情報番号:011417 【更新日:2011.06.07】
「ReadyBoost」USBフラッシュメモリなどのリムーバブルメディアを使用してコンピューターの速度を向上させる方法<Windows(R)7>
対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種 |
|
対象OS |
Windows(R)7 |
カテゴリ |
Windowsの操作/設定、Windowsの便利な使いかた |
回答・対処方法
はじめに
「ReadyBoost」機能を使用して、コンピューターの速度を向上させる方法を説明します。
Windows 7 の ReadyBoost機能では、USBフラッシュメモリなどのリムーバブルディスクの記憶領域をキャッシュとして使用して、コンピューターの速度を向上させることができます。
【注意】
ReadyBoost を使用してコンピューターの速度を効果的に上げるためには、USBフラッシュメモリに1GB以上の空き領域が必要です。ReadyBoost用の十分な空き領域がない場合は、一部の領域を開放するよう促すメッセージが表示されます。最適な結果を得るため、コンピューターに搭載されているメモリ(RAM)の2倍以上の空き領域を持つUSBフラッシュメモリを使用してください。
操作手順
- パソコン本体のUSBコネクタに”USBフラッシュメモリ”を差し込みます。
- 「自動再生」画面が表示されましたら、[システムの高速化]をクリックします。
(図1)
<「自動再生」画面が表示されない場合>
a.[スタート]ボタン
→[コンピューター]をクリックします。
b.「コンピューター」画面が表示されます。[リムーバブルディスク]アイコンをマウスの右ボタンでクリックし、表示されるメニューから[プロパティ(R)]をクリックします。
(図2)
- 「リムーバブルディスクのプロパティ」画面が表示されます。「ReadyBoost」タブをクリックします。
※”このデバイスはReadyBoostに使用できません。”と表示された場合は、文末の<補足>を参照してください。
◆USBフラッシュメモリの最大限の空き領域をReadyBoostに利用する場合
a.[◎ このデバイスをReadyBoost専用にする(D)]をクリックして選択します。
(図3)
◆USBフラッシュメモリの最大空き領域の一部をReadyBoostで利用する場合
a.[◎ このデバイスを使用する(U)]をクリックして選択します。
b.”システム速度のために予約する領域(ファイルシステムの制限により、実際の空き領域より少なくなります)(R)”項目のスライダーをマウスの左ボタンを押しながら左右に動かして調節します。
※システム速度のための領域を増やしたいときは右へ、減らしたいときは左へ動かします。
(図4)
- [OK]ボタンをクリックして、「リムーバブルディスクのプロパティ」画面を閉じます。
以上で設定は終了です。
[リムーバブルディスク]の「ReadyBoost」用の領域が”使用領域”として赤で表示されます。
(図5)
[リムーバブルディスク]を開くと、「ReadyBoost」用の領域が作成されていることがわかります。
(図6)
<補足>
”このデバイスはReadyBoostに使用できません。”と表示された場合は、ご使用のUSBフラッシュメモリがReadyBoostとして使用することができない可能性があります。
[再テスト(T)]ボタンをクリックして確認してください。
(図7)
関連情報
以上