回答・対処方法

はじめに

ここでは、「拡大鏡」のビュー(固定、全画面表示、レンズ)と拡大ポイントを変更する方法について説明します。

拡大鏡ビューには、以下の3種類があります。ビューによって「拡大鏡」をオンにしたときの動作が異なります。また、拡大鏡を合わせる拡大ポイントとしてマウスポインター、キーボードフォーカス、テキストカーソル、ナレーターカーソルを指定することができます。自分が使いやすいビューと好みの拡大ポイントを組み合わせて設定してください。

• 固定
  画面上部に拡大鏡ウィンドウが表示されます。現在表示している画面上の拡大ポイントに追随する拡大表示がそのウィンドウ内で表示されます。
  ※拡大鏡ウィンドウは、キーボードの［Ctrl］＋［Alt］＋方向(［↑］［↓］［→］［←］)キーを押して表示位置を移動することができます。
  (図1)
  
  
• 全画面表示
  拡大ポイントを基準点として画面全体が拡大表示されます。ディスプレイ内に収まらない部分は、マウスポインターを移動すると画面も移動します。
  (図2)
  
  
• レンズ
  マウスポインターの周囲のみ拡大表示されます。マウスポインターを移動すると、レンズも移動します。レンズサイズを変更することもできます。
  (図3)
  
  

※「拡大鏡」をオンにする操作やその他の設定については、［019490：「拡大鏡」をオンまたはオフにする方法＜Windows 11＞］を参照してください。

操作手順

※本手順は、Windows 11 2024 Update(Windows 11 バージョン 24H2)を元に作成しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。お使いのパソコンのWindows 11バージョンを確認するには、［018852：Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法＜Windows 11＞］を参照してください。

1. タスクバーの［スタート］ボタンをクリックします。
   (図4)
   
   
2. ［スタート］メニューが表示されます。［設定］をクリックします。
   (図5)
   
   
3. 「設定」画面が表示されます。ナビゲーションの［アクセシビリティ］をクリックします。
   (図6)
   
   
4. 「アクセシビリティ」画面が表示されます。“視覚”の［拡大鏡］をクリックします。
   (図7)
   
   
5. 「拡大鏡」画面が表示されます。［ビュー］をクリックします。
   (図8)
   
   
6. 「ビュー」画面が表示されます。“ビュー”の［▼］をクリックします。
   (図9)
   
   
7. ビューの一覧から［固定(Ctrl＋Alt＋D)］、［全画面表示(Ctrl＋Alt＋F)］、［レンズ(Ctrl＋Alt＋L)］のいずれかをクリックします。
   (図10)
   
   ◆［固定(Ctrl＋Alt＋D)］を選択した場合
   “拡大鏡を合わせる”から拡大鏡ビューの追随対象とするポイントを選択します。［□　マウスポインター］、［□　キーボードフォーカス］、［□　テキストカーソル］、［□　ナレーターカーソル］から対象としたいポイントにチェックを付けます。
   (図11)
   
   ◆［全画面表示(Ctrl＋Alt＋F)］を選択した場合
   ・“拡大鏡を合わせる”から拡大鏡ビューの追随対象とするポイントを選択します。
   ［□　マウスポインター］、［□　キーボードフォーカス］、［□　テキストカーソル］、［□　ナレーターカーソル］から対象としたいポイントにチェックを付けます。
   (図12)
   
   ・“マウスポインターを固定する”からマウスポインターが画面内を移動するときの動作を選択します。
   a.“マウスポインターを固定する”の［▼］をクリックします。
   (図13)
   
   b.一覧から［画面の端で］または［画面の中央に表示］をクリックします。
   (図14)
   
   ・“テキストカーソルを固定する”からテキストカーソルが画面内を移動するときの動作を選択します。
   a.“テキストカーソルを固定する”の［▼］をクリックします。
   (図15)
   
   b.一覧から［画面の端で］または［画面の中央に表示］をクリックします。
   (図16)
   
   ◆［レンズ(Ctrl＋Alt＋L)］を選択した場合
   必要に応じて“レンズサイズの変更”から縦横のスライダーをドラッグして拡大(＋)または縮小(－)し最適なレンズサイズを設定します。
   (図17)
   
   
8. 設定が終わりましたら右上の［×］をクリックして閉じます。
   
   

操作は以上です。

「拡大鏡」をオンにして、設定したとおりに動作するか確認してください。

以上