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情報番号:018014  【更新日:2024.08.01

「ディスククリーンアップ」不要なファイルを削除し、ディスク領域を解放する方法<Windows 10>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows 10
カテゴリ Windowsの操作/設定、Windowsソフトウェア、Windowsの便利な使いかた

回答・対処方法

はじめに

ここでは、「ディスククリーンアップ」を使用して不要なファイルを削除し、ディスク領域を解放する方法について説明します。

<「ディスククリーンアップ」で削除できるファイルについて>

※削除できるファイルは、Windows 10のバージョンによって若干異なります。以下は一例となります。

  • ダウンロードされたプログラムファイル
    特定のページを表示したときにインターネットから自動的にダウンロードされる、ActiveXコントロールやJavaアプレットです。これらは、ハードディスクの[Downloaded Program Files]フォルダーに一時的に保存されます。
    ※既定で削除対象となります。

  • インターネット一時ファイル
    [Temporary Internet Files]フォルダーには、アクセスを速くする目的で、ハードディスクに保存したWebページがあります。ハードディスクに保存したWebページには、Webページ用に設定した個人用設定が、そのままの状態で保存されます。
    ※既定で削除対象となります。

  • DirectXシェダーキャッシュ
    グラフィックシステムによって作成されたファイルをクリーンアップします。これにより、アプリケーションの読み込み時間を高速化し、応答性を向上できる可能性があります。これらは必要に応じて再生成されます。

  • 配信の最適化ファイル
    配信の最適化ファイルは、以前にコンピューターにダウンロードされていたファイルで、配信の最適化サービスによって現在使用されていない場合は削除できます。

  • ごみ箱
    ごみ箱には、コンピューターから削除されたファイルが格納されています。ごみ箱を空にするまでは、ファイルは完全には削除されません。
    ※既定で削除対象となります。

  • 一時ファイル
    アプリは一時的な情報を特定のフォルダーに保存する場合があります。これらの情報をアプリが自動的にクリーンアップしない場合は手動でクリーンアップできます。
    ※既定で削除対象となります。

  • 縮小表示
    フォルダーを開くと縮小版がすばやく表示されるよう、すべての画像、ビデオ、ドキュメントの縮小版が保持されます。縮小版を削除すると、必要に応じて自動的に再作成されます。
    ※既定で削除対象となります。

システムファイルもクリーンアップの対象とした場合は、Windows Updateのクリーンアップ、Microsoft Defenderウイルス対策、デバイスドライバーパッケージ、言語リソースファイルも削除できます。

操作手順

※本手順は、Windows 10 2022 Update(Windows 10 バージョン 22H2)を元に作成しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。お使いのパソコンのWindows 10バージョンを確認するには、[017041:Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法<Windows 10>]を参照してください。

※管理者アカウントでサインインして操作してください。

  1. タスクバーの[エクスプローラー]をクリックします。
    図1(図1)
  2. 「エクスプローラー」画面が表示されます。ナビゲーションウィンドウから[PC]をクリックします。
    図2(図2)

  3. 「PC」画面が表示されます。ディスククリーンアップを実行したいドライブ(Cドライブ)をクリックします。
    図3(図3)

  4. 「ドライブツール」タブをクリックします。
    図4(図4)

  5. 「ドライブツール」リボンが表示されます。“管理”の[クリーンアップ]をクリックします。
    図5(図5)

  6. 「ディスククリーンアップ」が起動します。ディスククリーンアップを実行した場合の空き領域と増加するディスク領域の合計(ディスククリーンアップを実行した場合に削除される不要なファイルの合計)が表示されます。
    ※「・・・どれくらい空き領域を作成できるか計算しています。・・・」画面が表示される場合は、計算が終了するまでしばらくお待ちください。
    図6(図6)

  7. “削除するファイル(F)”の一覧でチェックが付いている項目は、自動的に不要と判断されて削除の対象となっているファイルになります。
    図7(図7)

    ◆システムファイルもクリーンアップしたい場合
    a.[システムファイルのクリーンアップ(S)]をクリックします。
    図8(図8)

    b.不要なシステムファイルを検索し、計算がやり直しされます。しばらくお待ちください。
    図9(図9)

  8. “削除するファイル(F)”一覧から削除したくない項目のチェックをはずし、削除したい項目にはチェックを付けてください。
    図10(図10)

  9. [OK]をクリックします。
    図11(図11)

  10. 「これらのファイルを完全に削除しますか?」画面が表示されます。[ファイルの削除]をクリックします。
    図12(図12)

  11. ディスククリーンアップが実行されます。クリーンアップが完了するまで、しばらくお待ちください。
    図13(図13)

  12. クリーンアップが完了すると、自動的に「ディスククリーンアップ」画面が閉じます。
  13. 「エクスプローラー」の「PC」画面に戻ります。右上の[×]をクリックして閉じます。

操作は以上です。

不要なファイルが削除され、ディスク領域が解放されたことを確認してください。

補足:「ディスククリーンアップ」のその他のオプションについて

「ディスククリーンアップ」で[システムファイルのクリーンアップ(S)]をクリックすると「その他のオプション」タブが表示されます。

図14(図14)

◆プログラムと機能のクリーンアップ

使用していないプログラムを削除すると、空き領域が増加します。

  1. “プログラムと機能”の[クリーンアップ(E)...]をクリックします。
    図15(図15)

  2. 「プログラムと機能」画面が表示されます。使用していないプログラムを選択し、[アンインストール]をクリックして削除してください。
    ※プログラムによってアンインストールの手順が異なる場合があります。画面の指示にしたがってください。
    図16(図16)

◆システムの復元とシャドウコピーのクリーンアップ

最新のシステム復元ファイル以外の古い復元ファイルを削除すると、空き領域が増加します。

Windowsのエディションによっては、ディスクにファイルのシャドウコピーやWindows Complete PCバックアップの古いイメージが復元ポイントの一部として含まれている場合があります。この情報も削除されます。

  1. “システムの復元とシャドウコピー”の[クリーンアップ(C)...]をクリックします。
    図17(図17)

  2. 「最新のシステム復元ファイル以外の古い復元ファイルを削除しますか?」画面が表示されます。[削除]をクリックします。
    図18(図18)

以上