dynabook.com > サポート > よくあるご質問(FAQ検索) > 「数式入力パネル」数式を修正する方法<Windows(R)7>

情報番号:011341  【更新日:2011.03.29

「数式入力パネル」数式を修正する方法<Windows(R)7>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows(R)7
カテゴリ Windowsの操作/設定、Windowsの便利な使いかた、Windowsソフトウェア

回答・対処方法

はじめに

「数式入力パネル」を使用して数式を入力する際に、手書き入力した数式が正しく認識されない場合があります。
そのような場合、別の候補を選択したり、数式の一部または全部を入力しなおして、数式を修正することができます。

※数式は途中で修正せずに式を最後まで入力すると、数式全体が正しく認識される可能性が高くなります。

  • 数式入力パネルとは?
    Windows 7に組み込まれている数式認識エンジンを使用して、手書き入力された数式を認識します。認識された数式は、ワープロや計算用のプログラムに挿入できます。
    数式入力パネルは、Tablet PCとタブレットペンで使用することを想定して開発されていますが、タッチスクリーン、外部デジタイザー、マウスなどあらゆる入力デバイスで使用できます。
    図1(図1)

【注意】
※Windows 7 Starterには、本機能は含まれていません。
※数式入力パネルでは、数学用マークアップ言語(MathML)をサポートするプログラムのみ数式を挿入できます。

数式を修正する方法は、以下の通りです。
※本手順は数式が手書き入力されていることを前提としています。数式を手書き入力する方法は、[011340:「数式入力パネル」を使用して数式を入力する方法<Windows(R)7>]を参照してください。
また、履歴を使用する場合は、[011342:「数式入力パネル」履歴を使用して似ている数式を入力する方法<Windows(R)7>]を参照してください。


操作手順

方法1:別の候補を選択して修正する方法

ここでは例として、「1.2」の点を「1,2」(コンマ)に修正します。

  1. [選択と修正]ボタンをクリックします。
    図2(図2)

  2. マウスの左ボタンを押しながら正しく認識されなかった部分を囲むように円を描きます。
    図3(図3)

  3. 候補の一覧が表示されます。正しい数式をクリックして選択します。
    ※候補一覧に正しい数式がない場合は、<方法2:式の一部を入力しなおして修正する方法>を参照して式の一部を入力しなおしてください。
    図4(図4)

  4. プレビュー領域の数式が正しく認識されたことを確認してください。
    図5(図5)

方法2:式の一部を入力しなおして修正する方法

ここでは例として√の線を長く書き直します。

  1. [消去]ボタンをクリックします。
    図6(図6)

  2. マウスポインターが消しゴムの形に変わります。入力しなおしたい文字や記号をクリックします。
    図7(図7)

  3. クリックした文字/記号が消えます。
    図8(図8)

  4. [書き込み]ボタンをクリックし、数式を入力しなおします。
    図9(図9)

  5. プレビュー領域の数式が正しく認識されたことを確認してください。
    図10(図10)

方法3:数式を最初から入力しなおす方法

  1. [クリア]ボタンをクリックします。
    図11(図11)

  2. 手書き入力した数式がすべて消え、”ここに数式を書きます”画面に変わります。
    図12(図12)

  3. 数式を最初から入力しなおしてください。
    図13(図13)

補足:数式を挿入する方法

数式が正しく認識されましたら、数式を挿入してください。

  1. 数式を挿入したいプログラム(MathMLをサポートするプログラム)を起動します。
    ※ここでは例として「Microsoft Office Word」を起動します。

  2. 挿入先のプログラムがアクティブな状態で、「数式入力パネル」の[挿入]ボタンをクリックします。
    図14(図14)

  3. 数式が入力されます。
    図15(図15)

関連情報

以上