、ecoモードに切り替わるときの消費電力の変化を示します。また、おおよその消費電力およびecoモードによるおおよその削減効果を日ごと、週ごと、月ごとに表示します。消費電力量をCO2排出量に換算して表示することもできます。

パソコンの消費電力を低減する東芝推奨の省電力状態をecoモードと呼び、ecoモード中の電源プランには”ecoプラン”が使用されます。
ecoプランはOS標準の省電力プランを元に、以下の設定を加えた電源プランです。

*1 この値以下であること
*2 イルミネーションLED搭載モデルのみ
*3 キーボードバックライト搭載モデルのみ

※ただし、ディスプレイの明るさを上げたり、イルミネーションLED(*2)をOnにすることにより、条件からはずれた場合は、ecoモードではなくなります。

【注意】
ecoプランの初期設定を消費電力が高くなるように変更した場合、電源プランをecoプランに変更してもecoモードにはなりません。その場合、ecoプランに切り替えたときにecoモードに切り替えることのできる設定に戻すように確認画面が表示されます。設定を戻した場合、ecoプランは初期設定に戻されるため、ご使用中のパソコンはecoモードに切り替えられます。
詳しくは、［010910：「TOSHIBA ecoユーティリティ」”eco電源プランの設定が変更されています。ecoモードをOnにするためには、東芝の推奨する設定に戻す必要があります。”メッセージ画面が表示された場合＜Windows(R)7＞］をご参照ください。

• ご使用のパソコンをecoモードにする場合は、以下のリンクをご参照ください。
  ［010907：「TOSHIBA ecoユーティリティ」ecoモードにする方法＜Windows(R)7＞］
  
  
• 「TOSHIBA ecoユーティリティ」を起動したい場合は、以下のリンクをご参照ください。
  ［010906：「TOSHIBA ecoユーティリティ」を起動する方法＜Windows(R)7＞］
  
  
• おおよその消費電力の推移をリアルタイムに表示したい場合や削減効果を日ごと、週ごと、月ごとに表示したい場合は、以下のリンクをご参照ください。
  ［010909：「TOSHIBA ecoユーティリティ」消費電力量、CO2排出量を表示する方法＜Windows(R)7＞］
  
  
  

ecoモードおよびecoユーティリティについての注意事項

＜電源プランに関する注意事項 ＞
ecoモードの消費電力の削減効果は、電力プラン"eco"の設定値によって増減します。例えば電力プラン"eco"のディスプレイの明るさを下げると、より高い削減効果を得ることができます。
TOSHIBA ecoユーティリティは、ecoモードOn時とecoモードOff時の消費電力の差からおおよその削減電力量を算出しています。消費電力を抑えた設定からecoモードをOnに切り替えた場合、削減効果は小さくなります。通常使用時（例えばバランスプラン）からecoモードOnへ切り替えた場合、削減効果が期待できます。逆に省電力状態（例えば省電力プラン）からecoモードOnへ切り替えた場合、削減効果は期待できません。


＜性能に関する注意事項 ＞
ecoモードが使用するeco電源プランは、CPUの性能を制限します。CPUの性能への影響は、お客様がご使用のパソコンのCPUの種類によって異なります。
高い性能を必要とするアプリケーションを使用するときには、"eco"以外の適切な電源プランを使用することをおすすめします。
画面が暗いと感じるときは、目の疲れを軽減するためにecoモードをOffにして、画面の明るさを適切な輝度にすることをおすすめします。


＜消費電力に関する注意事項 ＞
ecoユーティリティは、リアルタイムに推移するおおよその消費電力と、単位期間ごとのおおよその消費電力量を表示します。これらの値は、システム構成や環境の違いで、約10％の誤差を含んでいます。


＜消費電力リアルタイムグラフが表示する消費電力について ＞
消費電力リアルタイムグラフは、消費電力の推移をリアルタイムに表示します。ACアダプターが接続されている場合、グラフに表示される消費電力にはバッテリーの充電に使用されている電力は含まれていません。また、実行されるアプリケーションによっては、ecoモードがOnであるにもかかわらず消費電力が大きくなることがあります（例えば、バックグラウンドでウイルススキャンやファイルの検索が実行されている場合）。消費電力は何も操作していないときよりも増加しますが、その場合でもecoモードによる消費電力の削減効果は続いています。そのようなアプリケーションの処理が終了すれば消費電力は小さくなります。


＜積算グラフが表示する消費電力について ＞
積算グラフは、月、週、日ごとの消費電力の削減量を表示します。削減電力量は、ecoモードOn時とecoモードOff時の消費電力の差を元に算出した結果を、電力削減量として見積もっています。積算される消費電力には、パソコンのスタンバイ状態、休止状態、シャットダウンされている状態、パソコン起動処理中、シャットダウン処理中の電力は含まれません。またバッテリーの自然放電も含まれません。表示される電力量は正確な電気料金の算出に使用できません。


＜積算グラフが表示するCO2排出量について＞
積算グラフは、月、週、日ごとのCO2排出の削減量を表示します。CO2削減量は、JEMA(日本電機工業会)のCO2換算データの基づいて見積もっています。積算されるCO2削減量には、パソコンのスタンバイ状態、休止状態、シャットダウンされている状態、パソコン起動処理中、シャットダウン処理中の排出量は含まれません。またバッテリーの自然放電も含まれません。

以上