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情報番号:012393  【更新日:2011.07.05

リカバリーメディア作成方法<dynabook R731/**Cシリーズ(R731/38Cを除く)>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows(R)7
カテゴリ 周辺機器、USBフラッシュメモリ、CD/DVD/ブルーレイディスク、リカバリー、リカバリーメディアの作成

回答・対処方法

はじめに

パソコン上でトラブルが発生し、正常な状態でお使いいただけなくなった場合や電源を入れてもシステム(Windows)が起動できなくなった場合などにシステムの復元(リカバリー)を行ないます。

本モデルは、ハードディスク上にシステムを復元するための領域を持っているので、通常はハードディスクからシステムの復元(リカバリー)を行なうことができます。しかし、トラブルの状況によっては、ハードディスクからシステムが復元できなくなる場合があります。このような場合のためにリカバリーメディアを作成しておくことをおすすめします。

リカバリメディア作成ツール(「TOSHIBA Recovery Media Creator」)を使用することで、「リカバリーメディア」を作成することができます。

※本モデルには、ハードディスクリカバリーモデルのため、リカバリーメディアは添付されておりません。

以下に、リカバリーメディアを作成する方法について説明します。

※本手順は、パソコンにプレインストールされている「パソコンで見るマニュアル」を起動し、”キーワード検索”欄に リカバリーメディアを作る と入力して検索しても参照することができます。

用意するもの

「TOSHIBA Recovery Media Creator」では、次の記録メディアを使用できます。
作成する記録メディアの種類は、「TOSHIBA Recovery Media Creator」画面の”メディア構成”で確認できます。

  • USBフラッシュメモリ
  • DVD-R、DVD-R DL、DVD+R、DVD+R DL、DVD-RW、DVD+RW
    ※以下の推奨するメーカーのDVDを使用してください。
    ※書き込み速度に対応したDVDを使用してください。
    ※規格に準拠したDVDを使用してください。
    記録メディアの種類 (class="frame2")
    DVD-R
    三菱化学メディア(株)、太陽誘電(株)、日立マクセル(株)
    DVD-R DL
    三菱化学メディア(株)
    DVD+R
    太陽誘電(株)、三菱化学メディア(株)
    DVD+R DL
    三菱化学メディア(株)
    DVD-RW
    日本ビクター(株)、三菱化学メディア(株)
    DVD+RW
    三菱化学メディア(株)



※dynabook R731/16Cには、光学ドライブが内蔵されておりません。
外付けDVDドライブを接続した場合は、ドライブが内蔵されていないモデルでもDVDを作成できます。

なお、サポートしているオプションの外付けDVDドライブは、DVDスーパーマルチドライブ:PADSM003です。
※接続する外付けDVDドライブの種類によって、使用できるメディアが異なります。「DVDドライブに付属の取扱説明書」と合わせて確認してください。

あらかじめバックアップ用のメディアを用意してください。
「TOSHIBA Recovery Media Creator」画面の”情報”で表示されるものが、必要なメディアです。
DVDの場合は、必要な枚数が表示されます。複数枚使用する場合は、同じ規格のメディアで統一してください。
USBフラッシュメモリの場合は、リカバリーメディアの作成に最低限必要な容量が表示されます。表示されるものより大きい容量のUSBフラッシュメモリを用意してください。

【お願い:リカバリーメディアの作成にあたって】

  • 「TOSHIBA Recovery Media Creator」ではDVD-RAMおよびブルーレイディスクを使用できません。
  • 「TOSHIBA Recovery Media Creator」を使ってリカバリーメディアなどを作成するときは、ほかのアプリケーションソフトをすべて終了させてから、行なってください。

DVDやUSBフラッシュメモリに書き込みを行なうときは、次の注意をよく読んでから使用してください。守らずに使用すると、書き込みに失敗するおそれがあります。また、ドライブへのショックなど本体異常や、記録メディアの状態などによっては処理が正常に行なえず、書き込みに失敗することがあります。

書き込みに失敗したメディアの損害については、当社は一切その責任を負いません。また、記憶内容の変化・消失など、メディアに保存した内容の損害および内容の損失・消失により生じる経済的損害といった派生的損害については、当社は一切その責任を負いませんので、あらかじめご了承ください。

  • DVDに書き込むときには、それぞれの書き込み速度に対応し、それぞれの規格に準拠した記録メディアを使用してください。また、推奨するメーカーの記録メディアを使用してください。
    ※詳細については、パソコンにプレインストールされている「パソコンで見るマニュアル」を起動し、”キーワード検索”欄に 使用推奨メーカー と入力して検索してください。「書き込み速度と使用推奨メーカー-2」の「書き込み速度と使用推奨メーカー」を参照してください。

  • バッテリー駆動で使用中に書き込みを行なうと、バッテリーの消耗などによって書き込みに失敗するおそれがあります。必ずACアダプターを接続してパソコン本体を電源コンセントに接続して使用してください。
  • 書き込みを行なうときは、本製品の省電力機能が働かないようにしてください。また、スリープ、休止状態、シャットダウンまたは再起動を実行しないでください。
  • 次に示すような、ライティングソフトウェア以外のソフトウェアは終了させてください。
    ・スクリーンセーバー
    ・ウイルスチェックソフト*1
    ・ディスクのアクセスを高速化する常駐型ユーティリティ
    ・音楽CDやDVDの再生アプリケーション
    ・モデムなどの通信アプリケーション など
    ソフトウェアによっては、動作の不安定やデータの破損の原因となります。

