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情報番号:014994  【更新日:2014.02.25

「東芝ファイルレスキュー」Windowsが起動しない状態で、データのバックアップをとる方法<Windows 8.1>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows 8.1
カテゴリ その他のプレインストールソフト、dynabookユーティリティ、バックアップ、データのバックアップ

回答・対処方法

はじめに

「東芝ファイルレスキュー」を使うと、Windows(システム)が起動しなくても、データのバックアップ=救助(レスキュー)することができます。Windowsが起動せず、リカバリーをしなくてはならない場合などは、「東芝ファイルレスキュー」を使って、あらかじめデータを救助しておいてください。

ここでは、「東芝ファイルレスキュー」を使用してデータを救助(バックアップ)する方法について説明します。

※「東芝ファイルレスキュー」を使用する際のお願い事項やデータの救助に使用できる記録メディアについては、以下のリンクを参照してください。
[014993:「東芝ファイルレスキュー」について<Windows 8.1>]

操作手順

  1. データを保存し、[SHIFT]キーを押しながら[シャットダウン]をクリックして電源を切ります。
    ※[シャットダウン]をクリックするまでの手順については、[014708:パソコンの電源を切る(シャットダウンする)方法<Windows 8.1>]を参照してください。
    ※システムが操作できなくなり、「設定」チャームから電源を切ることができない場合は、電源スイッチを5秒以上押すと、強制的に電源を切ることができます。
    図1(図1)

  2. 救助するデータの保存先となる記録メディアをパソコンにセットします。
    ※USBフラッシュメモリの場合はUSBコネクタに差し込んでください。
    ※ここでは、例としてUSBフラッシュメモリにデータを保存します。
  3. 電源スイッチを押し、すぐに[0](ゼロ)キー(かな入力の[わ]キー)を数回押します。
    ※テンキー付きのキーボードの場合、テンキーの[0](ゼロ)キーからは実行できません。
    ※各種パスワードを設定している場合は、パスワードの入力をうながすメッセージが表示されます。その場合は、パスワードを入力して[ENTER]キーを押してください。
  4. ”HDDリカバリーをスタートします。”メッセージ画面が表示されます。[はい]を選択して、[ENTER]キーを押します。
    図2(図2)

  5. 「オプションの選択」画面が表示されます。[トラブルシューティング]をクリックします。
    図3(図3)

  6. 「トラブルシューティング」画面が表示されます。[TOSHIBA Maintenance Utility]をクリックします。
    図4(図4)

  7. 「TOSHIBA Recovery Wizard」画面が表示されます。[◎ TOSHIBA File Rescue]をクリックして選択し、[次へ(N)>]ボタンをクリックします。
    図5(図5)

  8. 「東芝ファイルレスキュー」が起動します。”はじめに”画面で「免責事項」と「使用上のご注意」を確認し、[◎ はい、同意します。]をクリックして選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    ※同意しないと操作を先に進めることはできません。
    図6(図6)

  9. ”救助データ”画面が表示されます。

    ◆すべてのユーザーのユーザーデータを救助する場合
    何もしないで[次へ]ボタンをクリックします。

    <ユーザーデータとは>
    [PC]→[ドライブ(C:)]→[ユーザー]内の各ユーザー名のフォルダーに保存されるファイルやフォルダーです。ユーザー名フォルダーにはアドレス帳やお気に入りなどのデータが保存されています。
    ユーザーデータの内容は”救助データの一覧”で確認してください。
    図7(図7)


    ◆救助するファイルやフォルダーを指定したい場合

    a.[□ 任意のファイルやフォルダを手動で指定する]をクリックしてチェックを付け、[次へ]ボタンをクリックします。
    図8(図8)

    b.”救助データの指定”画面が表示されます。”救助データの一覧”から救助したいファイルやフォルダーにチェックを付け、[次へ]ボタンをクリックします。
    図9(図9)

  10. ”救助データ計算中”画面が表示されます。救助するデータの大きさの計算が終わるまでしばらくお待ちください。
    図10(図10)

  11. ”保存先の指定”画面が表示されます。”保存先の一覧”から救助データの保存先を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
    図11(図11)

    ※外付けハードディスクドライブまたはUSBフラッシュメモリの容量が足りない場合や、記録メディアを何も接続していない場合などは、赤い字でメッセージが表示されます。メッセージに従って、適切な記録メディアを選択してください。
    図12(図12)

  12. ”救助データの確認”画面が表示されます。救助するデータと保存先を確認し、[実行]ボタンをクリックします。
    図13(図13)

  13. ”データの救助を開始しますか?”メッセージ画面が表示されます。[はい]ボタンをクリックします。
    図14(図14)

  14. ”データ救助中”画面が表示されます。データの救助の進捗状況が示されます。しばらくお待ちください。
    ※救助には、長時間かかることがあります。必ず電源コードとACアダプターを接続した状態でご利用ください。
    ※救助中は保存先の記録メディアを取りはずさないでください。

    図15(図15)

  15. ”データ救助完了”画面が表示されます。[完了]ボタンをクリックします。
    図16(図16)

    ※[救助結果]ボタン
    クリックすると、ファイル単位で救助の結果を表示します。
    このとき、ファイルが壊れているなどの理由で救助できなかったデータがあると、そのファイル名の左に赤い”×”が表示されます。

    ※[復元手順]ボタン
    クリックすると、救助データを復元する手順を表示します。

  16. 自動的に電源が切れます。

データを救助(バックアップ)する操作は以上です。

引き続き、リカバリーを行なう場合は、「dynabookガイド(取扱説明書)」の「パソコンを初期状態に戻すために」を参照してください。

※標準ユーザーのアカウントでデータを復元するときは管理者ユーザーの認証が必要になりますので、リカバリーをしたあとは、必ずWindows セットアップでWindowsパスワードを設定してください。

関連情報

以上