情報番号:019417 【更新日:2024.07.11】
ここでは、「システムの復元」について説明します。
「システムの復元」は、パソコンに問題が発生したときに、個人用のデータを失わずにパソコンを以前の状態に復元するための機能です。
(図1)
【注意事項】
システムの保護を有効にする
システムの保護が無効に設定されていると、復元ポイントが作成されません。「システムの復元」を実行するには、システムの保護を有効にしてください。
[019418:「システムの復元」システムの保護の有効/無効を切り替える方法<Windows 11>]
復元ポイントを作成する
システムの保護機能を使用して、コンピューター上に復元ポイントが定期的に作成されて保存されます。復元ポイントは、プログラムやデバイスドライバーのインストールなど、重要なシステムイベントの直前に作成されます。また、復元ポイントが作成されずに7日間が経過した場合は、7日ごとに自動作成されます。ただし、復元ポイントは、いつでも手動で作成できます。
[019419:「システムの復元」復元ポイントを手動で作成する方法<Windows 11>]
※システムの保護で使用するディスク領域がなくなると、古い復元ポイントが削除され、新しい復元ポイントのために領域が確保されます。また、手動で指定したドライブのすべての復元ポイントを削除することもできます。
[019420:「システムの復元」すべての復元ポイントを削除する方法<Windows 11>]
システムの復元を実行する
システムの復元を実行しても、ドキュメントや画像、その他の個人データには影響はありません。最近インストールしたプログラムとドライバーは、アンインストールされる可能性があります。ドライバーやシステムのアップデート中(更新中)にトラブルが発生した場合は、直前の正常に起動したときの状態に復元することで改善される場合があります。
[019421:「システムの復元」コンピューターを以前の復元ポイントの状態に戻す方法<Windows 11>]
※パソコンが正常に起動できない場合は、「トラブルシューティング」の「詳細オプション」から実行することができます。
[019416:パソコンが正常に起動できないときに「トラブルシューティング」の「詳細オプション」から「システムの復元」を起動してコンピューターを以前の復元ポイントの状態に戻す方法<Windows 11>]
※システムの復元実行後、問題が修復されなかったり、より多くの問題が発生した場合は、そのシステムの復元を取り消すことができます。
[019422:「システムの復元」実行したシステムの復元を取り消す方法<Windows 11>]
以上
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