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情報番号:010773  【更新日:2010.07.13

「i-フィルター(R)5.0」特定のWebページへのアクセスを制限する方法<Windows(R)7>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows(R)7
カテゴリ インターネット、セキュリティ情報、セキュリティ予防/対策

回答・対処方法

はじめに

お知らせ
【お知らせ】
Windows 7環境における「i-フィルター」のサポートは、2020年1月14日(火)をもって終了させていただくことになりました。
お客さまに対しては、ご不便ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

・「i-フィルター 5.0」サポート終了についてのお知らせ(デジタルアーツ株式会社提供)
https://www.daj.jp/cs/info/2019/071202/

「i-フィルター5.0」は、パソコンを使用するユーザーの年齢やWebページのカテゴリによってアクセスを制限し、有害なWebページを表示しないように設定することができます。

ここでは、特定のWebページへのアクセスを制限する方法について説明します。

Webページをブロックする強さの設定(フィルター強度設定)、見せて良い/見せたくないサイトの登録、インターネットにアクセスできる曜日と時間帯の設定(インターネットタイマー)などを設定することができます。

【お願い 使用期限について】

  • プレインストールされている「i-フィルター」は無料お試し版です。
  • 無料使用期間はご使用開始より90日間です。
    無料使用期間が過ぎますと、設定がすべて解除されフィルタリング機能がご使用できなくなります。
    無料使用期間中に有料にて正規サービスをお申し込みいただくことで、継続して使用することができます。

【注意】

  • 一部の通信ソフトやフィルタリングソフトを併用して使用できない場合があります。

「i-フィルター5.0」のお問い合わせ窓口は、デジタルアーツ株式会社 サポートセンターになります。
詳細は、[010771:「i-フィルター(R)5.0」について<Windows(R)7>]を参照してください。

操作手順

  1. 通知領域の[▲]ボタンをクリックして隠れているインジケーターを表示します。
    図1(図1)

  2. [i-フィルター5.0]アイコンをクリックし、表示されるメニューから[設定画面(S)]をクリックします。
    図2(図2)

  3. ”管理パスワードの入力”メッセージ画面が表示されます。設定している”管理パスワード”を入力して[OK]ボタンをクリックします。
    図3(図3)

  4. 「i-フィルター5.0」が起動し、設定画面(トップページ)が表示されます。[フィルタリング設定]ボタンをクリックします。
    図4(図4)

  5. 「フィルタリング設定」画面が表示されます。”設定を行う利用者の選択”項目から制限設定を行ないたい利用者を選択します。
    ※初期設定では、[ファミリー](現在のフィルター強度:中学生)のみ用意されています。
    ※利用者の追加・編集・削除する方法については、[010774:「i-フィルター(R)5.0」利用者を設定する方法<Windows(R)7>]を参照してください。
    図5(図5)

  6. 右画面から制限設定を行ないたい項目をクリックします。
    ◆フィルター強度設定
    ◆見せて良いサイトを登録する
    ◆見せたくないサイトを登録する
    ◆インターネットタイマー
    ◆詳細設定
    ※詳細設定では、個人情報保護、検索結果フィルター、単語フィルター、ページスキャンフィルター、ダウンロード禁止、ブロック画面、ホワイトリストの設定を行なうことができます。

    図6(図6)

    ◆フィルター強度設定
    選択した利用者に対してWebページへのアクセスをブロックするカテゴリセット、カテゴリを設定します。

    a.[フィルター強度設定]ボタンをクリックします。
    図7(図7)

    b.「フィルター強度設定」画面が表示されます。左側のボタンからカテゴリセットを選択します。
    図8(図8)


    <カテゴリセットについて>
    カテゴリセット 説明
    小学生向け お子さまにも安心してインターネットをお使いいただける環境を整えます。
    この設定では、ショッピングや懸賞サイト、Webメールなどもブロック対象に含まれます。
    中学生向け インターネットの便利な面を利用しつつ、刺激の強い内容はブロックします。
    チャットや掲示板など不特定多数とのコミュニケーションもブロック対象に含まれます。
    高校生向け 情報源としてのインターネットを十分に活用できる環境です。
    特に刺激の強い内容や、犯罪や暴力、不正IT技術に関する内容のほか、SNSや出会いなどのコミュニケーションもブロックされます。
    大人向け 不正IT技術や特に有害な情報やサイトがブロックされます。
    企業向け 業務外で使われる可能性の高いサイトがブロックされます。
    業務の種類によって、業務に使われるカテゴリのチェックマークをはずしてください。

