情報番号:010513  【更新日:2010.06.08】
    「ウイルスバスター(TM)2010」「パーソナルファイアウォール」機能で特定の通信(プロトコル)を例外設定に追加する方法
    
    
    対応機器・対象OSとカテゴリ
      
        | 対応機種 |  | 
      
        | 対象OS | Windows(R)7 | 
      
        | カテゴリ | ウイルス情報、ウイルス予防/対策、ネットワーク | 
    
    
    回答・対処方法
  はじめに
  「ウイルスバスター2010」は、ウイルスやスパイウェアなどの脅威から、お使いのコンピューターやコンピューターに保存している大切な個人情報などを守ってくれる総合セキュリティ対策ソフトウェアです。
「パーソナルファイアウォール」機能では、お使いのコンピューターで指定しているプロファイル(通信環境)ごとに外部のコンピューターとのデータのやり取りを常に監視し、外部のコンピューターからの不正なアクセスを未然に防ぐことができます。
ここでは、「パーソナルファイアウォール」機能で特定の通信(プロトコル)を例外設定に追加する方法について説明します。
「パーソナルファイアウォール」機能は、アクティブなすべてのネットワークプロトコルを監視しています。スパイウェアが使用している疑いのあるプロトコルを拒否することで、コンピューターとの通信を制御します。またこの機能を有効にしたまま、例外設定に特定のプロトコル、ポート、IPアドレスを追加することで特定の通信を監視することもできます。
※コンピューター外部からの不正侵入や内部からのデータ流出などを防止する方法については、以下のリンクを参照してください。
[010509:「ウイルスバスター(TM)2010」コンピューター外部からの不正侵入や内部からのデータ流出などを防止する方法]
【注意】
本製品にインストールされている「ウイルスバスター2010」は、90日無料版です。
90日を経過するとウイルスチェック機能を含めて、すべての機能がご使用できなくなります。
ウイルスチェックがまったく行なわれない状態となりますので、かならず期限切れ前に有料の正規サービスへ登録するか、他の有効なウイルス対策ソフトを導入してください。
※「ウイルスバスター2010」の詳細、お問い合わせ窓口については、以下のリンクを参照してください。
お問い合わせ窓口は、ウイルスバスターサービスセンターになります。
[010494:「ウイルスバスター(TM)2010」について]
  操作手順
    - [スタート]ボタン →[すべてのプログラム]→[ウイルスバスター2010]→[ウイルスバスター2010を起動]をクリックします。 →[すべてのプログラム]→[ウイルスバスター2010]→[ウイルスバスター2010を起動]をクリックします。
- 「ウイルスバスター2010」が起動し、「現在の状況」画面が表示されます。カテゴリボタンから[パーソナルファイアウォール]をクリックします。
  (図1) (図1)
 
 
- 「パーソナルファイアウォール」画面が表示されます。[パーソナルファイアウォール(P)]項目の[設定]をクリックします。
 ※[設定]が表示されていない場合は、[パーソナルファイアウォール(P)]の左側[▼]をクリックしてください。
  (図2) (図2)
 
 
- 「パーソナルファイアウォール」画面が表示されます。[詳細設定(S)]ボタンをクリックします。
  (図3) (図3)
 
 
- 「プロファイルの詳細設定」画面が表示されます。「例外ルール(プロトコル)」タブをクリックします。
- 外部との通信を個別に許可/拒否するプロトコル(例外ルール)の一覧が表示されます。チェックボックスにチェックを付けると、その例外ルールが有効になります。
  (図4) (図4)
 
 
- 新たに例外ルールに特定のプロトコルを追加する場合は、[追加(A)]ボタンをクリックします。
  (図5) (図5)
 
 
- 「例外ルール(パーソナルファイアウォールネットワーク)の追加または編集」画面が表示されます。”説明(D)”欄に追加する例外ルールの名前を入力します。
 ※ここでは例として「リモートデスクトップ接続」を例外ルールに追加します。
  (図6) (図6)
 
 
- ”方向”項目で例外ルールの対象となる通信方向[◎ 受信(I)]または[◎ 送信(G)]のいずれかを選択します。
  (図7) (図7)
 
 
- ”処理”項目で対象プロトコルの通信に対して[◎ 許可(L)][◎ 拒否(K)][◎ 警告(W)]のいずれかの処理を指定することができます。
  (図8) (図8)
 
 
- ”プロトコル(P)”項目の[▼]をクリックし、一覧から例外ルールの対象となるプロトコルを選択します。
  (図9) (図9)
 
 
- ”ポート”項目で例外ルールの対象にするポートを指定します。[◎ 指定のポート(E)]を選択し、ポート番号を入力します。
 ※すべての通信ポートを例外ルールの対象とする場合は、[◎ すべてのポート(S)]を選択します。
  (図10) (図10)
 
 
- ”タイプ(Y)”項目の[▼]をクリックし、一覧から例外ルールの対象となるIPアドレスを選択します。
  (図11) (図11)
 
 
- [OK]ボタンをクリックして「例外ルール(パーソナルファイアウォールネットワーク)の追加または編集」画面を閉じます。
- 「プロファイルの詳細設定」の「例外ルール(プロトコル)」タブ画面に戻ります。例外ルールの一覧に追加した例外ルール名が表示されます。
 ※[編集(E)]、[削除(R)]ボタンをクリックすることで追加した例外設定を変更することができます。
  (図12) (図12)
 
 
- [OK]ボタンをクリックして「プロファイルの詳細設定」画面を閉じます。
- 「パーソナルファイアウォール」画面に戻ります。[OK]ボタンをクリックして閉じます。
- 「パーソナルファイアウォール」画面に戻ります。右上の[×]ボタンをクリックして「ウイルスバスター2010」を終了します。
 
 
設定は以上です。
例外設定に追加した特定のプロトコル、ポート、IPアドレスが指定したとおりに監視されることを確認してください。
  関連情報
  以上