「dynabook AI アシスタント」標準モードを利用して日常的な言葉でチャットする方法

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS	Windows 11
カテゴリ	その他のプレインストールソフト、サポート

回答・対処方法

はじめに

「dynabook AI アシスタント」は、クラウドに情報を送信することなく、文書の翻訳や資料の要約などの処理をPCローカルで実行するため、情報漏えいのリスクを低減できます。PC操作の支援などもAIチャット形式でアシストします。

ここでは、「dynabook AI アシスタント」の標準モードを利用して日常的な言葉でチャットする方法について説明します。

※あらかじめ、「dynabook AI アシスタント」の概要や注意・お願い事項について、［019670：「dynabook AI アシスタント」について］を参照してください。

※生成AIが出力する情報は必ずしも正確であるとは限りません。また特定のトピックや視点に偏る情報となる可能性があります。本アプリケーションの出力情報は参考として利用してください。出力情報の利用に関してはお客様自身の責任となります。

操作手順

※本手順は、Windows 11 2024 Update(Windows 11 バージョン 24H2)を元に作成しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。お使いのパソコンのWindows 11バージョンを確認するには、［018852：Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法＜Windows 11＞］を参照してください。

※本手順は、「dynabook AI アシスタント Ver 1.0.3.0」を元に作成しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。バージョンの確認は、［019690：「dynabook AI アシスタント」バージョンを確認する方法］を参照してください。

タスクバーの［スタート］ボタンをクリックします。
※すでに「dynabook AI アシスタント」を起動している場合は、手順4に進んでください。
(図1)
［スタート］メニューが表示されます。［すべて］をクリックします。
(図2)
すべてのアプリの一覧が表示されます。「D」カテゴリ内の［dynabook AI アシスタント］をクリックします。
(図3)
「dynabook AI アシスタント」が起動し、ホーム画面が表示されます。［標準］アイコンをクリックします。
(図4)
「汎用チャットルーム設定」画面が表示されます。ここでは、メニューから［標準］、［翻訳］、［要約］をクリックして、チャットモードの設定を変更することができます。必要に応じて設定を行ってください。ここでは例として、設定を行わずに［OK］をクリックします。
(図5)

＜各モードの設定画面について＞
・標準モードの設定
プロンプトを入力することができます。入力の上限は100文字です。また、入力せずに空白のままにすることも可能です。空白の場合、アプリケーションはシステムのデフォルトプロンプトで応答します。
(図6)

・翻訳モードの設定
汎用チャットルームの第一言語と第二言語の設定を変更することができます。この設定は、現在の汎用チャットルームにのみ適用され、翻訳モードではチャットルームの言語設定として表示されます。この設定を変更しないときのデフォルトの言語設定は、「設定」画面の言語設定に基づきます。
(図7)

・要約モードの設定
プロンプトを入力することができます。入力の上限は100文字です。また、入力せずに空白のままにすることも可能です。空白の場合、アプリケーションはシステムのデフォルトプロンプトで応答します。
(図8)
標準モードで新しいチャットルームが追加されます。入力フィールドに日常的な言葉で質問を入力し、［送信］アイコンをクリックします。
※手動入力のほかに、ファイル(PDFとTXTのみ)および画像(PNGとJPGのみ)のアップロードが行えます。標準モードでは、入力フィールドに何も入力しない状態でファイルや画像を送信することはできません。
(図9)
出力フィールドに回答が表示されます。
(図10)

＜回答後の3つのボタンについて＞
・［▼］をクリックして言語を選択し、［翻訳］ボタンをクリックすると、翻訳された新しい回答が表示されます。
・［要約］ボタンをクリックすると、回答を要約します。
・［コピー］ボタンをクリックすると、回答をコピーし、別の場所に貼り付けることができます。
※［翻訳］ボタンと［要約］ボタンは、それぞれ一度だけ使用できます。