新世代ストレージ「SSHD(ハイブリッドドライブ)」は、HDDとSSDの複合ドライブで、HDDの大容量とSSD並みの高速アクセスを合わせて実現した、これからの主流となるストレージです。dynabookでは、このSSHDをスタンダードノートPCをはじめ、複数のモデルに搭載。1TBの大容量はそのままに、CPUやメモリのアップと同様、PCの全体的な作業効率の向上に大きな効果を発揮します。
ハイブリッドドライブには、一体型のSSHDと、従来からある分離型ハイブリッドドライブの2種類があります。SSHDを搭載したdynabookでは、搭載するストレージデバイスが1台ですむため、物理的なスペースをより確保することができ、薄型筐体設計に貢献しています。
東芝製SSHDを搭載しているので、Windows OSとすり合わせて最適なパフォーマンスが発揮できるようチューニングを実施。OSのHDDアクセスパターンを踏まえてキャッシュの活用効率を最大化し、NAND型フラッシュメモリやHDDへのデータアクセスを高速化しました。
PowerPointやExcel、Word、Internet Explorer、オンラインゲームなど使用頻度の高いアプリは、読み書きの速いNAND型フラッシュメモリに振り分けて保存されるため、アプリの切り替えもスピーディに行えます。
OSやアプリの更新で、作業中にPCを再起動させる場合、初期化やメモリチェックなどの処理が行われるため、通常のHDDではスリープからの起動よりも長い時間を必要とします。一方、SSHDなら、OSやアプリの再起動もスピーディに行えます。
SSHDは、読み出し・書き込み速度が速いNAND型フラッシュメモリと、大容量HDD(磁気ディスク)で構成されています。東芝製SSHDは、ふだんのデータアクセスパターンを学習することで、作業ごとに必要なデータを適正に配置する自己学習型キャッシングアルゴリズムを採用しました。使用頻度の高いデータやアプリだけをNAND型フラッシュメモリに保持することで、起動時間やアプリケーションの読み出し、書き込み速度を大幅に向上。日々行う作業が、よりスピーディーに、より快適になります。
1984年、東芝は次世代半導体メモリとしてフラッシュメモリを世界に先駆けて開発。その後、NAND型フラッシュメモリが各種メモリカードや応用機器に採用されるなど、その市場をつねに牽引してきました。東芝がこれまで培ってきた最先端の微細化技術や、さまざまなNANDの使いこなし技術をSSHDに展開することで、高速性能を高めています。