回答・対処方法

はじめに

「システムの復元」を実行するには、システムの保護を有効に設定する必要があります。

ここでは、「システムの復元」のシステムの保護の有効/無効を切り替える方法について説明します。

※「システムの復元」は、パソコンに問題が発生したときに、個人用のデータを失わずにパソコンを以前の状態に復元するための機能です。詳しくは、［019417：「システムの復元」について＜Windows 11＞］を参照してください。

操作手順

※本手順は、Windows 11 2023 Update(Windows 11 バージョン 23H2)を元に作成しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。お使いのパソコンのWindows 11バージョンを確認するには、［018852：Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法＜Windows 11＞］を参照してください。

※本操作を行なうには、管理者アカウントでサインインする必要があります。

1. タスクバーの［スタート］ボタンをクリックします。
   (図1)
   
   
2. ［スタート］メニューが表示されます。［設定］をクリックします。
   (図2)
   
   
3. 「設定」画面が表示されます。［システム］をクリックします。
   (図3)
   
   
4. 「システム」画面が表示されます。画面をスクロールして、［バージョン情報］まで移動します。
   (図4)
   
   
5. ［バージョン情報］をクリックします。
   (図5)
   
   
6. 「バージョン情報」画面が表示されます。“デバイスの仕様”の“関連リンク”から［システムの保護］をクリックします。
   (図6)
   
   
7. 「システムのプロパティ」の「システムの保護」タブ画面が表示されます。“保護設定”で現在の設定状況を確認することができます。“利用できるドライブ”から設定を変更したいドライブを選択し、［構成(O)...］をクリックします。
   (図7)
   
   
8. 「システム保護対象　(選択したドライブ名)」画面が表示されます。“設定の復元”でシステムの保護の有効/無効を切り替えることができます。
   ◆システムの保護を有効にしたい場合
   a.［◎　システムの保護を有効にする］を選択し、［OK(O)］をクリックします。
   (図8)
   
   b.手順9に進みます。
   
   ◆システムの保護を無効にしたい場合
   a.［◎　システムの保護を無効にする］を選択し、［OK(O)］をクリックします。
   (図9)
   
   b.「このドライブに対するシステムの保護を無効にしますか？」画面が表示されます。［はい］をクリックします。
   ※システムの保護を無効にした場合は、このドライブ上の既存の復元ポイントは削除され、新しい復元ポイントは作成されなくなります。以前の復元ポイントの状態に戻すことができなくなります。
   (図10)
   
   c.手順9に進みます。
   
   
9. 「システムの保護」タブ画面に戻ります。［OK］をクリックします。
   (図11)
   
   
10. 「バージョン情報」画面に戻ります。右上の［×］をクリックして閉じます。
11. パソコンを再起動します。
    ※再起動する方法については、［018872：パソコンを再起動する方法＜Windows 11＞］を参照してください。
    
    

操作は以上です。

以上