回答・対処方法

はじめに

「東芝ジェスチャコントローラ」は、映像・音楽を視聴するときなどに、パソコン本体に付属のWebカメラを使って、手の動作で操作できる機能です。
※Webカメラが搭載されていないモデルをご使用の場合は、市販の外付けWebカメラをご利用いただくことでご使用になれます。

対応しているアプリケーションを起動すると自動的にジェスチャ操作が使用可能になり、通知領域にバルーン(吹き出し)を表示して通知します。また、WebカメラのLEDが点灯します。
(図1)

ここでは、ジェスチャ操作の基本的な操作について説明します。

※「東芝ジェスチャコントローラ」の詳細は、［016194：「東芝ジェスチャコントローラ」について＜Windows 8.1＞］を参照してください。

操作手順

※ここでは右手を使った例で説明します。イラストは鏡像になります。

• ジェスチャ操作の開始
• 認識可能なジェスチャと手のふりかた
• ジェスチャ操作の終了
• 補足：各アプリケーションで利用できるジェスチャ操作
  
  
  

◆ジェスチャ操作の開始

1. パソコンに対して正面にいる状態で手を出します。(「掌」の操作)
   (図2)
   
   
2. 画面にメニューが表示されます。ジェスチャ操作を開始できます。
   (図3)
   
   
   

【掌がうまく認識されないとき】
掌がうまく認識されないとき、次のことに注意してもう一度操作してみてください。

• 手のひらをWebカメラに向けてしっかりと正面にして出してください。
• 手のひらは中途半端にゆるい状態ではなく、しっかり開いてください。
  
  
  

【画面からはみ出そうな位置で操作したとき】
操作する手の位置がWebカメラの撮影範囲からはみ出そうな位置のとき、プレビュー画面にメッセージが表示されることがあります。その際は、画面に表示されるメッセージに従って、適切な位置に手を移動してください。
※プレビュー画面の表示がOFFの設定でも、このプレビュー画面は一時的に表示されます。
※プレビュー画面の表示をONにしたい場合は、［016198：「東芝ジェスチャコントローラ」プレビュー画面を表示する方法＜Windows 8.1＞］を参照してください。

◆認識可能なジェスチャと手のふりかた

ジェスチャ操作を開始した後、次のジェスチャが認識されます。
連続入力(連続操作)も可能です。

＜手をはらう(フリップ)＞
上下左右のいずれかの方向に手を振ります。

• 右方向にはらう(フリップ)
  手を右にはらいます。
  (図4)
  
  
• 左方向にはらう(フリップ)
  手を左にはらいます。
  (図5)
  
  
• 上方向にはらう(フリップ)
  手を上にはらいます。
  (図6)
  
  
• 下方向にはらう(フリップ)
  手を下にはらいます。
  (図7)
  
  

【フリップがうまく認識されないとき】
フリップがうまく認識されないとき、次のことに注意してもう一度操作してみてください。

• 入力したいフリップの方向に、意識して速く振ってください。
• 手首の返し程度が小さい振りでは認識しずらいことがあります。振り幅をしっかりと設けて振ってください。
• フリップ入力が思った方向にうまく入らないときは、手を一度しっかりと止め、入力したい方向へ払ってください。
  
  
  

＜握る(グラブ)＞

• 「手のひら」を出し、つまむように指を折ります。
  (図8)
  
  
  

＜左右に細かく振る(バイバイ)＞

• 手を左右に細かく数回ふります。
  (図9)
  
  
  

【バイバイがうまく認識されないとき】
バイバイがうまく認識されないとき、次のことに注意してもう一度操作してみてください。

• 小さく素早く振ります。大きく、あるいはゆっくり振るとフリップが入力されてしまうことがあります。
  
  
  

◆ジェスチャ操作の終了

1. 操作中の手をおろします。
2. ジェスチャ操作を終了します。
   
   
   

操作は以上です。

補足：各アプリケーションで利用できるジェスチャ操作

操作できる内容やジェスチャ内容は起動しているアプリケーションごとに異なります。
各アプリケーションで利用できるジェスチャ操作は下表のとおりです。

以上