長く愛せるノートパソコンの条件
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たとえば洋服や日用品だと、ファストファッションのようにそれなりに安く買える選択肢があり、それを使い倒して、ダメになったらすぐ買い換える、というサイクルが一般化しています。
パソコンもOSがすごく早いペースで変わったりするので、長く使うつもりで買っても結局3年で買い替えなきゃいけなかったりします。そうすると、ノートパソコンも品質が悪いものを安く買って使い捨てればいいんじゃない? という発想もできそうです。
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そういう考え方もあるとは思いますが、やはりお客さまのデータにはお金に変えられない価値があります。
各試験の担当者から「データは守られています」という評価のコメントが何度も出てきたことからもわかるように、われわれはお客さまのデータを守らねばならないという強い使命感をもって設計に臨んでいます。
ただ買い換えればいいと開き直るのではなく、たとえ筐体が壊れたとしてもお客さまのデータは守れるように、技術者として全力を尽くさなきゃいけないと常に意識しています。自分で使っていても、大切な家族の写真のデータに何かあったら心配ですし、少しでも大事にしたいです。
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- なるほど。壊れないものを求めるマインドは、いろんなことにつながっていきますよね。
たとえば、ぼくはラップトップにすごくお世話になっていて、1年ほど使っているうちに、人にはさわらせたくなくなったりして(笑)。だからこそ、できるだけ壊さないように長生きさせようと思います。丈夫なパソコンだったら、最初から長く安定した付き合いができるということがわかるので、ちゃんと価値を認めて敬意を払えると思います。
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- パソコンを買う基準としては、どういったことを重視されますか?
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- 文献調査や講演会などで東京を離れることが多く、海外にもよく行くので、ラップトップは常に持ち歩かなければなりません。そのためモバイル性が高いことはもちろんのこと、タフで壊れにくく安定している、実用的で質実剛健なラップトップが理想ですね。
その点、今回お見せしていただいたdynabookは、キーボードも使いやすく私にぴったりでした。ぜひ手に入れて、長く使ってみたいと思います。