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情報番号:012272  【更新日:2011.07.08

「東芝ピークシフトコントロール」について<Windows(R)7>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows(R)7
カテゴリ Windowsの操作/設定、省電力、その他のプレインストールソフト、dynabookユーティリティ

回答・対処方法

内容と対応

「東芝ピークシフトコントロール」は、昼間の電力消費の一部を夜間に移行させて電力を効果的に活用し、電力需要の平準化を実現する機能です。

たとえば、夏期の日中のように、電力使用のピーク時間帯には自動的にAC電源からの電力供給を止め、電力需要の少ない時間帯(夜間など)に蓄えたノートパソコンのバッテリーで動作させる電源管理機能で、環境への負荷低減に貢献することができます。
ピークシフト機能は、パソコン単体でも使用できますが、複数台数で同じ時間帯に制御することによってその効果を発揮します。制御するパソコンの台数が多ければ多いほど効果が大きくなります。

【お願い:ピークシフト機能を使用するにあたって】

  • ピークシフト機能を使用するとバッテリーの寿命が短くなります。
  • ピークシフト時間帯にバッテリー駆動できる時間は、使用状況により異なります。

処理の流れ

ピークシフト機能の処理の流れを説明します。

例えば、電力需要が多い14:00~0:00まではAC電源からの電力消費を抑え、電力需要の少ない0:00(夜間)以降にバッテリーの充電を開始するように設定します。
特に電力需要がピークに達する14:00~16:00までは、AC電源からの供給を自動的にストップするように設定します。
この場合の処理は、次のようになります。

<例>

ピークシフト機能 (class="frame2")
時間 機能 説明
14:00~16:00 ピークシフト時間 自動的にAC電源からの電力供給を止め、蓄えておいたノートパソコンのバッテリーで動作します。
16:00~00:0 バッテリー充電禁止時間 バッテリーへの充電を停止し、ノートパソコンはAC電源で動作します。
00:00~ バッテリー充電開始時間 バッテリーへの充電を開始します。

<メモ>

  • [ピークシフト時間]中、[バッテリー充電禁止時間]中にAC電源が抜かれると、ピークシフト機能を解除し通常のバッテリー駆動になります。また、[ピークシフト時間]内、[バッテリー充電禁止時間]内に再度AC電源を挿入した場合は、ピークシフト機能を再開することができます。
  • [ピークシフト時間]中に指定したバッテリー残容量を下回った場合、ピークシフト(バッテリー駆動)状態を解除し、AC電源から電力供給を行ないます。[バッテリー充電開始時間]までバッテリー充電禁止状態となります。

操作の流れ

  1. 「東芝ピークシフトコントロール」をインストールします。
    ご使用の機種によっては、パソコンご購入時/リカバリー時は、「東芝ピークシフトコントロール」がインストールされていません。以下のリンクを参照してインストールを行なってください。
    ※プレインストールされている機種では、この操作は不要です。
    [012274:「東芝ピークシフトコントロール」インストールする方法<Windows(R)7>]

  2. ピークシフト機能を有効にし、”運用期間”、”ピークシフト時間”、”バッテリー充電開始時間”、”バッテリー充電禁止時間”、”ピークシフト解除設定”の”バッテリー残容量”の各設定を行ないます。
    [012275:「東芝ピークシフトコントロール」電力ピーク時間帯は自動的にバッテリー駆動する方法<Windows(R)7>]

  3. 複数台数がある場合は、パソコンの管理者がピークシフト設定を行なった後、設定情報ファイルを他のパソコンに配布し管理者と同じ設定で制御されるように設定します。
    [012276:「東芝ピークシフトコントロール」管理者の設定情報ファイルを他のパソコンに配布して、管理者と同じ設定を自動的に行なう方法<Windows(R)7>]

関連情報

以上