情報番号:016301 【更新日:2015.03.03】
Windows 8.1のデスクトップ版「Internet Explorer」を使用してインターネットの動作(速度)が遅かったり、動作が不安定な場合に手動で設定を確認する方法について説明します。
まず、本現象が発生している原因が「Internet Explorer」に追加された拡張機能プログラム(アドオン)に関係するものかどうか切りわけを行ないます。
通常の「Internet Explorer」を起動したときに動作しているアドオンに原因があると考えられます。アドオン単体の原因、またはそれぞれのアドオンは正常に動作しているがアドオン同士が干渉し合って現象が発生している場合もあります。
すべてのアドオンをいったん無効に設定し、1つずつアドオンを有効にしながら動作確認を行なってください。
アドオンを有効/無効に切り替える方法については、以下のリンクを参照してください。[015853:デスクトップ版「Windows(R)Internet Explorer(R)11」アドオンのツールバーと拡張機能を有効/無効にする方法]
アドオンを無効にしてもやはり動作が遅いと感じる場合は、以下の<「Internet Explorer(アドオンなし)」上で現象が改善しない場合>の対処方法も行なってください。
複数の原因が考えられます。以下の順に操作を行なってください。
手順1:互換表示にする
「Internet Explorer 11」で、以前のバージョン向けにデザインされたWebサイトを閲覧すると、テキスト、画像、表、テキストボックスなどの位置がずれたり、デザインが正常に表示されないことがあります。そのような場合は、互換表示に設定すると、Webサイトを正しく表示することができます。
互換表示にする方法については、以下のリンクを参照してください。[014975:デスクトップ版「Windows(R)Internet Explorer(R)11」特定のWebサイトを互換表示に設定する方法]
互換表示の設定を行なった後に、現象が改善されたか確認してください。
手順2:インターネット一時ファイルを削除する
インターネット一時ファイルとは、情報をすばやく表示するためにハードディスク上に保存されたWebページ、イメージおよびメディアのコピーです。まれにこの保存データが動作に影響を及ぼす場合があります。
インターネット一時ファイルを削除する方法については、以下のリンクを参照してください。[015762:デスクトップ版「Windows(R)Internet Explorer(R)11」インターネット一時ファイルとWebサイトのファイルを削除する方法]
インターネット一時ファイルを削除した後に、現象が改善されたか確認してください。
手順3:「Internet Explorer」の設定をすべてリセットする
「Internet Explorer」のツールバー、アドオン、既定のWebブラウザー、プライバシー、セキュリティなどの設定の影響で現象が発生している場合は、初期の状態に戻すことで改善される場合があります。
「Internet Explorer」の設定をリセットする方法については、以下のリンクを参照してください。[015172:デスクトップ版「Windows(R)Internet Explorer(R)11」設定をリセットする方法]
「Internet Explorer」の設定をリセットした後、現象が改善されたか確認してください。
※「Internet Explorer」の設定をリセットすると追加していたツールバーとアドオンはすべて無効化されます。以下のリンクを参照し、必要に応じて有効に変更してください。[015853:デスクトップ版「Windows(R)Internet Explorer(R)11」アドオンのツールバーと拡張機能を有効/無効にする方法]
以上
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