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情報番号:019420  【更新日:2024.07.11

「システムの復元」すべての復元ポイントを削除する方法<Windows 11>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows 11
カテゴリ Windowsのトラブル、起動時のトラブル

回答・対処方法

はじめに

「システムの復元」の復元ポイントは、自動または手動で作成することができます。システムの保護で使用するディスク領域がなくなると、古い復元ポイントが削除され、新しい復元ポイントのために領域が確保されます。また、手動で指定したドライブのすべての復元ポイントを削除することもできます。

ここでは、「システムの復元」のすべての復元ポイントを削除する方法について説明します。

※「システムの復元」は、パソコンに問題が発生したときに、個人用のデータを失わずにパソコンを以前の状態に復元するための機能です。詳しくは、[019417:「システムの復元」について<Windows 11>]を参照してください。

操作手順

※本手順は、Windows 11 2023 Update(Windows 11 バージョン 23H2)を元に作成しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。お使いのパソコンのWindows 11バージョンを確認するには、[018852:Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法<Windows 11>]を参照してください。

※本操作を行なうには、管理者アカウントでサインインする必要があります。

  1. タスクバーの[スタート]ボタンをクリックします。
    図1(図1)

  2. [スタート]メニューが表示されます。[設定]をクリックします。
    図2(図2)

  3. 「設定」画面が表示されます。[システム]をクリックします。
    図3(図3)

  4. 「システム」画面が表示されます。画面をスクロールして、[バージョン情報]まで移動します。
    図4(図4)

  5. [バージョン情報]をクリックします。
    図5(図5)

  6. 「バージョン情報」画面が表示されます。“デバイスの仕様”の“関連リンク”から[システムの保護]をクリックします。
    図6(図6)

  7. 「システムのプロパティ」の「システムの保護」タブ画面が表示されます。“保護設定”の“利用できるドライブ”からすべての復元ポイントを削除したいドライブを選択し、[構成(O)...]をクリックします。
    図7(図7)

  8. 「システム保護対象 (選択したドライブ名)」画面が表示されます。“ディスク領域の使用量”の[削除(D)]をクリックします。
    図8(図8)

  9. 「このドライブで、システムに加えた不要な変更を元に戻すことはできなくなります。続行しますか?」画面が表示されます。[続行(C)]をクリックします。
    図9(図9)

  10. 「復元ポイントは削除されました。」画面が表示されます。[閉じる(O)]をクリックします。
    図10(図10)

  11. 「システム保護対象 (選択したドライブ名)」画面に戻ります。“ディスク領域の使用量”の“現在の使用量”が0バイトになったことを確認し、[OK(O)]をクリックします。
    図11(図11)

  12. 「システムの保護」タブ画面に戻ります。[OK]をクリックします。
    図12(図12)

  13. 「バージョン情報」画面に戻ります。右上の[×]をクリックして閉じます。

操作は以上です。

※システムの保護が有効の場合は、プログラムやデバイスドライバーのインストールなど、重要なシステムイベントの直前に自動的に復元ポイントが作成されますが、手動で作成したい場合は、[019419:「システムの復元」復元ポイントを手動で作成する方法<Windows 11>]を参照してください。

以上