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情報番号:017373  【更新日:2018.03.07

保存したファイルの履歴を復元する方法<Windows 10>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows 10
カテゴリ Windowsの操作/設定、バックアップ、Windowsの便利な使いかた、データのバックアップ

回答・対処方法

はじめに

ここでは、ファイル履歴を使用してバックアップしたデータ(保存したファイルの履歴)から復元する方法について説明します。

<メモ>

タッチ操作について
※本操作は、マウスまたはクリックパッド(タッチパッド)を使っての操作手順となります。タッチパネル搭載モデルでタッチ操作を行ないたい場合は、[016766:タッチパネルの使いかた<Windows 10>]を参考にし、クリックを”タップ”、ダブルクリックを”ダブルタップ”、右クリックを”長押し(ロングタップ)”に読み替えて操作してください。

操作手順

※ユーザー所有のファイルを復元するときは、復元したいアカウントでサインインしてください。

※ファイルの履歴が保存されている記録メディア(USBフラッシュメモリや外付けハードディスクなど)が接続されていることを前提としています。

※Windows 10のバージョンによって操作が異なります。お使いのPCのWindows10バージョンを確認するには、[017041:Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法<Windows 10>]を参照してください。

Windows 10バージョン1511以前をお使いの場合

  1. タスクバーの[スタート]ボタンを、マウスの右ボタンでクリックします。
    図1(図1)

  2. クイックリンクメニューが表示されます。[コントロールパネル(P)]をクリックするか、キーボードの[P]キーを押します。
    図2(図2)

  3. 「コントロールパネル」画面が表示されます。”システムとセキュリティ”項目の[ファイル履歴でファイルのバックアップ コピーを保存]をクリックします。
    図3(図3)

  4. 「ファイル履歴」画面が表示されます。[個人用ファイルの復元]をクリックします。
    図4(図4)

  5. 「ホーム-ファイル履歴」画面が表示されます。保存されているフォルダが更新日ごとに表示されます。
    図5(図5)

  6. 復元したいフォルダを画面下側の[前のバージョン][次のバージョン]ボタンをクリックして選択します。
    図6(図6)

  7. 元の場所に復元]ボタンをクリックします。
    図7(図7)

  8. 「ファイルの置換またはスキップ」画面が表示されます。[ファイルを置き換える(R)][ファイルは置き換えずスキップする(S)][ファイルごとに決定する(L)]から選択してクリックします。
    ※ここでは、例として[ファイルを置き換える(R)]を選択します。

    ・ファイルを置き換える(R)
    既存のファイルが復元するファイル上で上書きされます。

    ・ファイルを置き換ずスキップする(S)
    ファイルは復元されません。

    ・ファイルごとに決定する(L)
    ファイルサイズや更新日時などが表示され、残すファイルを選択したり、両方のファイルを残すこともできます。

    図8(図8)

  9. ファイルの復元が開始されます。しばらくお待ちください。
    ※復元するファイルの容量によって時間は異なります。
    図9(図9)

  10. ファイルの復元が終了したら、開いているすべてのウインドウを画面右上の[×]をクリックして閉じます。
    図10(図10)

ファイルの履歴を復元する方法は以上です。

復元したファイルが保存されていることを確認してください。

<補足>

手順8で”ファイルごとに決定する(L)”を選択して、両方のファイルを残した場合は、復元したファイル名の後に「(数字)」が表示されます。
図11(図11)

Windows 10 Anniversary Update(Windows 10バージョン1607)以降をお使いの場合

  1. タスクバーの[スタート]ボタンをクリックします。
    図12(図12)

  2. [スタート]メニューが表示されます。[設定]をクリックします。
    図13(図13)

  3. 「設定」画面が表示されます。[更新とセキュリティ]をクリックします。
    図14(図14)

  4. 「更新とセキュリティ」画面が表示されます。[バックアップ]をクリックします。
    図15(図15)

  5. 「バックアップ」画面が表示されます。“ファイル履歴を使用してバックアップ”の[その他のオプション]をクリックします。
    図16(図16)

  6. 「バックアップオプション」画面が表示されます。“関連設定”の[現在のバックアップからファイルを復元]をクリックします。
    ※“関連設定”項目が表示されていない場合は、画面をスクロールしてください。
    図17(図17)

  7. 「ホーム-ファイル履歴」画面が表示されます。バックアップが実行された日時ごとに保存されています。画面下部の[前のバージョン]ボタンまたは[次のバージョン]ボタンをクリックして復元したいデータが保存されているバックアップを選択します。
    図18(図18)

  8. 復元するフォルダーまたはファイルを選択します。
    ※各フォルダーをダブルクリックすると、フォルダー内の特定のファイルを選択することができます。
    ※複数のフォルダーまたはファイルを選択したい場合は、キーボードの[CTRL]キーを押しながら目的のフォルダーまたはファイルをクリックすると選択することができます。
    ※すべてのバックアップを復元する場合は、そのまま次の操作に進んでください。
    図19(図19)

  9. 画面下部の[元の場所に復元]ボタンをクリックします。
    ※元の場所と異なる場所に復元したい場合は、[元の場所に復元]ボタンをマウスの右ボタンでクリック→表示されるメニューから[復元場所の選択]をクリック→新しい復元場所を指定してください。
    図20(図20)

  10. 復元場所に同じ名前のファイルが存在する場合は、「ファイルの置換またはスキップ」画面が表示されます。[ファイルを置き換える(R)]、[ファイルは置き換えずスキップする(S)]、[ファイルごとに決定する(L)]のいずれかをクリックします。
    ※ここでは、例として[ファイルを置き換える(R)]を選択します。

    ・ファイルを置き換える(R)
    既存のファイルが復元するファイルで上書きされます。

    ・ファイルを置き換ずスキップする(S)
    同じ名前のファイルは復元されません。

    ・ファイルごとに決定する(L)
    ファイルサイズや更新日時などが表示され、残すファイルを選択したり、両方のファイルを残すこともできます。

    図21(図21)

  11. ファイルの復元が開始されます。しばらくお待ちください。
    ※復元するファイルの容量によって時間は異なります。
    図22(図22)

  12. ファイルの復元が終了すると、ユーザーフォルダー(C:\Users\(アカウント名))画面が表示されます。復元したフォルダーをダブルクリックして開き、ファイルが復元されていることを確認してください。
    図23(図23)

  13. 確認が終わりましたら、開いている画面はすべて右上の[×]ボタンをクリックして閉じます。

ファイルの履歴を復元する方法は以上です。

以上