dynabook.com > サポート > よくあるご質問(FAQ検索) > Windows 10アップグレード後に以前のバージョンのWindowsに戻す方法

情報番号:016702  【更新日:2016.08.02

Windows 10アップグレード後に以前のバージョンのWindowsに戻す方法

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows 10
カテゴリ Windowsの操作/設定、リカバリー

回答・対処方法

はじめに

Windows 10無償アップグレードキャンペーン終了
【Windows 10無償アップグレードキャンペーン終了】
マイクロソフト社から提供されていたWindows 10への無償アップグレードは、2016年7月29日に終了しました。本情報は、過去情報となります。

ここでは、Windows 10アップグレード後に以前のバージョンのWindowsに戻す方法について説明します。

※このオプションは、Windows 10にアップグレードしてから1ヶ月間のみ使うことができます。

※HDDやSSDの空き容量が少ない場合は、この機能を使用できない場合があります。その場合は、<補足:”Windows 8.1に戻す”オプションが表示されない場合>と同様にリカバリーメディアを使用してリカバリーすることができます。

※Windows 10アップグレード中に”空き容量が不足しています”メッセージ画面が表示され、外部ドライブ(USBフラッシュメモリ)を使用してWindows 10にアップグレードした場合はアップグレード時に作成した外部ドライブ(USBフラッシュメモリ)が必要になります。

本操作を行なう前に

  • 本操作を行なうと、すべてのデータが失われる可能性があります。必要なデータは本操作を行なう前にバックアップすることをおすすめします。またバックアップしたデータは、PC内ではなく、別のドライブ(外付けハードディスク、CD/DVD、USBフラッシュメモリなど)に保存してください。

  • 本操作を始めると、途中で中止したり、パソコンの電源を切ることができません。以前のバージョンのWindowsに戻すには時間がかかりますので、時間の余裕をもって行なってください。

  • ノートPCまたはWindowsタブレットの場合は、必ず電源コードとACアダプターを接続してください。

操作手順

  1. 通知領域(デスクトップ右下)の[アクションセンター]をクリックします。
    図1(図1)

  2. 「アクションセンター」のクイックアクションから[すべての設定]をクリックします。
    図2(図2)

  3. 「設定」画面が表示されます。[更新とセキュリティ]をクリックします。
    図3(図3)

  4. 「更新とセキュリティ」画面が表示されます。[回復]をクリックします。
    図4(図4)

  5. 「更新とセキュリティ」の「回復」画面が表示されます。”Windows 8.1に戻す”の[開始する]ボタンをクリックします。
    ※”Windows 8.1に戻す”オプションが表示されない場合は、<補足:”Windows 8.1に戻す”オプションが表示されない場合>を参照してください。
    図5(図5)

  6. 「準備しています」画面が表示されます。しばらくお待ちください。
    図6(図6)

  7. 「以前のバージョンに戻す理由をお聞かせください」画面が表示されます。以前のバージョンに戻す理由を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    図7(図7)

  8. 「知っておくべきこと」画面が表示されます。内容をよく読み、本操作を進めてよい場合は[次へ]ボタンをクリックします。
    図8(図8)

  9. 「ロックアウトされないようにご注意ください」画面が表示されます。パスワードを使ってWindows 8.1にサインインしていた場合は、そのパスワードをご確認ください。そのパスワードを使わずにサインインすることはできません。本操作を進めてよい場合は[次へ]ボタンをクリックします。
    図9(図9)

  10. 「Windows 10をお試しいただきありがとうございます」画面が表示されます。[Windows 8.1に戻す]ボタンをクリックします。
    図10(図10)

  11. 自動的に再起動し、”以前のバージョンのWindowsを復元しています”メッセージ画面が表示されます。復元が完了するまでお待ちください。
    図11(図11)

  12. 復元が完了するとWindows 8.1のアカウントサインイン画面が表示されます。サインインして以前のバージョンのWindowsに戻っていることを確認してください。