    ※[いつでもフィルターOFF]ボタンを選択すると、インターネットタイマー、個人情報保護、ブロック画面の設定以外の制限設定は無効となります。

    c.必要に応じて、右画面の詳細なカテゴリリストからブロックしたいカテゴリにチェックマークを付けてください。またアクセスしてもよいカテゴリがあればチェックをはずしてください。
    図9(図9)

    ※”書き込みブロック”項目は、掲示板、ブログなどのコミュニケーションカテゴリに属するサイトへの書き込みについて制限することができます。[有効/無効 切り替え]ボタンをクリックして有効または無効に設定してください。

    ※”購入ページブロック”項目は、ネットショッピング/オークションなどのショッピングカテゴリや金融・経済カテゴリに属するサイトをブロックすることができます。[有効/無効 切り替え]ボタンをクリックして有効または無効に設定してください。

    d.各フィルター強度設定が終わりましたら[OK]ボタンをクリックします。


    ◆見せて良いサイトを登録する
    許可URLリストに見せて良いサイトを登録できます。このリストに登録したWebページはブロックされることなくアクセスすることができます。
    ※見せて良いサイトに登録したURLと部分的に一致するURLを持つWebページはすべて表示されます。
    ※見せて良いサイトとして「http」を登録すると、すべてのWebページが表示されます。
    ※「https」で始まるサイトは、性質上ホスト名しか参照することができません。URLのホスト名の部分のみを入力してください。

    a.[見せて良いサイトを登録する]ボタンをクリックします。
    図10(図10)

    b.「見せて良いサイトを登録する」画面が表示されます。
    [有効/無効 切り替え]ボタンをクリックすると、この機能の有効/無効を切り替えることができます。
    許可URLリストの入力欄をクリックすると許可するWebページのURLを入力することができます。
    ※「?」「*」をワイルドカードとして使うことはできません。
    ※登録済みのURLをクリックすると、編集することができます。
    ※登録済みのURLをクリックして[DEL]キーを押すと削除することができます。
    図11(図11)

    ※たくさんのWebページを許可URLリストに登録したい場合は、[ファイルから読込]ボタンを利用すると便利です。URLを改行で区切ったテキストファイルをあらかじめ用意してください。

    ※[ファイルに保存]ボタンを利用すると、許可URLリストに登録したURLをテキスト形式のファイルとして保存することができます。ほかのパソコンに同様の設定を行ないたい場合に便利です。

    c.見せて良いサイトの登録が終わりましたら[OK]ボタンをクリックします。


    ◆見せたくないサイトを登録する
    禁止URLリストに見せたくないサイトを登録できます。このリストに登録したWebページはアクセスすることができなくなります。
    ※禁止URLリストはすべての利用者で共用しますが、見せたくないサイト機能の有効/無効は、利用者ごとに適用できます。
    ※見せたくないサイトに登録したURLと部分的に一致するURLを持つWebページはすべてブロックされます。
    ※見せたくないサイトとして「http」を登録すると、すべてのWebページが表示されなくなります。
    ※「https」で始まるサイトは、性質上ホスト名しか参照することができません。URLのホスト名の部分のみを入力してください。

    a.[見せたくないサイトを登録する]ボタンをクリックします。
    図12(図12)

    b.「見せたくないサイトを登録する」画面が表示されます。
    [有効/無効 切り替え]ボタンをクリックすると、この機能の有効/無効を切り替えることができます。
    禁止URLリストの入力欄をクリックするとブロックしたいWebページのURLを入力することができます。
    ※「?」「*」をワイルドカードとして使うことはできません。
    ※登録済みのURLをクリックすると、編集することができます。
    ※登録済みのURLをクリックして[DEL]キーを押すと削除することができます。
    図13(図13)

    ※たくさんのWebページを禁止URLリストに登録したい場合は、[ファイルから読込]ボタンを利用すると便利です。URLを改行で区切ったテキストファイルをあらかじめ用意してください。

