dynabook.com > サポート > よくあるご質問(FAQ検索) > Windows 11 2023 Updateにアップデート後、前のバージョンのWindows 11に戻す方法

情報番号:019323  【更新日:2023.11.08

Windows 11 2023 Updateにアップデート後、前のバージョンのWindows 11に戻す方法

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows 11
カテゴリ Windows Update、更新プログラムの入手

回答・対処方法

はじめに

ここでは、Windows 11 2023 Updateにアップデート後、前のバージョンのWindows 11に戻す方法について説明します。

※お使いのパソコンがWindows 11 2023 Updateにアップデートされている場合は、バージョン情報に“23H2”と表示されます。それより以前のバージョンが表示されている場合は、アップデートされていません。バージョンを確認する方法については、[018852:Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法<Windows 11>]を参照してください。

本操作を行なう前に

  • 本操作を行なうと、すべてのデータが失われる可能性があります。必要なデータは本操作を行なう前にバックアップすることをおすすめします。またバックアップしたデータは、パソコン内ではなく、別のドライブ(外付けハードディスク、CD/DVD、USBフラッシュメモリなど)に保存してください。
    ※データのバックアップ方法については、[Windows 11 一般的な使いかた]ページの「バックアップ」カテゴリを参照ください。

  • 本操作を始めると、途中で中止したり、パソコンの電源を切ることができません。前のバージョンのWindows 11に戻すには時間がかかりますので、時間の余裕をもって行なってください。
  • バッテリー搭載モデルをお使いの場合は、電源コードとACアダプターを接続してください。
  • 前のバージョンのWindows 11に戻したあと、一部のアプリとプログラムは再インストールが必要になります。また、Windows 11 2023 Updateにアップデート後に設定を加えた変更は失われます。

操作手順

※管理者アカウントでサインインしてください。

方法1:「Windows Update」を使用してバージョン22H2から23H2にアップデートした場合

OSの仕様で「回復」の「復元」ツールが使用できません。前のバージョンのWindows 11に戻したい場合は、[Feature Update for Windows 11 23H2 via Enablement Package(KB5027397)]をアンインストールしてください。

  1. タスクバーの[スタート]ボタンをクリックします。
    図1(図1)

  2. [スタート]メニューが表示されます。[設定]をクリックします。
    図2(図2)

  3. 「設定」の「ホーム」画面が表示されます。[Windows Update]をクリックします。
    図3(図3)

  4. 「Windows Update」画面が表示されます。[更新の履歴]をクリックします。
    図4(図4)

  5. 「更新の履歴」画面が表示されます。画面をスクロールして、“関連設定”に移動します。
    図5(図5)

  6. “関連設定”の[更新プログラムをアンインストールする]をクリックします。
    図6(図6)

  7. 「更新プログラムをアンインストールする」画面が表示されます。インストールされた更新プログラムの一覧から“Feature Update for Windows 11 23H2 via Enablement Package(KB5027397)”の[アンインストール]をクリックします。
    図7(図7)

  8. 「この更新プログラムとその関連情報はアンインストールされます。」画面が表示されます。[アンインストール]をクリックします。
    図8(図8)

  9. アンインストールが完了すると、“アンインストール済み、再起動が必要です”と表示されます。右上の[×]をクリックして閉じます。
    図9(図9)

  10. タスクバーの[スタート]ボタンをクリックします。
    図10(図10)

  11. [スタート]メニューが表示されます。[電源]をクリックします。
    図11(図11)

  12. [電源]メニューの[再起動]をクリックします。
    図12(図12)

  13. パソコンが再起動し、更新プログラムの構成が開始されます。更新作業が完了するまで、しばらくお待ちください。
  14. 更新が完了すると、ロック画面が表示されます。画面上をクリックしてロックを解除します。
  15. サインイン画面が表示されます。設定しているPINを入力します。
    ※PIN以外のサインインオプション(パスワード、顔認証、指紋認証など)を設定している場合は、それらでサインインしてください。
  16. デスクトップが表示されます。

操作は以上です。

前のバージョンのWindows 11に戻っているか、[018852:Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法<Windows 11>]を参照し、バージョンを確認してください。

方法2:「Windows Update」を使用してバージョン21H2から23H2にアップデートした場合、またはマイクロソフト社のソフトウェアダウンロードサイトから手動でアップデートした場合

※Windows 11 2023 Updateにアップデートしてから10日以内であれば回復オプションの復元ツールを実行することができます。アップデート後に新規にアカウントを追加したり、「Windows Update」のクリーンアップなどを行って前のバージョンの更新プログラム情報を削除してしまった場合などは、10日以内であっても前のバージョンに戻すことができなくなる場合があります。

  1. タスクバーの[スタート]ボタンをクリックします。
    図13(図13)

  2. [スタート]メニューが表示されます。[設定]をクリックします。
    図14(図14)

  3. 「設定」の「ホーム」画面が表示されます。[システム]をクリックします。
    ※「設定」画面の左側にナビゲーションが表示されていない場合は、[018853:「設定」画面にナビゲーションが表示されない<Windows 11>]を参照してください。
    図15(図15)

  4. 「システム」画面が表示されます。画面をスクロールして、“回復”に移動します。
    図16(図16)

  5. [回復]をクリックします。
    図17(図17)

  6. 「回復」画面が表示されます。“回復オプション”から“復元”の[戻す]をクリックします。
    図18(図18)

  7. 「以前のビルドに戻す 以前のバージョンに戻す理由をお聞かせください」画面が表示されます。理由を選択し、[次へ]をクリックします。
    図19(図19)

  8. 「アップデートをチェックしますか?」画面が表示されます。[行わない]をクリックします。
    ※Windows 11で発生している問題が原因で前のバージョンのWindows 11に戻そうとしている場合は、[アップデートの確認]をクリックし、最新の更新プログラムをインストールしてみてください。問題が解決できる場合があります。
    図20(図20)

  9. 「知っておくべきこと」画面が表示されます。内容をよく読み、本操作を進めてよい場合は、[次へ]をクリックします。
    ※この処理には時間がかかる可能性があり、完了するまでパソコンを使うことはできません。パソコンを電源に接続した状態で、電源を入れたままにしておいてください。
    図21(図21)

  10. 「ロックアウトされないようにご注意ください」画面が表示されます。パスワードを使って以前のビルドにサインインしていた場合は、そのパスワードをご確認ください。そのパスワードを使わずにサインインすることはできません。本操作を進めてよい場合は、[次へ]をクリックします。
    図22(図22)

  11. 「このビルドをお試しいただきありがとうございます」画面が表示されます。[以前のビルドに戻す]をクリックします。
    図23(図23)

  12. 自動的にWindowsが再起動し、“以前のバージョンのWindowsを復元しています...”メッセージが表示されます。復元が完了するまでしばらくお待ちください。
    図24(図24)

  13. 復元が完了すると、Windowsが起動してロック画面が表示されます。画面上をクリックしてロックを解除します。
  14. サインイン画面が表示されます。設定しているPINを入力します。
    ※PIN以外のサインインオプション(パスワード、顔認証、指紋認証など)を設定している場合は、それらでサインインしてください。
  15. デスクトップが表示されます。

操作は以上です。

前のバージョンのWindows 11に戻っているか、[018852:Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法<Windows 11>]を参照し、バージョンを確認してください。

以上