回答・対処方法

はじめに

長い間パソコンを使用しているとハードディスクの中でデータの断片化がおきます。断片化が発生すると、ハードディスクに余分な動作が増え、コンピューターの処理が遅くなる原因になります。

そのような場合、「ドライブのデフラグと最適化」を実行することで、断片化されたデータが再配置され、ハードディスクを最適化してパフォーマンスを向上させることができます。

「ドライブのデフラグと最適化」は既定では毎週自動的に実行されるように設定されています。

ここでは、「ドライブのデフラグと最適化」のスケジュールを変更する方法を説明します。

※「ドライブのデフラグと最適化」を手動で実行する方法は、［014997：パソコンの動作が遅くなった場合(ドライブのデフラグと最適化)＜Windows 8.1＞］を参照してください。

操作手順

1. スタート画面上で　デフラグ　と直接入力します。
   ※デスクトップの「コントロールパネル」から起動することもできます。起動方法については、＜補足：「コントロールパネル」から起動する方法＞を参照してください。
   (図1)
   
   
2. 「検索」チャームが表示されます。検索結果から［ドライブのデフラグと最適化］をクリックします。
   (図2)
   
   
3. 「ドライブの最適化」画面が表示されます。”スケジュールされた最適化”項目に現在のスケジュール状況が表示されます。
   (図3)
   
   
4. スケジュールを変更するには、［設定の変更(S)］ボタンをクリックします。
   (図4)
   
   
5. ”最適化のスケジュール”メッセージ画面が表示されます。［□　スケジュールに従って実行する(推奨)(R)］にチェックが付いていることを確認し、”頻度(F)”の［▼］をクリックします。
   ※ドライブの最適化を自動的に実行させたくない場合は、［□　スケジュールに従って実行する(推奨)(R)］をクリックしてチェックをはずしてください。
   (図5)
   
   
6. ”頻度(F)”のリストから［毎日］、［毎週］、［毎月］のいずれかをクリックします。
   ※既定では、［毎週］が設定されています。
   (図6)
   
   
7. 最適化するドライブを変更したい場合は、”ドライブ(D)”項目の［選択(H)］ボタンをクリックします。
   (図7)
   
   
8. ”定期的なスケジュールで最適化するドライブを選択してください”メッセージ画面が表示されます。最適化したいドライブのみにチェックを付け、［OK(O)］ボタンをクリックします。
   ※既定ではすべてのドライブが対象となっています。
   ※外付けでハードディスクドライブなどを接続した場合など、新しいドライブも対象としたい場合は［□　新しいドライブを自動的に最適化する(A)］にチェックを付けてください。
   (図8)
   
   
9. ”最適化のスケジュール”メッセージ画面に戻ります。［OK(O)］ボタンをクリックします。
   (図9)
   
   
10. 「ドライブの最適化」画面に戻ります。”スケジュールされた最適化”項目に表示されているスケジュールが変更されていることを確認し、［閉じる(C)］ボタンをクリックします。
    (図10)
    
    

「ドライブのデフラグと最適化」のスケジュールを変更する操作は以上です。

変更したスケジュールのとおりに動作することを確認してください。

補足：「コントロールパネル」から起動する方法

1. スタート画面でキーボードの［Windowsロゴ］キー()を押しながら、［X］キーを押します。
2. 画面左下にクイックリンクメニューが表示されます。［コントロールパネル(P)］をクリックするか、キーボードの［P］キーを押します。
   (図11)
   
   
3. 「コントロールパネル」画面が表示されます。［システムとセキュリティ］をクリックします。
   (図12)
   
   
4. 「システムとセキュリティ」画面が表示されます。”管理ツール”項目の［ドライブのデフラグと最適化］をクリックします。
   (図13)
   
   
5. 「ドライブの最適化」画面が表示されます。この先の操作については、上記＜操作手順＞の手順3以降を参照してください。
   (図14)
   
   

関連情報

• 「ドライブのデフラグと最適化」が自動的に実行しないようにする方法については、以下のリンクを参照してください。
  ［015594：「ドライブのデフラグと最適化」自動的に実行しないようにする方法＜Windows 8.1＞］
  
  

以上