    *1 有線/無線LANでネットワークに接続している場合は、ウイルスチェックソフトを終了させる前に必ずネットワークから切り離してください。接続したままウイルスチェックソフトを終了してしまうとウイルスに感染するおそれがあります。注意してください。

  • タッチパッドを操作する、ウィンドウを開く、ユーザーを切り替える、画面の解像度や色数の変更など、パソコン本体の操作を行なわないでください。
  • パソコン本体に衝撃や振動を与えないでください。
  • 書き込み中は、周辺機器の取り付け/取りはずしを行なわないでください。
  • パソコン本体から携帯電話、およびほかの無線通信装置を離してください。

以下に、リカバリーメディアを作成する方法について説明します。

操作手順

※本手順は、例としてDVD-Rのリカバリーメディアを作成します。
※あらかじめ外付けのDVDドライブをパソコン本体に接続しておいてください。(R731/16Cのみ)

  1. [スタート]ボタンスタート→[すべてのプログラム]→[リカバリメディア作成ツール]をクリックします。
  2. 「ユーザーアカウント制御」画面が表示されます。[はい(Y)]ボタンをクリックします。
  3. 「TOSHIBA Recovery Media Creator」画面が表示されます。用意した空のメディア(DVD-R)をドライブにセットします。
  4. 用意したメディアの種類を選択します。”メディア構成”項目の[▼]ボタンをクリックし、メディアの種類を選択します。ここでは、[DVD:4.7GB]を選択します。
    ※メディアの種類を選択すると、”情報”に”以下のブランクメディアが必要です。DVD X枚”(Xには数字が入ります。)と表示されます。同じ規格のメディアを表示された枚数用意してください。
    図1(図1)

  5. [□ リカバリメディア]にチェックが付いていることを確認し、[作成]ボタンをクリックします。
    図2(図2)

  6. 「リカバリDVD1の作成」”リカバリDVD1を作成します。・・・”と表示されます。メディアがドライブにセットされていることを確認し、[OK]ボタンをクリックします。
    図3(図3)

  7. リカバリDVD1の作成が開始され、”現在のメディア”に進捗状況が表示されます。しばらくお待ちください。
    図4(図4)

  8. 「リカバリDVD2の作成」”リカバリDVD1の作成が完了しました。・・・続いて、リカバリDVD2を作成します。・・・”画面が表示され、自動的にディスクトレイが開きます。空のメディア(DVD-R)に入れ替えて[OK]ボタンをクリックします。リカバリDVD2の作成が開始されます。しばらくお待ちください。
    図5(図5)

    ※作成したリカバリーメディアには、次のことがわかるように目印を付けてください。
    ・「リカバリーメディア」であること
    ・複数枚ある場合は、番号

    たとえばDVDの場合、「リカバリーメディアXX(番号)」「64ビット修復ディスク(WindowsRE)」といったように、レーベル面に油性のフェルトペンなどで記載してください。リカバリーをするとき、この番号通りにメディアを使用しないと、正しくリカバリーされません。必ずメディア番号がわかるようにして保管してください。

  9. 「リカバリDVD3の作成」”リカバリDVD2の作成が完了しました。・・・続いて、リカバリDVD3を作成します。・・・”画面が表示され、自動的にディスクトレイが開きます。空のメディア(DVD-R)に入れ替えて[OK]ボタンをクリックします。リカバリDVD3の作成が開始されます。しばらくお待ちください。
    図6(図6)

  10. 「リカバリDVD4の作成」”リカバリDVD3の作成が完了しました。・・・続いて、リカバリDVD4を作成します。・・・”画面が表示され、自動的にディスクトレイが開きます。空のメディア(DVD-R)に入れ替えて[OK]ボタンをクリックします。リカバリDVD4の作成が開始されます。しばらくお待ちください。
    図7(図7)

  11. 「64ビット修復ディスク(WindowsRE)の作成」”リカバリDVD4の作成が完了しました。・・・続いて、64ビット修復ディスク(WindowsRE)を作成します。・・・”画面が表示され、自動的にディスクトレイが開きます。空のメディア(DVD-R)に入れ替えて[OK]ボタンをクリックします。64ビット修復ディスク(WindowsRE)の作成が開始されます。しばらくお待ちください。
    図8(図8)

  12. ”すべての処理が終了しました。”メッセージ画面が表示され、自動的にディスクトレイが開きます。作成した64ビット修復ディスク(WindowsRE)を取り出し、[OK]ボタンをクリックします。
    図9(図9)

  13. 「TOSHIBA Recovery Media Creator」画面に戻ります。”情報”に”64ビット修復ディスク(WindowsRE)の作成が完了しました。すべての処理が終了しました。”メッセージが表示されていることを確認し、右上の[×]ボタンをクリックして閉じます。
    図10(図10)

リカバリーメディアの作成は完了です。

作成した「リカバリーメディア」は大切に保管してください。

関連情報

以上