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情報番号:013151  【更新日:2012.08.22

「LaLaVoice コマンド」音声コマンドを編集する方法<Windows(R)7>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows(R)7
カテゴリ その他のプレインストールソフト、サウンド(音)

回答・対処方法

はじめに

「LaLaVoice コマンド」は、マイクから入力された音声を認識し、声でアプリケーションの起動やメニューの操作などを行なうことができます。マウスやキーボードからの操作ではなく、メニューの文字を読み上げることで操作することができます。

ここでは、「LaLaVoice コマンド」で使用できる音声コマンドを編集する方法について説明します。

音声コマンドの編集では、新規音声コマンドの作成、音声コマンドの読みの変更、音声コマンドの削除などが行なえます。

※「LaLaVoice コマンド」の起動/終了方法については、[013149:「LaLaVoice コマンド」起動方法と終了方法<Windows(R)7>]を参照してください。

操作手順

特定の音声コマンドを無効にする方法

「音声コマンドの一覧」から特定の音声コマンドを無効に設定することができます。

  1. [LaLaVoice コマンド]を起動します。
  2. 通知領域の[LaLaVoice コマンド]アイコンをマウスの右ボタンでクリックします。
    ※通知領域に[LaLaVoice コマンド]アイコンがない場合は、▲ボタンボタンをクリックしてください。
    図1(図1)

  3. 表示されるメニューから[音声コマンドの一覧(V)]をクリックします。
    図2(図2)

  4. 「音声コマンドの一覧」画面が表示されます。無効にしたい音声コマンドが含まれている項目の[+]をクリックします。
    図3(図3)

  5. 無効にしたい音声コマンドをダブルクリックします。
    ※ここでは、例として[キャンセル(きゃんせる)]をダブルクリックします。
    図4(図4)

  6. 「コマンドの変更」画面が表示されます。[□ このコマンドを無効にする(M)]をクリックしてチェックを付け、[OK]ボタンをクリックします。
    図5(図5)

  7. 「音声コマンドの一覧」画面に戻ります。無効に設定した音声コマンドの前のアイコンが無効のアイコンに変更されます。マイクに向かってこの音声コマンドを発声しても認識しなくなります。
    図6(図6)

  8. 「音声コマンドの一覧」画面の右上の[×]ボタンをクリックして閉じます。

特定の音声コマンドを無効に設定する操作は以上です。

※音声コマンドを認識できるようにする(有効に戻す)場合は、同様の操作を行ない[□ このコマンドを無効にする(M)]のチェックをはずしてください。

音声コマンドの作成

「音声コマンドの一覧」から音声コマンドを新しく追加することができます。追加したコマンドは、ユーザーコマンドとして扱い、削除することもできます。
ただし、追加できるコマンドは、プログラム起動とキーボードコマンドのみです。

  1. [LaLaVoice コマンド]を起動します。
  2. 通知領域の[LaLaVoice コマンド]アイコンをマウスの右ボタンでクリックします。
    ※通知領域に[LaLaVoice コマンド]アイコンがない場合は、▲ボタンボタンをクリックしてください。
    図7(図7)

  3. 表示されるメニューから[音声コマンドの一覧(V)]をクリックします。
    図8(図8)

  4. 「音声コマンドの一覧」画面が表示されます。メニューバーの[コマンド(C)]→[追加(A)]をクリックします。
    図9(図9)

  5. 「コマンドの追加」画面が表示されます。それぞれの項目に追加したい音声コマンドの内容を入力/設定してください。
    図10(図10)

    <各項目について>
    ・”コマンド名(N)”欄
    音声コマンドを入力してください。入力可能文字数は全角30文字までです。

    ・”読み(R)”欄
    音声コマンドの読み(ひらがなのみ)を入力してください。入力可能文字数は全角30文字までです。

    ・[□ 実行前に確認のダイアログを表示する(J)]
    コマンド実行時に、コマンド実行確認画面を表示するかどうかを指定します。
    ※詳しくは、[013156:「LaLaVoice コマンド」データが変更されるようなコマンドは、音声コマンドを実行する前に確認の画面を表示させる方法<Windows(R)7>]を参照してください。

    ・[□ このコマンドを無効にする(M)]
    コマンド(または分類)の無効を指定します。無効の指定を行なうと、指定したコマンドは認識されなくなります。
    ※詳しくは、<特定の音声コマンドを無効にする方法>を参照してください。

