「バッテリーの持ちがよいので、ほとんど電源の心配の必要はないし、ACアダプタを持っていっても、アダプタ自体が小さいので持ち運びがラクでした」。自分の机やフリースペースで、打ち合わせ議事録などをRXで作成したり、J-SOX法対応のためのドキュメント作成にも利用してみたりした氏家さんは、「本当に欲しくなりました。非常に気に入りましたね」と絶賛する。氏家さんは自宅では現在A4ノートPCを利用しているというが、実は「HP-200LXユーザだったんです」と明かしてくれた。
200LXは、かつてパームトップ・コンピュータとして一世を風靡した名機だ。手のひらサイズ程度のボディにフルキーボードを装備し、乾電池で長時間駆動できる長所から、製造中止後8年を経た現在でもコアなファンの間で根強い人気を維持している。
「今でも、文章づくりに使うには200LXが理想なんです」と言う氏家さん。数台所有していた同機は残念ながら今は全部壊れている。

「どこにでも持ち運べて、文書作成ができるPCが理想。RXは、理想に迫るPCだと感じました」と氏家さんは言う。RXは氏家さんの愛するパームトップ機よりも、実は厚みで10mm以上（最薄部）も薄いのだ。それでいて最新の性能と機能を持ち合わせ、
ビジネス用にも個人用にもメインPCとしての使用にも十分に応える。
「RXは、まさに紙のノートと同じように持ち歩けます」と氏家さん。これまでいくつかのノートPCを使ってきた氏家さんだが、200LXのようにどこでも好きなときに文章入力できる環境は、ノートPCとしてはRXで初めて手に入ったもののようだ。