情報番号:011117 【更新日:2012.03.27】
「Microsoft(R)Office Input Method Editor 2010(IME 2010)」「IMEパッド」読み方がわからない漢字を手書きで探して入力する方法<Windows(R)7>
対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種 |
|
対象OS |
Windows(R)7 |
カテゴリ |
文字入力、文字入力の便利な使いかた |
回答・対処方法
はじめに
日本語入力システム「Microsoft Office Input Method Editor 2010」(以下「Microsoft OfficeIME 2010」)の「IMEパッド」の機能を使用して、読みのわからない漢字や変換候補に表示されない旧字体を入力する方法について説明します。
※本手順は、「Microsoft Office IME 2010」についての操作手順です。バージョンを確認する方法については、[009663:「Microsoft(R) IME」バージョンを確認する方法<Windows(R)7>]を参照してください。
※Windows 7標準の「Microsoft IME」を使用している場合は、[010528:「Microsoft(R)IME」「IMEパッド」読み方がわからない漢字を手書きで探して入力する方法<Windows(R)7>]を参照してください。
「IMEパッド」には、次の5つのアプレットがあります。
- 手書きアプレット
読みのわからない漢字をマウスを使って手書きして探して入力します。
- 文字一覧アプレット
文字カテゴリからカテゴリを選択し、文字一覧から文字を入力します。また、文字の文字コードを調べることができます。
- ソフトキーボードアプレット
実際のキーボードに似たイメージのソフトキーボードを画面に表示し、キーボードのキーを押す感覚で、ボタンをクリックして文字を入力します。
ソフトキーボードには、以下の5つのレイアウトがあります。
・英数字(QWERTY配列)
・英数字(ABC配列)
・ひらがな/カタカナ(JIS配列)
・ひらがな/カタカナ(50音配列)
・数字/日付
- 総画数アプレット
読みのわからない漢字の総画数を指定して探します。
- 部首アプレット
読みのわからない漢字の部首を指定して探します。
ここでは、「手書きアプレット」を使用する方法について説明します。
操作手順
- 漢字を入力したいアプリケーション(「メモ帳」など)を起動します。
- 言語バーの[IMEパッド]ボタンをクリックします。
(図1)
※言語バーがデスクトップ上に見当たらない場合は、タスクバー上に格納されている場合があります。
詳しくは、[009664:言語バーをタスクバー内に格納する方法<Windows(R)7>]を参照してください。
※言語バーが表示されていない場合は、[009665:言語バーが表示されない<Windows(R)7>]を参照してください。
- 「手書きアプレット」が選択されている場合は、タイトルバーに”IMEパッド-手書き”と表示されます。
「手書きアプレット」が選択されていない場合は、左端のアプレットボタンから[手書き]ボタンをクリックします。
(図2)
- ”ここにマウスで文字を描いてください。”と表示されている入力枠内にマウスを使ってわからない漢字を入力します。
※手書きをするときに、次の点に気をつけてください。
・きれいに書かなくてもかまいません。
・2度書きしないでください。
・はねを付けないでください。
(図3)
- 手書きした文字に似ている漢字が右の一覧に表示されます。一覧の内容は、一画書くごとに更新されます。
入力したい漢字が一覧に表示されましたら、目的の漢字をクリックします。
※一覧に表示された漢字にマウスポインターを合わせると読みが表示されます。
(図4)
<書き間違えたとき>
書き間違えたときは、[戻す]ボタンをクリックすると最後に手書きした一画が消えます。
手書きした文字をすべて消して書き直したい場合は[消去]ボタンをクリックしてください。
- クリックした漢字がアプリケーション上のカーソル位置に入力されます。
(図5)
- 入力が終わりましたら「IMEパッド」画面の右上にある[×]ボタンをクリックして閉じてください。
以上