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情報番号:017169  【更新日:2018.03.07

ファイルの履歴を定期的に保存する方法<Windows 10>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows 10
カテゴリ Windowsの操作/設定、バックアップ、Windowsの便利な使いかた、データのバックアップ

回答・対処方法

はじめに

ファイルの履歴をあらかじめ指定したスケジュール(頻度や日時)に指定した保存場所(記録メディア)に保存することができます。

ここでは、ファイルの履歴を定期的に指定した保存場所(記録メディア)に保存する方法について説明します。

<メモ>

  • ファイル履歴はファイルのコピーを保存しておくため、ファイルを紛失または破損して場合に復元することができます。

<保存されるデータについて>

既定では、1時間ごとにユーザーフォルダー(C:\Users\(アカウント名))内のすべてのデータが保存されます。

  • OneDrive
  • アドレス帳
  • お気に入り
  • ダウンロード
  • デスクトップ
  • ドキュメント
  • ピクチャ
  • ビデオ
  • ミュージック
  • リンク
  • 検索
  • 保存したゲーム など

タッチ操作について
※本操作は、マウスまたはクリックパッド(タッチパッド)を使っての操作手順となります。タッチパネル搭載モデルでタッチ操作を行ないたい場合は、[016766:タッチパネルの使いかた<Windows 10>]を参考にし、クリックを”タップ”、ダブルクリックを”ダブルタップ”、右クリックを”長押し(ロングタップ)”に読み替えて操作してください。

操作手順

※Windows 10のバージョンによって操作が異なります。お使いのPCのWindows10バージョンを確認するには、[017041:Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法<Windows 10>]を参照してください。

Windows 10バージョン1511以前をお使いの場合

  1. 保存先に指定する記録メディアを接続します。
    ※ここでは、例として”USBフラッシュメモリ”を使用します。
    図1(図1)

  2. タスクバーの[スタート]ボタンを、マウスの右ボタンでクリックします。
    図2(図2)

  3. クイックリンクメニューが表示されます。[コントロールパネル(P)]をクリックするか、キーボードの[P]キーを押します。
    図3(図3)

  4. 「コントロールパネル」画面が表示されます。”システムとセキュリティ”項目の[ファイル履歴でファイルのバックアップ コピーを保存]をクリックします。
    図4(図4)

  5. 「ファイル履歴」画面が表示されます。”ドライブを検索しています”メッセージが表示されます。しばらくお待ちください。
    図5(図5)

  6. ”ファイル履歴はオフになっています”メッセージが表示されます。”コピー元”、”コピー先”を確認してください。
    図6(図6)

    <”コピー元:”を変更する場合>
    ※ファイル履歴の保存対象から除外することにより、選択したフォルダーは保存されません。
    a.[除外するフォルダー]をクリックします。
    図7(図7)

    b.「除外するフォルダー」画面が表示されます。[追加(A)]ボタンをクリックします。
    図8(図8)

    c.「フォルダーの選択」画面が表示されます。除外したい[フォルダー名]をクリックして選択します。[フォルダーの選択]ボタンをクリックします。
    ※除外したいフォルダーが複数ある場合は、手順bから繰り返し操作してください。
    図9(図9)

    d.「除外するフォルダー」画面に戻ります。”除外するフォルダーまたはライブラリ:”項目の一覧に選択した”フォルダー名”が表示されていることを確認してください。[変更の保存]ボタンをクリックします。
    図10(図10)

    ※”除外するフォルダーまたはライブラリ:”項目のリストから削除する場合は、[フォルダー名]をクリックして[削除(R)]をクリックします。
    図11(図11)


    <”コピー先:”を変更する場合>
    a.[ドライブの選択]をクリックします。
    図12(図12)

    b.「ドライブの選択」画面が表示されます。”利用できるドライブ”項目の[ドライブ名]をクリックして選択します。[OK]ボタンをクリックします。
    図13(図13)

  7. [オンにする]ボタンをクリックします。
    図14(図14)

  8. ”ファイル履歴が初回のファイルコピーを保存しています。”メッセージ、”進行状況”が表示されます。ファイルの保存が開始しされます。
    図15(図15)

  9. ファイルの保存が終了すると”ファイルが最後にコピーされたのは2015/XX/XX XX:XXです。”メッセージが表示されます。
    ※Xには、日付/時間が表示されます。
    図16(図16)

  10. 画面左側の[詳細設定]をクリックします。
    図17(図17)