Windows 10アップグレード後に以前のバージョンのWindowsに戻す操作は以上です。

補足:”Windows 8.1に戻す”オプションが表示されない場合

Windows 10アップグレード後、1ヶ月以上が経過すると、以前のバージョンのデータは削除され”Windows 8.1に戻す”オプションは表示されなくなります。Windows 8.1に戻したい場合は、お使いのPCのリカバリーメディアを使用してリカバリーすることができます。

※Windows 10にアップグレードする前に、「TOSHIBA Recovery Media Creator」でUSBフラッシュメモリまたはCD/DVD/ブルーレイディスクのリカバリーメディアを作成していることが前提となります。(dynabook Tabシリーズは、回復ドライブの作成からUSBフラッシュメモリでリカバリーメディアを作成していることが前提となります。)

※リカバリーメディアがない場合は、当社修理サービスにて有料でリカバリーする必要があります。

※リカバリーをすると、購入後に作成したデータやインストールしたアプリケーションなど、PC内に保存していた内容は削除されて、設定が初期化されます。大切なデータはリカバリーを行なう前に必ず記録メディア(CD/DVDやUSBフラッシュメモリなど)にバックアップをとってください。

以下にリカバリーの方法について説明します。

  1. タスクバーの[スタート]ボタンをクリックします。
    図12(図12)

  2. [スタート]メニューの[設定]をクリックします。
    図13(図13)

  3. 「設定」画面が表示されます。[更新とセキュリティ]をクリックします。
    図14(図14)

  4. 「更新とセキュリティ」画面が表示されます。[回復]をクリックします。
    図15(図15)

  5. 「更新とセキュリティ」の「回復」画面が表示されます。”PCの起動をカスタマイズする”の[今すぐ再起動する]ボタンをクリックします。
    図16(図16)

  6. 自動的に再起動され、「オプションの選択」画面が表示されます。[PCの電源を切る]をクリックします。
    図17(図17)

  7. PCの電源が完全にきれます。
  8. 次の操作で電源を入れます。

    ◆ノートPC、液晶一体型PCの場合

    a.リカバリーメディアをPCにセットします。
    b電源スイッチを押し、すぐに[F12]キーを数回押します。
    c.ブートメニュー画面が表示されます。キーボードの[↑][↓]キーを使用してリカバリーメディアのデバイスを選択し[ENTER]キーを押します。
    ※USBフラッシュメモリの場合は[USB]、CD/DVD/ブルーレイディスクの場合は[ODD]

    d.”復元方法の選択 復元方法を選択してください。”メッセージ画面が表示されます。[◎ TOSHIBA Recovery Wizard]をクリックして選択し、[次へ(N)>]ボタンをクリックします。
    図18(図18)

    e.画面の指示にしたがって初期インストールソフトウェアの復元を行なってください。

    ◆dynabook Tabシリーズの場合

    a.電源コードとACアダプターを取りはずします。
    b.本製品のmicroUSBコネクタに、USBデバイスアンドチャージケーブル(当社製オプション)を接続します。
    c.USBデバイスアンドチャージケーブルのUSBコネクタにリカバリーメディア(USBフラッシュメモリ)を接続し、microUSBコネクタに電源コードとACアダプターを接続します。
    d.音量大(+)ボタンと電源スイッチを同時に押して、5秒後に離します。
    ※音量大(+)ボタンと電源スイッチの位置はモデルによって異なります。以下図は例となります。
    図19(図19)

    e.「Boot Menu」画面が表示されます。USBフラッシュメモリを示す項目([USB]など)をタップします。
    f.「キーボードレイアウトの選択」画面が表示されます。[Microsoft IME]をタップします。
    g.「オプションの選択」画面が表示されます。[トラブルシューティング]をタップします。
    図20(図20)

    h.「トラブルシューティング」画面が表示されます。[PCを初期状態に戻す]をタップします。
    図21(図21)

    i.画面の指示にしたがってPCを初期状態に戻してください。

以上