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情報番号:008122  【更新日:2009.01.06

「Qosmio AV Center」テレビ番組を録画した後で録画画質を変換する方法<Qosmio F50、G50>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows Vista(R)
カテゴリ テレビ、録画する方法

回答・対処方法

はじめに

「Qosmio AV Center」では、テレビ番組を録画した後で録画画質を変換することができます。画質の変更を行なうと、録画番組の保存に必要なハードディスク容量を減らし、より多くの番組を録画することができます。また、「画質モードの変換」と「顔deナビデータの作成」の処理を「ビデオ処理」画面で同時に処理することができます。

ここでは、テレビ番組を録画した後で録画画質を変換する方法について説明します。

※一度画質モードを変換したコンテンツファイルは、ビットレートが下がる方向にのみ再変換が可能です。ビットレートが上がる再変換はできません。
※録画したファイルを変換すると、変換モードにより画質が劣化します。

録画する際の画質については、[008118:「Qosmio AV Center」テレビ番組を録画する際の画質について<Qosmio F50、G50>]をご参照ください。

「Qosmio AV Center」では、リモコンとマウスの2つの操作方法があり、画面表示が異なります。

【注意】

  • 「XP」、「SP」、「LP」、「EP」で、変換を行なうと、データ放送は削除されます。
  • 「EP」に変換する場合、HD画質は通常(SD)の画質に変換されます。

リモコンによる操作方法

※例として、「TS」モードで録画した番組を「XP」モードに変換する方法について説明します。

  1. リモコンの[HOME]ボタンを押します。
    (図1)

  2. 「Qosmio AV Center」が起動します。[見るナビ]ボタンを押します。
    (図2)

  3. 「見るナビ」(ビデオタイトルサムネイル一覧)画面が表示されます。
    (図3)

    ※「見るナビ」(ビデオタイトルサムネイル)画面が表示されていない場合は、リモコンの(コンテンツ種別切替)ボタンを押してください。
    ※映像ファイル用の「見るナビ」(ビデオタイトルサムネイル)画面が表示されている場合は、リモコンの[地上デジタル]ボタンを押してください。

  4. リモコンの方向(上下左右)を使って画質モードを変更(ビデオ処理)したい録画番組を選択し、[決定]ボタンを押してください。
    (図4)

    ※ページを切り替える場合は、リモコンの(スキップ)ボタンを押します。

  5. リモコンの[クイックメニュー]ボタンを押します。
    (図5)

  6. 「クイックメニュー」が表示されます。リモコンの方向(上下)ボタンを使って[ビデオ処理]を選択し、リモコンの[決定]ボタンを押します。
    (図6)

  7. 「ビデオ処理」画面が表示されます。リモコンの方向(上下左右)ボタンを使って、”画質モード”から画質を選択し、[決定]を選択してリモコンの[決定]ボタンを押します。
    ※画質についての詳細は、<補足:画質モード>をご参照ください。
    ※「顔deナビデータ」の作成も行なう場合には、ここで同時に処理をしておくことをおすすめします。「顔deナビデータ」と「画質モード」の変換を別々に行なうと、約2倍の時間が必要となります。「顔deナビデータ」を作成する場合は、[008125:「Qosmio AV Center」録画した地上デジタル放送の番組から「顔deナビデータ」を作成する方法<Qosmio F50、G50>]をご参照ください。
    (図7)

  8. 「ビデオ処理中」画面が表示されます。
    (図8)

  9. 処理が終わると、”ビデオ処理が完了しました”メッセージ画面が表示されます。リモコンの[決定]ボタンを押します。
    (図9)

  10. 画質が選択した画質(XP)に変換されます。
    ※顔deナビデータの作成を行なった場合は、「顔deナビ」のアイコンも表示されます。
    (図10)

マウスによる操作方法

※例として、「TS」モードで録画した番組を「XP」モードに変換する方法について説明します。
※ご使用の機種により若干画像が異なります。

  1. [スタート]ボタン→[すべてのプログラム]→[Qosmio AV Center]→[Qosmio AV Center]の順にクリックします。
  2. 「Qosmio AV Center」が起動します。[見るナビ]をクリックします。
    (図11)

  3. 「見るナビ」画面が表示されます。
    (図12)

    ※「見るナビ」(ビデオ)が表示されていない場合は、[ビデオ]をクリックしてください。
    ※映像ファイル用の「見るナビ」(ビデオ)が表示されている場合は、[地上D]をクリックしてください。

  4. ビデオ処理したい録画番組上でマウスの右ボタンをクリックし、表示されたクイックメニューから[ビデオ処理]をクリックします。
    (図13)

  5. 「ビデオ処理」画面が表示されます。”画質モード”から画質を選択し、[決定]ボタンをクリックします。
    ※画質についての詳細は、<補足:画質モード>をご参照ください。
    ※「顔deナビデータ」の作成も行なう場合には、ここで同時に処理をしておくことをおすすめします。「顔deナビデータ」と「画質モード」の変換を別々に行なうと、約2倍の時間が必要となります。「顔deナビデータ」を作成する場合は、[008125:「Qosmio AV Center」録画した地上デジタル放送の番組から「顔deナビデータ」を作成する方法<Qosmio F50、G50>]をご参照ください。
    (図14)

  6. 「ビデオ処理中」画面が表示されます。
    (図15)

  7. 処理が終わると、”ビデオ処理が完了しました”メッセージ画面が表示されます。[OK]ボタンをクリックします。
    (図16)

  8. 元データの画質が選択した画質(XP)に変換されます。
    ※顔deナビデータの作成を行なった場合は、「顔deナビ」のアイコンも表示されます。
    (図17)

補足:画質モード

「ビデオ処理」の操作で変換できる録画番組の画質モードについて説明します。

「ビデオ処理」を行なうと、録画番組の元のデータの画質モードが変換されます。

画質モードの詳細
画質モード
TS(地上デジタル
ハイビジョン放送)
TS(地上デジタル
標準テレビ放送)
XP SP LP EP
形式 - - H.264 H.264 H.264 H.264
ビットレート 約17.0Mbps 約8.0Mbps 10.0Mbps 8.0Mbps 5.5Mbps 2.0Mbps
解像度 HD SD 変換なし 変換なし 変換なし SD
サイズ*1 約7.5GB 約3.6GB 約4.4GB 約3.6GB 約2.5GB 約0.9GB
画質 高 <<----------------------------------->> 低

*1 1時間の録画番組を保存するときに必要なハードディスクの容量

変換可能なモードの詳細
変換可能なモード
変換後 TS XP SP LP EP
変換前
TS ×
XP × ×
SP × × ×
LP × × × ×
EP × × × × ×

画質モードの変換により作成される新しいファイルの容量は、「XP」が一番大きく、「EP」が一番小さくなります。

※画質モードを変更すると、少しずつ、画質が劣化します。
※画質モードの変換は、ビットレートを下げる方向にのみ行なうことができます。例えば、「SP」は「LP」、「EP」に変換できます。

関連情報

以上