情報番号:013813 【更新日:2024.09.04】
バッテリーパックの取り扱いについて(バッテリーパック搭載モデル)
対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種 |
|
対象OS |
Windows 11,Windows 10 |
カテゴリ |
バッテリー |
回答・対処方法
内容と対応
バッテリーパック搭載モデル(バッテリーパックをお客様ご自身で交換できるモデル)は、バッテリーパックを取り付けた状態で使用してください。
指定する方法・環境以外でバッテリーパックを使用した場合には、発熱、発火、破裂するなどの可能性があり、人身事故につながりかねない場合がありますので、十分ご注意をお願いします。
【お願い】
<バッテリーを使用するにあたって>
- 電極に手を触れないでください。故障の原因になります。
※下記(図1)は一例です。
(図1)
- バッテリーパックをパソコンに取り付けたときは、バッテリー安全ロックがロック側になっていることを必ず確認してください。安全ロックがロック側になっていないと、持ち運びのときにバッテリーパックがはずれて落ちるおそれがあります。
- バッテリーパックの取り付け/取りはずしをする場合は、必ず電源を切り、電源コードの電源プラグをコンセントからはずし、電源コネクタからACアダプターのプラグを抜いてから作業を行なってください。スリープを実行している場合は、バッテリーパックの取りはずしをしないでください。データが消失します。
- バッテリー駆動で使用しているときは、バッテリーの残量に十分注意してください。バッテリーを使いきってしまうと、メモリに記憶されていた内容はすべて消えます。バッテリーを使い切る前に電源コードとACアダプターを接続してバッテリーを充電してください。
<バッテリーを充電するにあたって>
- バッテリーパックの温度が極端に高いまたは低いと、正常に充電されないことがあります。 バッテリーは5~35℃の室温で充電してください。
【参考資料】
一般社団法人 電子情報技術産業協会の「ノートパソコンやタブレットのバッテリに関する基礎知識」について
https://home.jeita.or.jp/cgi-bin/page/detail.cgi?n=121&ca=14
安全上のご注意
【危険】
- バッテリーパックに異常があるときは使用しない
バッテリーパックに次のような異常がみられるときは使用を中止し、dynabook あんしんサポート 修理相談窓口または保守サービスに相談してください。そのまま使用し続けると、発熱・発火・破裂のおそれがあります。
・充電しなくなった。あるいはいつもより極端に充電時間が長くなったり、短くなったりした
・バッテリー駆動時間が急激に短くなった
・バッテリーパック、またはその周辺の温度がいつもより高くなった
・バッテリーパック、またはその周辺が膨れたり変形している
・バッテリーパック、またはその周辺から異臭、液漏れがある
液漏れの場合、液が皮膚につくと化学やけどのおそれがあります。
- バッテリーパックを取り扱うときは次のことを守る
・指定の充電方法以外にて充電しない
・分解・改造しない
・火中に投下しない、火気に近づけない、電子レンジで加熱しない、熱器具に近づけない、こたつなどの熱のこもりやすい場所に放置しない、高温状態で放置しない
・落下させる、ぶつける、先のとがったもので力を加える、強い圧力を加えるといった衝撃を与えない
・金属をバッテリーパックの金属端子に触れさせない
・液体(水やコーヒーなどの飲料、ペットの尿など)でぬらさない
これらを守らないと、発熱・発火・破裂のおそれがあります。
- 必ず本製品に付属のバッテリーパックを使用する
寿命などで交換する場合は、当社純正品をお買い求めください。当社純正品以外を使用すると、発熱・発火・破裂のおそれがあります。
【警告】
- バッテリーパックから漏れた液が目や口に入った場合は、きれいな水で洗浄したあと、ただちに医師に相談する
液が目に入った場合は、こすらずに水道水などの多量のきれいな水で十分に洗浄したあと、すぐに医師の治療を受けてください。口に入った場合は、すぐにうがいをして医師に相談してください。皮膚についた場合には、化学やけどを防ぐために、すぐにきれいな水で洗浄してください。衣服についた場合には、体に液が接触しないように、すぐに衣服を脱いでください。
- ごみ廃棄場で処分されるごみの中にバッテリーパックを捨てない
リチウムイオン電池は、「資源の有効な利用の促進に関する法律(資源有効利用促進法)」により、回収・再資源化が求められております。バッテリーパックの廃棄については、本製品の各種説明書をご覧ください。
【注意】
- バッテリーパックは5~35℃の室温で充電する
上記温度範囲内で充電しないと、液漏れ・発熱・性能や寿命が低下するおそれがあります。
- バッテリーパックを保管する場合は、できるだけ湿度の低い冷暗所で保管する。また、子供の手の届かない場所に保管する
・バッテリーパック搭載モデル、またはバッテリーパック本体を長期保管するときには、過放電を防止するために、半年に1回くらいの割合で50%程度の充電をしてください。
・バッテリーパック本体の保管時は、ビニール袋などに入れて端子のショートが起こらないようにし、ダンボールなどの電気を通さない箱に、バッテリーパック本体が重ならないように入れてください。
- 所定の充電時間を超えても充電が完了しない場合は、充電を中止する
過充電などにより、火災・やけど・けがなどの原因となります。
- バッテリーパックを保管する場合は、ペットなどがバッテリーパックに噛みつくことなどのないようにする
バッテリーパックが発火・破裂・発熱・液漏れするおそれがあります。
ご使用上のお願い
- バッテリー駆動時間が短くなった場合や警告メッセージが表示された場合には、新しいバッテリーパックと交換してください。
バッテリーパックは消耗品です。バッテリーパックの充電性能が低下した状態でそのまま使用し続けると、急に電源が切れることがあり、データの書き込み・読み込みの失敗、記憶内容の消失・故障などのおそれがあります。手順に従い純正の新しいバッテリーパックに交換してください。
以上