回答・対処方法

はじめに

Windows 10上で不要となったファイルやフォルダーを削除すると、既定では「ごみ箱」に移動されます。「ごみ箱」にデータが残っている間は、削除したデータを元に戻すこともできます。

ここでは、ごみ箱にファイルを移動しないで、削除と同時にファイルを消去する方法について説明します。

※ファイルやフォルダーを削除する方法については、［017601：ファイルやフォルダーを削除する方法＜Windows 10＞］を参照してください。

操作手順

※本手順は、Windows 10 2022 Update(Windows 10 バージョン 22H2)を元に作成しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。お使いのパソコンのWindows 10バージョンを確認するには、［017041：Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法＜Windows 10＞］を参照してください。

1. デスクトップ画面上の［ごみ箱］アイコンをマウスの右ボタンでクリックします。
   (図1)
   
   
2. 表示されるメニューの［プロパティ(R)］をクリックします。
   (図2)
   
   
3. 「ごみ箱のプロパティ」画面が表示されます。“選択した場所の設定”から［◎　ごみ箱にファイルを移動しないで、削除と同時にファイルを消去する(R)］を選択します。
   (図3)
   
   
4. ［OK］をクリックして閉じます。
   (図4)
   
   

設定は以上です。

ファイルやフォルダーを削除すると、ごみ箱に移動しないで、削除と同時に消去されることを確認してください。

※再度ごみ箱に移動する設定に戻したい場合は、上記操作を行い、手順3で［◎　カスタムサイズ(C)］を選択してください。

補足：削除の確認メッセージを表示することをおすすめします

上記設定を行うと、ごみ箱に移動しないで消去されるため、元に戻すことができなくなります。

誤操作により大切なデータを消去してしまうことを防ぐために、［018804：ファイルやフォルダーを削除するときに削除の確認メッセージを表示する方法＜Windows 10＞］を参照し、削除の確認メッセージを表示する設定に変更してください。この設定を行うと、ファイルやフォルダーを削除すると、「ファイルの削除　このファイルを完全に削除しますか？」メッセージが表示されます。［はい(Y)］をクリックするとごみ箱に移動しないで消去、［いいえ(N)］をクリックすると元に戻すことができます。

(図5)

以上