回答・対処方法

はじめに

Windows 7 Home Premium、Professional に搭載されている「Windows DVDメーカー」を使用して、映像ファイルや画像ファイルのスライドショーをDVDにすることができます。

ここでは、映像ファイルをDVDにする方法について説明します。

◆著作権に関するご注意◆
音楽、映像、コンピューター・プログラム、データベースなどは著作権法により、その著作権及び著作権者の権利が保護されています。
こうした著作物を複製する事は、個人的に又は家庭内で使用する目的でのみ行なうことができます。
但し、コピープロテクションその他技術的保護手段の施された著作物については、信号の除去または改変等技術的保護手段の回避を行なうことにより、複製物を作成することは著作権法上禁止されていますのでご注意願います。
また、上記の目的を超えて、著作者の了解なくこれを複製(データ形式の変換を含む)、改変、複製物の譲渡、ネットワーク上での配信などを行なうと、「著作権侵害」「著作者人格権侵害」として損害賠償の請求や刑事処罰を受けることがあります。
本機を使用して複製などをなされる場合には、以上を含め、著作権法を遵守の上、適切なご使用を心がけていただきますよう、お願いいたします。

※「Windows DVDメーカー」については、［011381：「Windows(R)DVDメーカー」について＜Windows(R)7＞］を参照してください。

操作手順

1. ［スタート］ボタン→［すべてのプログラム］→［Windows DVDメーカー］をクリックします。
2. 「Windows DVDメーカー」が起動します。
   ※初めて起動するときは”デジタルデータのビデオや写真からDVDを作成”画面が表示されます。［写真とビデオの選択(P)］ボタンをクリックすると、次の手順へ進みます。
   ※［□　今後、このページを表示しない(D)］にチェックを付けたまま［写真とビデオの選択(P)］ボタンをクリックすると、次回以降はこの画面は表示されなくなります。
   (図1)
   
   
3. ”画像とビデオのDVDへの追加”画面が表示されます。まずはじめにDVDにしたい映像ファイルを取り込みます。
   ツールバーの［項目の追加］をクリックします。
   (図2)
   
   
4. 「項目をDVDに追加」画面が表示されます。DVDにしたい映像ファイルを選択し、［追加］ボタンをクリックします。
   ※同じフォルダーに保存されているファイルは、キーボードの［SHIFT］キーまたは［CTRL］キーを押しながら選択することで一度に複数のファイルを選択することができます。
   (図3)
   
   
5. ”画像とビデオのDVDへの追加”画面に戻ります。選択した映像ファイルが取り込まれます。
   (図4)
   
   
6. 別のフォルダーの映像ファイルを追加したい場合は、手順3～5を繰り返します。
7. 映像ファイルの追加が終わりましたら、画面左下の円グラフでDVDの容量に納まるか確認します。
   (図5)
   
   ＜DVDの容量を超えてしまった場合＞
   a.”ディスク容量が○○間分足りません”と表示されます。(○○にはオーバーした時間が入ります。)
   (図6)
   
   b.DVDに含めなくてもよい映像ファイルをクリックして選択し、ツールバーの［項目の削除］をクリックします。
   ※削除してもいいかどうか再生して確認したい場合は、文末の＜補足＞を参照してください。
   (図7)
   
   
8. 続いて、取り込んだ映像ファイルを再生したい順番に並べ替えます。
   順番を変更したい映像ファイルをクリックして選択し、ツールバーの［↑］、［↓］ボタンをクリックして再生したい順番に並べ替えます。
   ※ドラッグ(マウスの左ボタンをクリックしたまま動かすこと)して並べ替えることもできます。
   (図8)
   
   
9. DVDの縦横比や再生方法を変更したい場合は、画面右下の［オプション(O)］をクリックして設定します。方法については、以下のリンクを参照してください。
   ［011387：「Windows(R)DVDメーカー」DVDの縦横比(ワイド/標準)を変更する方法＜Windows(R)7＞］
   ［011388：「Windows(R)DVDメーカー」DVDの再生方法を変更する方法＜Windows(R)7＞］
   
   
10. 並べ替えや設定が終わりましたら、［次へ(N)］ボタンをクリックします。
    (図9)
    
    
11. ”DVDへの書き込み準備完了”画面が表示されます。タイトルやメニューを変更したい場合は、この画面から行ないます。方法については、以下のリンクを参照してください。
    ［011384：「Windows(R)DVDメーカー」タイトル/メニューの文字を変更する方法＜Windows(R)7＞］
    ［011385：「Windows(R)DVDメーカー」メニューのスタイルを変更する方法＜Windows(R)7＞］
    ［011386：「Windows(R)DVDメーカー」メニュースタイルをカスタマイズする方法＜Windows(R)7＞］
    
    
12. タイトル、メニューの編集が終わりましたら、DVDへの書き込みを行ないます。ドライブに空のメディアをセットしてください。
    ※使用できるメディアの種類については、［011381：「Windows(R)DVDメーカー」について＜Windows(R)7＞］を参照してください。
    (図10)
    
    
13. ”DVDへの書き込み準備完了”画面に戻ります。［書き込み(U)］ボタンをクリックすると書き込みを開始します。
    (図11)
    
    
14. ”DVDを作成しています。お待ちください...”画面に進行状況が表示されます。書き込みが終わるまでしばらくお待ちください。
    (図12)
    
    
15. 書き込みが終了すると、”DVDの準備ができました”画面が表示され、ディスクトレイが自動的に開きます。
    
    ◆続けて同じムービーをDVDにする場合
    ［→このDVDの別のコピーを作成する］をクリックします。
    
    ◆DVDの作成を終了する場合
    ［閉じる(C)］ボタンをクリックします。
    ※”DVDへの書き込み準備完了”画面に戻ります。取り込んだ映像ファイルやタイトル/メニューの設定をプロジェクトとして保存しておくと、後から同じ内容でDVDを作成することができます。方法については、［011389：「Windows(R)DVDメーカー」プロジェクトを保存する方法＜Windows(R)7＞］を参照してください。
    (図13)
    
    

以上で終了です。

補足

映像ファイルを取り込んだあとに、再生して内容を確認することができます。手順は以下の通りです。

1. 再生したい映像ファイルをマウスの右ボタンでクリックします。
   (図14)
   
   
2. ショートカットメニューが表示されます。［再生］をクリックします。
   (図15)
   
   
3. 「Windows Media Player」が起動します。映像ファイルを再生して確認してください。
   (図16)
   
   

関連情報

• 画像ファイルをスライドショーにしてDVDにする方法は、以下のリンクを参照してください。
  ［011383：「Windows(R)DVDメーカー」画像ファイルのスライドショーをDVDにする方法＜Windows(R)7＞］
  
  

以上