    ・”ユーザコマンドの動作設定”項目の”動作(U)”
    ユーザーコマンドの動作を指定します。指定可能な動作は次のとおりです。

    [プログラム起動]を選択した場合
    アプリケーションを音声で起動することができます。”プログラム名(X)”欄に起動するプログラムを指定します。

    [キーボードコマンド]を選択した場合
    いくつかのキー操作を一つの音声コマンドに割り当てることができます。”キーコード入力(X)”欄にキーコードの組み合わせを指定します。設定するキーを押下してください。押したキー記述が”キーコード入力(X)”欄に書き込まれます。
    使用可能なキーコード記述
    <使用可能なキーコード記述>
    アルファベットキー"A""B""C"・・・(すべて半角文字)
    [ALT]キー{Alt}
    [SHIFT]キー{Shift}
    [TAB]キー{Tab}
    [ENTER]キー{Enter}
    [CTRL]キー{Ctrl}
    ファンクション([F1]~[F12])キー{F1}、{F2}・・・
    ※いったん入力したキーの削除は、[DEL]キーまたは[BACKSPACE]キーで行なえます。
    ※[TAB]キーが押下された場合は、フォーカスの移動をせずに"Tab"が入力されます。
    例)[ALT]キー、[F]キー、[O]キーを同時押下した場合は、{Alt}+"F"+"O"と書き込まれます。

  6. 各項目の入力/設定が終わりましたら、[OK]ボタンをクリックします。
    図11(図11)

  7. ”XXX(XXX)を追加しますか?”(XXXには追加した音声コマンドと読みが入ります)メッセージ画面が表示されます。[はい(Y)]ボタンをクリックします。
    図12(図12)

  8. 「音声コマンドの一覧」画面に戻ります。追加した音声コマンドが登録されていることを確認してください。
    ※追加したユーザーコマンドは、”U:XXX”と表示されます。
    図13(図13)

  9. 「音声コマンドの一覧」画面の右上の[×]ボタンをクリックして閉じます。

音声コマンドの作成作業は以上です。マイクに向かって追加した音声コマンドを発声し正しく動作することを確認してください。

音声コマンドの変更

「音声コマンドの一覧」から音声コマンドの設定を変更することができます。
※登録されているコマンドの”コマンド名(N)”、”ユーザコマンドの動作設定”は変更できません。

  1. [LaLaVoice コマンド]を起動します。
  2. 通知領域の[LaLaVoice コマンド]アイコンをマウスの右ボタンでクリックします。
    ※通知領域に[LaLaVoice コマンド]アイコンがない場合は、▲ボタンボタンをクリックしてください。
    図14(図14)

  3. 表示されるメニューから[音声コマンドの一覧(V)]をクリックします。
    図15(図15)

  4. 「音声コマンドの一覧」画面が表示されます。変更したい音声コマンドをクリックして選択し、メニューバーの[コマンド(C)]→[変更(C)]をクリックします。
    図16(図16)

  5. 「コマンドの変更」画面が表示されます。必要項目を変更してください。
    図17(図17)

    <各項目について>
    ・”コマンド名(N)”欄
    変更対象のコマンド名が表示されます。変更はできません。

    ・”読み(R)”欄
    変更対象のコマンドの読みが表示されます。ひらがなのみ入力可能です。入力可能文字数は全角30文字までです。

    ・[□ 実行前に確認のダイアログを表示する(J)]
    コマンド実行時に、コマンド実行確認画面を表示するかどうかを指定します。
    ※詳しくは、[013156:「LaLaVoice コマンド」データが変更されるようなコマンドは、音声コマンドを実行する前に確認の画面を表示させる方法<Windows(R)7>]を参照してください。

    ・[□ このコマンドを無効にする(M)]
    変更対象のコマンド(または分類)の無効を指定します。無効の指定を行なうと、指定したコマンドは認識されなくなります。
    ※詳しくは、<特定の音声コマンドを無効にする方法>を参照してください。

    ・”ユーザコマンドの動作設定”項目
    ユーザーコマンドの動作と動作内容を表示します。変更はできません。

  6. 各項目の変更が終わりましたら、[OK]ボタンをクリックします。
  7. 「音声コマンドの一覧」画面に戻ります。右上の[×]ボタンをクリックして閉じます。

音声コマンドの変更作業は以上です。変更したとおりに動作することを確認してください。

音声コマンドの削除

「音声コマンドの一覧」から新しく追加した音声コマンドを削除することができます。
※削除できるのは追加したユーザーコマンド(コマンド名が”U:”で始まるもの)のみです。

  1. [LaLaVoice コマンド]を起動します。
  2. 通知領域の[LaLaVoice コマンド]アイコンをマウスの右ボタンでクリックします。
    ※通知領域に[LaLaVoice コマンド]アイコンがない場合は、▲ボタンボタンをクリックしてください。
    図18(図18)

  3. 表示されるメニューから[音声コマンドの一覧(V)]をクリックします。
    図19(図19)

  4. 「音声コマンドの一覧」画面が表示されます。削除したい音声コマンドをクリックして選択し、メニューバーの[コマンド(C)]→[削除(D)]をクリックします。
    図20(図20)

  5. ”XXX(XXX)を削除してよろしいですか?”(XXXには音声コマンドと読みが入ります)メッセージ画面が表示されます。[はい(Y)]ボタンをクリックします。
    図21(図21)

  6. 「音声コマンドの一覧」画面に戻ります。一覧から削除されていることを確認してください。
  7. 「音声コマンドの一覧」画面の右上の[×]ボタンをクリックして閉じます。

音声コマンドの削除作業は以上です。

関連情報

以上