情報番号:015056 【更新日:2014.02.04】
SSDの内容をすべて消去する方法<dynabook KIRA V634/27KS、28KS、W*Kシリーズ>
対応機種 | |
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対象OS | Windows 8.1 |
カテゴリ | リカバリー、ハードディスクのデータ消去 |
回答・対処方法
はじめに
パソコン上のデータは、削除操作をしても実際には残っています。普通の操作では読み取れないようになっていますが、特殊な方法を実行すると削除したデータでも再現できてしまいます。
そのようなことができないように、パソコンを破棄または譲渡する場合など、他人に見られたくないデータを読み取れないように、消去することができます。
【注意】
以下操作を行なうと、SSDに保存されている、データやプログラムなどはすべて消失します。
パーティションも消失します。これらを復元することはできませんので、注意してください。
SSDの内容を削除するには、SSDの消去機能、または作成したリカバリーメディアを使用します。
ここでは、SSDの消去機能を使用した方法を例にして説明します。
パソコンを廃棄または譲渡する場合のSSD上のデータ消去に関するご注意については、[014089:パソコンの廃棄・譲渡時のハードディスク上のデータ消去に関するご注意]を参照してください。
パソコンを譲渡する場合は、あらかじめリカバリーメディアを作成してから操作を行なってください。
※以下操作を行なうと、SSD内のデータと共に、初期状態に戻す機能も消去されます。再びシステム(OS)やアプリケーションを使用したい場合は、あらかじめリカバリーメディアを作成しておいてください。
リカバリーメディアを作成する方法は、以下のリンクを参照してください。
[015053:USBフラッシュメモリでリカバリーメディアを作成する方法<dynabook KIRA V634/27KS、28KS、W*Kシリーズ>]
操作手順
- 電源コードとACアダプターを接続します。
- パソコンを起動します。
- [SHIFT]キーを押しながら[シャットダウン]をクリックして電源を切ります。
[シャットダウン]をクリックするまでの手順については、[014708:パソコンの電源を切る(シャットダウンする)方法<Windows 8.1>]を参照してください。
(図1)
- 電源スイッチを押し、すぐにキーボードの[0](ゼロ)キー(かな入力の[わ]キー)を数回押します。
※テンキーの[0](ゼロ)キーを使用しないでください。
※各種パスワードを設定している場合は、パスワードの入力をうながすメッセージが表示されます。パスワードを入力して[ENTER]キーを押してください。
※「HDDリカバリーをスタートします。」と表示された場合は、「Yes」または「はい」を選択して[ENTER]キーを押してください。
- 「オプションの選択」画面が表示されます。[トラブルシューティング]をクリックします。
(図2)
- 「トラブルシューティング」画面が表示されます。[TOSHIBA Maintenance Utility]をクリックします。
(図3)
- ”<ツールの選択>ツールを選択してください。”メッセージ画面が表示されます。[◎ ハードディスク上の全データの消去]をクリックして選択し、[次へ(N)>]ボタンをクリックします。
(図4)
- ”<ハードディスク上の全データの消去>消去方法を選択してください。”メッセージ画面が表示されます。目的に合わせて、[◎ 標準データの消去]または[◎ 機密データの消去]のどちらかをクリックして選択し、[次へ(N)>]ボタンをクリックします。
※通常は、[◎ 標準データの消去]を選択してください。データを読み取れなくなります。より確実にデータを消去するためには、[◎ 機密データの消去]を選択してください。数時間かかりますが、データは消去されます。
(図5)
- ”<ハードディスク上の全データの消去>データの消去を開始します。”メッセージ画面が表示されます。[次へ(N)>]ボタンをクリックすると消去が実行されます。
※処理を中止する場合は、[キャンセル]ボタンをクリックしてください。
(図6)
- 消去中は”<ハードディスク上の全データの消去>データの消去”メッセージ画面が表示されます。
画面は、処理の経過に従い切り替わります。
(図7)
- 消去が完了すると、終了画面が表示されます。
[終了(F)]ボタンをクリックします。
SSDの内容をすべて消去する方法は以上です。
以上