  11. 「詳細設定」画面が表示されます。”ファイルのコピーを保存する頻度:”項目の[v]をクリックします。
    図18(図18)

  12. 一覧が表示されます。[保存する時間]をクリックします。
    ※既定では、[1時間ごと]が選択されています。
    図19(図19)

  13. ”保存されたバージョンを保持する期間:”項目の[v]をクリックします。
    図20(図20)

  14. 一覧が表示されます。[保持する期間]をクリックします。
    ※既定では、[無期限]が選択されています。
    図21(図21)

  15. 画面右下の[変更の保存]ボタンをクリックします。
    図22(図22)

  16. 「ファイル履歴」画面に戻ります。画面右上の[×]をクリックして閉じます。
    図23(図23)

ファイルの履歴を定期的に保存する設定は以上です。

指定した時間にファイルの履歴が保存されていることを確認してください。

※保存先に指定している記録メディアを取りはずしてしまうと定期的なバックアップが実行できません。接続したままにする必要があります。

Windows 10 Anniversary Update(Windows 10バージョン1607)以降をお使いの場合

  1. 保存先に指定する記録メディアを接続します。
    ※ここでは、例としてUSBフラッシュメモリを使用します。
    図24(図24)

  2. タスクバーの[スタート]ボタンをクリックします。
    図25(図25)

  3. [スタート]メニューが表示されます。[設定]をクリックします。
    図26(図26)

  4. 「設定」画面が表示されます。[更新とセキュリティ]をクリックします。
    図27(図27)

  5. 「更新とセキュリティ」画面が表示されます。[バックアップ]をクリックします。
    図28(図28)

  6. 「バックアップ」画面が表示されます。“ファイル履歴を使用してバックアップ”の[+ドライブの追加]をクリックします。
    図29(図29)

  7. 「ドライブを選んでください」画面が表示されます。保存先として使用するドライブをクリックします。
    ※ここでは例として手順1で接続したUSBフラッシュメモリ(リムーバブルディスク)を選択しています。
    図30(図30)

  8. “ファイルのバックアップを自動的に実行:オン”と表示されましたら準備は完了です。
    図31(図31)

    <バックアップの頻度やバックアップ対象のフォルダーを変更するには>

    a.“ファイルのバックアップを自動的に実行:オン”の下の[その他のオプション]をクリックします。
    図32(図32)

    b.「バックアップオプション」画面が表示されます。
    図33(図33)

    ◆バックアップの頻度を変更する場合
    “ファイルのバックアップを実行”の[▼]をクリックします。
    図34(図34)

    一覧からお好みの頻度([10分ごと]、[15分ごと]、[20分ごと]、[30分ごと]、[1時間ごと(既定値)]、[3時間ごと]、[6時間ごと]、[12時間ごと]、[毎日]のいずれか)を選択します。
    ※既定では、[1時間ごと(既定値)]が設定されています。
    図35(図35)

    ◆バックアップを保持する期間を変更する場合
    “バックアップを保持”の[▼]をクリックします。
    図36(図36)

    一覧からお好みの期間([領域が足りなくなるまで]、[1か月]、[3か月]、[6か月]、[9か月]、[1年]、[2年]、[無期限(既定値)]のいずれか)を選択します。
    ※既定では、[無期限(既定値)]が設定されています。
    図37(図37)

    ◆バックアップ対象のフォルダーを変更する場合
    “バックアップ対象のフォルダー”に表示されているフォルダーがバックアップ対象となります。
    ※“バックアップ対象のフォルダー”項目が表示されていない場合は、画面をスクロールしてください。

    任意のフォルダーをバックアップ対象に追加したいときは、[+フォルダーの追加]をクリックして指定してください。
    図38(図38)

    バックアップの対象から削除したいときは、フォルダーを選択して[削除]をクリックしてください。
    図39(図39)

    ◆バックアップ対象フォルダー内の特定のフォルダーをバックアップ対象から除外したい場合
    “除外するフォルダー”の[+フォルダーの追加]をクリックし、除外したいフォルダーを指定してください。
    ※“除外するフォルダー”項目が表示されていない場合は、画面をスクロールしてください。
    図40(図40)

  9. 右上の[×]ボタンをクリックし、「バックアップ」画面または「バックアップオプション」画面を閉じます。
    図41(図41)

ファイルの履歴を定期的に保存する設定は以上です。

指定した時間にファイルの履歴が保存されていることを確認してください。

※保存先に指定している記録メディアを取りはずしてしまうと定期的なバックアップが実行できません。接続したままにする必要があります。

関連情報

以上