    ※[ファイルに保存]ボタンを利用すると、禁止URLリストに登録したURLをテキスト形式のファイルとして保存することができます。ほかのパソコンに同様の設定を行ないたい場合に便利です。

    c.見せたくないサイトの登録が終わりましたら[OK]ボタンをクリックします。


    ◆インターネットタイマー
    曜日ごとにインターネットを使える時間帯を設定したり、1日に使える制限時間を設定することができます。
    ※インターネットタイマーの設定をした場合、設定内容によってはインターネットに接続できなくなります。「i-フィルター5.0」を管理する利用者には、インターネットタイマーの設定をしないことをおすすめします。

    a.[インターネットタイマー]ボタンをクリックします。
    図14(図14)

    b.「インターネットタイマー」画面が表示されます。
    [有効/無効 切り替え]ボタンをクリックすると、この機能の有効/無効を切り替えることができます。
    ”インターネット利用可能な時間帯の設定”で曜日ごとにインターネットを使える時間帯を制限することができます。時間帯をクリックまたはドラッグすると、禁止/許可が切り替わります。赤色が禁止する時間帯、白色が許可する時間帯です。
    ”1日のインターネット制限時間の設定”で1日インターネットを使える時間を制限することができます。”曜日の選択”で曜日を指定し、制限時間を入力して[設定する]ボタンをクリックします。
    図15(図15)

    ※[□ 禁止時間帯になった場合、および制限時間を超えた場合は自動的にブラウザを閉じる。]にチェックを付けると、設定した禁止時間帯または制限時間になると自動的にブラウザーが閉じるように設定できます。

    ※[□ 禁止時間帯になる5分前、および制限時間終了5分前にメッセージを表示する。]にチェックを付けると、設定した禁止時間帯または制限時間になる5分前にメッセージが表示されるように設定できます。

    c.インターネットタイマーの設定が終わりましたら[OK]ボタンをクリックします。


    ◆詳細設定
    個人情報保護、検索結果フィルター、単語フィルター、ページスキャンフィルター、ダウンロード禁止、ブロック画面、ホワイトリストの設定を行なうことができます。

    a.[詳細設定]ボタンをクリックします。
    図16(図16)

    b.「詳細設定」画面が表示されます。設定を行ないたいタブをクリックします。

    ・個人情報保護
    氏名、パスワード、クレジットカード番号、E-mailアドレスなどの個人情報をあらかじめ登録し、発信や書き込みをブロックします。個人情報がインターネットから漏えいすることを防止します。
    図17(図17)

    ・検索結果フィルター
    検索サイトの検索結果一覧にもブロック対象カテゴリを表示させないよう設定できます。
    図18(図18)

    ・単語フィルター
    禁止単語をあらかじめ登録することで、その単語を「***」(伏字)で表示させたり、単語を含むサイトをブロックすることができます。
    図19(図19)

    ・ページスキャンフィルター
    学習データをもとにサイトの内容を自動的にブロックするかどうかを判断します。またサイトの作成者が自主的に発信している規制信号をもとに判定を行ないます。
    図20(図20)

    ・ダウンロード禁止
    あらかじめダウンロードを禁止する拡張子を登録し、該当するファイルをダウンロードさせないよう設定できます。
    図21(図21)

    ・ブロック画面
    サイトへのアクセスがブロックされたときに表示するブロック画面の設定ができます。
    図22(図22)

    ・ホワイトリスト
    URLを登録することで、登録したWebページだけを表示させます。
    ホワイトリストを使うと、フィルター強度設定、見せて良いサイト、見せたくないサイト、検索結果フィルター、単語フィルター、ページスキャン、PICSフィルター、ダウンロード禁止は無視されます。
    図23(図23)

    c.各詳細設定が終わりましたら[OK]ボタンをクリックします。


  7. 各フィルタリング設定が終わりましたら[閉じる]ボタンをクリックします。
    図24(図24)

  8. ”設定画面を閉じてもよろしいですか?”メッセージ画面が表示されます。[はい(Y)]ボタンをクリックします。
    図25(図25)

特定のWebページへのアクセスを制限する設定は以上です。

設定したとおりにアクセスが制限されることを確認してください。

関連情報

以上